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北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源を担った朝鮮総連と朝銀

北朝鮮の「万景峰号」 出典:http://www.wakanatsu.com

私たちは今日、北朝鮮の核・ミサイル兵器の甚大な脅威にさらされている。

だが、このような兵器を開発するには莫大な資金が必要だ。北朝鮮のような貧しい国がどうやってそれを捻り出したのだろうか。

大きな役割を果たしたのが、日本にある朝銀からの送金だと言われている。

以下は、金昌烈氏の『朝鮮総聯の大罪 許されざる、その人びと』(宝島社)からの引用である(*傍線は筆者による)。

(以下引用)

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北朝鮮のミサイルは朝銀の金でつくられている

(前略)日本から多額の現金が北朝鮮に流れ込んでいる。しかもそのうちの、かなりの金額が軍備に使用されているとみられる。とくに北朝鮮の弾道ミサイルや核兵器は日本から入ってきた金でつくられていると言ってよい。北朝鮮が最大の財政支出をしているのは、こうした大量破壊兵器の開発だからだ。

このための最大の資金源が朝銀信用組合、いわゆる「朝銀」だ。(略)一九九〇年には、三八組合、一七六店舗、預金総額二兆三七五億円に及ぶ日本有数の信用組合に成長した。

一九六一(昭和三六)年、朝銀上部団体・在日本朝鮮信用組合協会(朝信協)が総聯に介入し、朝銀の役割は「在日商工業者を(北朝鮮の)愛国者に育て、祖国や民族に貢献させること」と位置づけられるようになった。このため、朝銀の職員には金融マンと同時に、総聯活動家の顔もあった。

経営陣は総代会で選任されることになっていた。しかし、実態は総聯が選んだ候補の承認に過ぎなかった。人事権は総聯にあった。各地の朝銀は相互に独立しているはずだったが、総聯の意向で役員が全国を転々とするのは普通のことだった。「理事長」も実態は支店長に過ぎなかった。その上にはあくまで総聯中央の幹部がいた。

しかし、一九九七年の朝銀大阪を皮切りに、各地の朝銀が次々と経営破綻し、それをきっかけにその不正経営が明らかになってきた。その中でとくに衝撃を与えたのは、朝銀の北朝鮮への不正送金疑惑だった。

八〇年代後半から九〇年代にかけてだけで、少なくとも二〇〇億から三〇〇億もの現金が、新潟から北朝鮮に運ばれており、他にも莫大な金が日本から北朝鮮に流れている。その実態は、多くの人の努力で着実に解明されてきている。(後略)

朝鮮総聯の大罪 許されざる、その人びと

増加する北朝鮮への献金

(前略)八〇年代に入ると、金日成・金正日父子に対する献金が飛躍的に増えていった。金父子の誕生日、建国記念日、党創建記念日などの祝日には、必ず総聯代表団が平壌に表敬訪問する。これにともなって、日本からの祝賀の名目で、巨額の上納金が届けられた。これらはすべて現金で献金された。

代表団は飛行機で北朝鮮に入るが、彼らが現金を持ち込むわけではない。一回につき一〇億、二〇億という巨額になると、手荷物として運ぶことは物理的に不可能だ。だからこれらは新潟から船で運ばれる。今日、そのために使われているのが言わずと知れた万景峰号だ。

しかし、七〇年代のピーク時には四〇万人以上の会員を有し、「鉄の団結」を誇った朝鮮総聯も、その後、次第に人員を失い始めた。

八〇年代も半ばに入ると、組織の運営を担っていた同胞商工からの寄付金も目に見えて減少していった。バブル経済の爛熟とは裏腹に、朝鮮総聯は極度の財政難に陥っていったのだった。このような現状を打開するため、一九八六年九月一五日に北朝鮮から届いた通達が、「九月マルスム(九月のお言葉)」と呼ばれる金正日からの指令だった。

「九月マルスム」は総聯が組織としての独立性を保つため、自ら積極的に営利事業に乗り出せ、と指示していた。(略)

それまでも、朝鮮総聯の傘下には、北朝鮮との貿易を行う東海商事などの直営商社があった。しかしもっと利益率の高い商売を、ということで始まったのが、パチンコ店直営や地上げなどのビジネスだった。(略)

朝銀は設立当初こそ、弱い立場にある朝鮮人経営者に資金を融通する機関だった。しかし、いつの頃からか腐敗し、その初心は見失われてしまった。そして総聯中央=金父子の独裁政権の命令にのみ忠実に従い、在日商工人から金をむしりとる集金マシーンとなった。

朝銀の業務で最も重要なのは、北朝鮮に送るための裏金集めだ。(略)

各組合の預金のうち、年間最低五億が献金として北朝鮮に流れた。その状態が、一九八〇年代半ばのバブル期から、九〇年代後半に朝信協が崩壊するまで、最低十年は続いた。(略)

献金に使われる金の一部は、全国の朝銀の裏口座に蓄えられている。これが北朝鮮への巨額献金の基本的なメカニズムだ。(略)

裏口座にプールする金を捻出する方法は千差万別で、信用組合の数だけあるといっても過言ではない。職員のボーナスをピンハネする方法もあると言うが、最も有名なのは、融資の条件として、その何%かを献金することを約束させるというものだ。例えば、一〇〇〇万円の融資を求められた場合、書類上は一五〇〇万円融資したことにして、実際には一〇〇〇万円だけを渡し、五〇〇万円は朝銀の裏口座に入れる。(略)

ともあれ、こうして裏口座にプールされた額が指定された献金額に足りないとなると、理事長自ら在日朝鮮人の資産家、経営者の間をまわり、「祖国のため」「愛国事業」と言って、金を集めてまわる。(略)

総聯中央から直接献金を要求されては、たいていの在日朝鮮人は断ることができない。

こうして、金がそろうと、まず朝銀理事長は指定された額を裏口座から下ろし、大型の旅行カバンなどに詰めて、若い職員を同伴させて東京の中央本部まで運ぶ。商工会長など傘下団体役員や商工人などもそれぞれ求められた金額を本部に届ける。こうして、すべての献金が総聯中央本部に運ばれていく。(略)

集められた金は新潟港に入港してくる北朝鮮の船に乗せて運ばれる。(略)

税関職員は一人か二人だけで、いちいち手荷物や携帯品の検査をすることなどできない。また、こうした「寄付」は一切税務署に申告されない。結局、現金はフリーパスで北朝鮮に流れていく。

(以下引用終わり)

直ちに実態の究明を!

こうして送金された巨額の金を元にして、故・金正日は核兵器とミサイル兵器を開発したのだった。

資金面以外にも、在日朝鮮人科学者たちが技術開発に貢献してきたという。

上記を読めば、朝銀が破綻した理由がよく分かる。

だが、当時の日本政府は、その破綻した朝銀に対して、預金保護の名目で、約1兆4千億円もの公的資金を支出した。その裏には、自民党の有力政治家の働きかけがあったとも言われている。しかも、いったん救済されながら、二次破綻する朝銀も出た。

朝銀が北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源を担っていることは当時から知られていた。救済の裏には、森友学園どころではない凄まじい闇が隠れている。

巨悪を解明し、外患誘致者を暴き、罰しない限り、いずれ国民の怒りは爆発する。

朝鮮総聯の大罪 許されざる、その人びと

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