ほーら、言わんこっちゃない。
サムスン、規制材料の物量確保か=半導体生産障害、当面回避と報道 2019年07月14日
【ソウル時事】日本政府による韓国向け半導体材料などの輸出管理強化をめぐり、韓国の聯合ニュースは14日、先に訪日したサムスングループの経営トップ、サムスン電子の李在鎔副会長が、対象となったフッ化水素など材料3品目の「緊急物量」確保に成功したと報じた。「既存の在庫量と合わせ、当面、生産への深刻な障害を防ぐことができる水準になる」という。
ただ、「追加で確保した物量がどの程度か、どのような経路で確保したかなどについては具体的に確認されていない」とも伝えた。
日本の素材メーカーの海外工場からの迂回(うかい)輸入で合意したり、他の調達先を確保したりしたのではないかと推測されている。(略)
私が下の記事で懸念していた通りになった。
韓国への制裁は徹底的にやらないと逆効果になる!
私が引っ掛かっているのは、安倍政権と経済産業省の役人などが「これは経済制裁ではない」などとわざわざ断っていることだ。
は? それでいいだろ?
ハンパなことをやっていると、結果として日本の自損措置になるだけだぞ。
今後、申請許可制になって、仮に経済産業省が外為法を理由に韓国への物資搬出を許可しなくとも、たとえば第三国の企業が、日本の海外工場から購入して、それに10%のプレミアをつけて韓国企業に流すとか、いくらでも抜け道はある。
外為法第48条第1項
国際的な平和及び安全の維持を妨げることとなると認められるものとして政令で定める特定の地域を仕向地とする特定の種類の貨物の輸出をしようとする者は、政令で定めるところにより、経済産業大臣の許可を受けなければならない。
とくにその第三国が中国ならば、中国領海で活発な密貿易ルートに乗せることも可能なわけで、もはや日本の役人の権限が及ぶところではない。
私が中国の商人だったら、「これはボロい商売だ」と思って、日韓の輸出規制紛争に徹底的につけ込もうとするだろう。
もっといえば、日本のヤクザあたりが自前のフロント企業と輸送船を使って、日韓密貿易ルートに乗せてくるかもしれない。
専制的な権力を背景にしたナポレオンの大陸封鎖令でさえ、逆に「商機」と考えたロスチャイルドらによって、どんどん骨抜きにされてしまったのである。
アメリカの禁酒法も、逆に徹底的に食い物にされて、闇社会を肥やしただけだった。
こういうのは、悪知恵の働く連中によって、規制当局と役人側が最終的に敗北すると、昔から相場が決まっているのだ。
すでに述べたように、韓国は「日本が嫌がることだけ」を執拗にやってきた国だから、安保事案でもなくとも、それを理由にして堂々と経済制裁すればいい。
日本はすでに無数の対日ハラスメント・ヘイト・レイシズム・テロの被害者だ。
「テメーのツケは骨がバラバラに砕け散っても払いきれねえぜ」の領域なのだ。
遠慮することはないのである。
変な気づかいは無用。かえって増長を招くだけ。
それに、事ここに至っては、もはや「韓国のスマホ・半導体メーカーを潰してシェアを奪う」という戦略以外に、結果損にならない日本の選択肢はないと思われ。
日本は好むと好まざるとに関わらず、もうルビコン川を渡ってしまったのである。
経済産業省だけでなく、全省を動員して、第二弾、第三弾と、制裁を続けるべし。
相手に対策の暇を与えるな!
(*以下、新世界よりの最新記事!)