2019年、アメリカはイスラエルと共にイランと戦う

テロ・紛争・戦争・崩壊




みなさん、こんにちわ。

昨日、NHKの夜ニュースで、9月の国連総会でのトランプ演説を改めて取り上げていました。ただし、北朝鮮関連ではなく、米大統領がいかに口を極めてイランを非難していたかという内容でした。

はっきり言って遅いんですね。私は演説直後に指摘している。

トランプ国連演説は「悪の枢軸」の“残り2カ国”の打倒宣言だ
トランプ大統領が現地時間9月19日、NYの国連本部の総会で演説しました。トップニュースで詳しく報じられているので、私などが繰り返す必要はないです。 しかし、日本人の関心は北朝鮮問題に偏っていて、その色眼鏡で演説を見てしまうと、本質を逃してし...

そして日本時間の今日、私が注目していたニュースの一つが入った。

欧米六カ国とイランによる2015年の「イラン核合意」について、トランプは「合意を認めない」と宣言した。「イランが順守していると認めない」と議会に通知することで、制裁の是非は議会にゆだねた格好。共和党はイランへの制裁に前向きです。

トランプは、イランが独裁政権であること、テロを支援していること、イスラエルの安全保障を脅かしていること、北朝鮮と取引していることなどを非難しました。

また、同時に米財務省が、イラン革命防衛隊に対して、米国内の資産没収、取引の禁止などの制裁措置を発表しました。これはいつも「対戦国」にやる措置です。

「北朝鮮の次はいよいよイランが標的か」と、誰の目にも明らかになってきました。



2019年から対イラン戦の危機が高まる

2016年11月8日、ドナルド・トランプ氏が米大統領に当選しました。

その直後の11月11日、私は次の記事を書いて、以下の「4項目」をまとめました。

トランプ大統領の誕生で中東大戦が勃発か!?
みなさん、こんにちは。 11月8日の米大統領選挙は共和党候補のドナルド・トランプ氏が制しました。 早くも7月の時点で、中西部の票田の動きなどを読んで「トランプ勝利」を断言し、警鐘を鳴らしていたマイケル・ムーア監督には脱帽せざるをえません。 ...
  • 第一にトランプがユダヤ社会の身内であること、
  • 第二にエルサレムをイスラエルの首都と認めて大使館を移すと公言していること、
  • 第三にイラン核合意を解体してイスラエルを100%守ると約束していること、
  • 第四に米政府がイスラエルに対して2019年から史上最大規模の軍事援助を行うと約束していること、

この4つの理由からトランプ政権下で中東大戦になる可能性を考えた。

しかも、「第四」からすると、「2019年に戦争をやるぞ」と言っているようなもの。

この記事は、「マッドマックス2」から“使えそうな画像”とかを探さなければ、もう一日か二日、早くアップできたんですが、ともあれ次のように締めくくりました。

ヒラリー落選で、シリアを舞台とした米ロ代理戦争のリスクは低下するでしょう。トランプ自身も、ロシアとのデスマッチは回避したいと考えているようです。(略)

ところが、その異常な親イスラエル姿勢によって、その代わり「イスラエル対イランのデスマッチ」という旧来型の国家対国家の戦争が勃発するリスクが高まる。(略)

しかも、結局は、アメリカはイスラエルに、ロシアはイラン側につく。すると、やはり両者のホットウォーへと繋がる可能性がある。

しかも、一説によると、米国内に2~3割もいるという福音派(聖書に忠実なキリスト教徒)がトランプを熱心に支えているともいう。

イスラエルを身内と考える大統領が、聖書主義者たちの集団をバックにして中東での「聖戦」に突っ込んでいく・・・・この既視感。

これはもう「エゼキエル書38章コース」ではないだろうか!

つまり、結局は第三次世界大戦に繋がっていくのではないか、ということです。

ちなみに、イスラエル建国は「エゼキエル書37章」のストーリーをなぞったものです。それを成功させたのがロスチャイルド家ですから、「第二のモーセ」なんですね。

先駆者は辛いよ、しくしく・・(´;ω;`)

誤解がないように言っておきますが、私が上の記事を書いた時には、先行記事が一切ありませんでした。

「トランプ 中東戦争」で検索すれば分かります。

上の「4項目」は、今でこそ見慣れたリストですが、それをいち早くまとめ上げ、トランプ大統領のせいで中東戦争が起きると指摘したのは、私が日本で最初だと思います。海外のメディアでさえ、私より後だったはずです。

先行記事ゼロですから、当然、悪戦苦闘しながら書いた記事です。

ただ、そうやって先陣きって独創的な記事を書いても、後追いの人たちは私から黙ってエッセンスを抜いていくだけ。そういう人は、検索すれば私の記事が真っ先に出て来るわけだから、楽でいい。私は他人の情報を引用する時は出典しますけどね。

読者もまた先駆者を評価しません。後追いの記事に大量の「いいね」を付けるが、最初の記事には一切付けない。だから今では、検索すると、私の記事のほうが後ろに出て来るという(笑)。正当な評価が得られないのは残念なことです。

本当に困ったものですね・・。

北朝鮮→イラン→世界大戦へと繋がっていく

まあ、種明かしすると、第三次世界大戦へと至るアウトラインは、かなり以前に掴んでいたので、トランプでなくとも「中東戦争ガー」と書いていたと思いますけど(笑)。

トランプは、戦争政策に関してはおおむね「影の政府」と軌を一にしていますが、TPPやパリ協定といったグローバル化や内政面に関しては、もろに衝突している。

彼はロシアとだけは戦争したくない。この8月、「対ロシア制裁強化法案」への署名を嫌々強いられましたが、それでも絶対に対ロ戦争はやりたくない。

だが、私の見方が正しければ、2021年1月に就任する米大統領は「対ロ戦争≒第三次世界大戦」を戦い抜くためのリーダーでなければならないはず。

だから、トランプは長くても、この一期だけでしょう。この時期の大統領の役割は、北朝鮮とイランを片付けるだけです。ヒラリーだったら二期目の大統領もありえたと思いますが、2021年1月からの大統領は、絶対にトランプではありえない。

私も誰かは分からない。マイク・ペンスかもしれません。彼はエヴァンジェリカル(福音派)なんですね。彼らなら対イラン戦から務まるので、トランプに代えてもいい。

その前に、2018年、プーチンが再選する。彼は2021年の米新大統領に失望することでしょう。そして開戦を決意する・・・この流れが一番怖い。

2020年末までに、ロシアは戦略核兵器の最新バージョンへのアップグレードを終える。プーチンにとって、それから数年以内が「勝機」となります。

ま、私はロシアがどんな軍事作戦を取るのかまで、すでに見通しているが・・・。

実は、私が北朝鮮問題を詳しく分析し、予測してみせる理由の一つは、この絡みなんですね。世間に実力を見せ付けねばならない。なぜなら、そういう実績があってはじめて人々は、ロシアに関する私の警告を聞いてくれるからです。

私を「見つけた」読者の人たちは幸運かもしれない。なぜなら、助かる確率がぐっと高くなる。私は、本当に危ない時は、ちゃんと書きますので、都市から逃げてください。

それにしても、グーグルは気持ち悪い。なぜか最近になって、私自身も忘れていた1年前の過去記事をサイドに挙げ始めた。なんで「今」挙げるかねえ・・。

↓このサイドの記事は、実はグーグルが勝手に選んでいるんですね。

グーグルは人々の潜在意識を読み取っている?

すでにAIでも入っているんじゃないか・・。

スポンサーリンク




タイトルとURLをコピーしました