小沢一郎と小泉純一郎の「二人の一郎」のやや危ない話

政治・社会




おっと、いかん、いかん。

前回は「親鮮組」局長、もとい「れいわ新選組」の山本太郎に対して、アドバイスめいたことを言ってしまったぜよ。

「政策力」なんて最初から期待していないから、このまま磨かなくていいぞ。

だいたい、山本たちはいかにも庶民の味方ヅラして安倍政権の腐敗を糺すみたいな姿勢だが、山本がコンビを組んだこの男(左)が、日本で一番腐敗した政治家だから。

こいつはもともとロックフェラーのパシリをやっていて、やつらの期待通りに成果出せなかったから、捨てられて、それで逆恨みして、反逆者になっただけだぜよ。

冷戦終結後、世界支配層はいったん自民党を見限った。で、手下の小沢を自民党から出させて新党を結成させて、こいつに政権を取らせようとした

それが1994年の終わり頃に出来た新進党なるものの正体。

しかし、1996年10月の衆議院選挙で、新進党は政権をとれなかった。

日本操作担当のロックフェラーにしてみれば、

「せっかく超円高誘導と阪神XXXXXまで引き起こして、村山政権の無能ぶりを国民の眼前にさらしてやったのに、なんたる大失態だ!」てなもんである。

ロックフェラー自身が、その他の欧米超国家権力の一族から「何をやってるんですか、ポスト冷戦の計画が進みませんよ」と、恥をかかされたのである。

それで小沢は、激おこのロックフェラーから「降板」させられた。

もともと現在の自民党は、逆コース時代の「反共政権」としてCIA主導で作られた

ほぼ同じ頃、アメリカが新たな日本の体制における自分たちの手下として引き上げたのが、巣鴨プリズン・サバイバーの岸信介や笹川良一らであった。

つまり、マルコス政権とか、パク・チョンヒ政権とか、ゴ・ディン・ジエム政権などの、うさんくさいアジアの反共政権と、言ってしまえば同類の存在なのだ。

「冷戦用政権」で、しかも面従腹背と取られたから、自民党は用済みと思われたのだ。



超国家権力から支援されても政権を取れなかった小沢一郎と新進党

当時の公明党の動きをよく見るといい。

実はそれがポイントになっている。

公明党のバックである創価学会が何なのかが分かっていると、話が早い。

戦前、創価学会は国家権力から猛烈に迫害された。だからこそ、戦後、日本の国家権力の監視役として、XXXから引き抜かれたのである。

だから、創価学会は「ジャパン・ハンドル・システム」の重要な一部なのだ。

公明党は、小沢一郎が自民党を離党した直後から、互いに接近し、戦後初の非自民政権となった「細川護熙連立政権」の誕生を後押ししている。

ただし、これはウルトラ連立という不安定さであり、しかもスキャンダルですぐにパタリと倒れてしまった。そこで、当時の「超国家権力≒小沢一郎」ラインが構想した本格的な政権政党こそが、1994年の終わり頃に発足した新進党だったのである。

当然、公明党はこの小沢の新進党を後押しし、自らも合流している。

で、対する当時の自民党もまた、社会党(社民党)と連立して、パートナー側の村山富市を首相に立てるという奇策によって政権を奪い返した。

そして、自民党は創価学会と公明党を猛然と攻撃した(笑)。

で、上で言ったように、この村山政権を引き摺り下ろして小沢に政権を取らせるために、超国家権力は異常な手段で日本を攻撃した(小沢も“了承”したと聞くが・・)。

この小沢一郎には、地獄行きエクスプレスが用意されているのではないか。

それはともかく、公明党の支援を受けて、さらに村山政権に人工国難をぶつけて、そこまで援護射撃してもらっても、この小沢の新進党は敗北した。

それで世界支配層的には「やはり自民党にやらせよう」という流れになったようだ。

その方針が、またその後の小沢の動きとして、あるいは日本の政治の動きとして、露骨に表れているから、本当に嫌になるのだが・・・。

実は小沢一郎の代わりとして担がれたのが小泉純一郎だった

敗北後、小沢の新進党は空中分解した。

超国家権力は「いったん捨てた飼い犬」(自民党)をまた拾った。

おそらく、自民党と創価学会の両方に指令が下ったのだろう。キングメーカーの竹下登が創価学会会長と密談を重ねて、将来の協力体制を模索し始めた。

一方、1998年に小沢は自由党を結成して党首に収まった。

この後、自民党と小沢の自由党が連立

推測だが、超国家権力は、小沢に対して、「また古巣と協力したら、総理になれる道も用意してやろうじゃないか」と、エサを投げたのだと思う。

さらに公明党も「自自」に合流して、1999年10月の「自自公連立政権」の誕生へと繋がっていったことはご承知の通りである。

一般には、この流れは、議席の確保という選挙力学だけで説明されている。

しかし、あれほど憎み合った者同士が、こうもしれっと仲間になれるものだろうか。そこには、何か戦後日本の始まりと共にある巨大な力が働いているとしか思えない。

国家権力の監視役であるはずの公明党は、連立直前、急に、周辺事態法や通信傍受法、(将来の国民背番号制へと繋がる)住基法改正などで、自民党への積極協力を始めた。

ポイントはあえてこの時期に、「自民党と公明党が組んだ」という点である。

ちなみに、小沢はこの「自自公連立政権」で近く自分が総理になれると思っていたようだ。しかし、超国家権力側はもう別の人間を将来の代理人として立てていた。

それが小泉純一郎だったのである。

小泉純一郎の「自民党をぶっ壊す!」というスローガンの真意は何だったのか。

世界支配層が見限った「古い自民党」において、彼はずっと非主流だった。

それゆえ、小泉純一郎は“ネオ”自民党の総裁ひいては総理になれたのである。

そして反逆者となった小沢一郎、また民主党政権時代の不可解な国難について

さて、自分はやはり見捨てられていたと悟った小沢一郎は、連立を離脱した。そして、今度は、世界支配層に対する反逆者としての道を選ぶようになる。

他方、自公連立“新世界秩序協力”体制は、まず党内序列から森喜朗を初の本格リーダーとして選ぶが、彼はもともと暫定であり、「神の国発言」などという、実に些細なことでメディアから猛バッシングを受け、すぐの退陣を余儀なくされた。

そして迎えられたのが「本命・小泉純一郎」である。

背後の超権力の思惑通りだ。この後、小沢が「民主党政権樹立」という渾身の巻き返しを一度だけ成功させたことはご承知の通り。

ところで、私が民主党政権時代で、どうも解せないと思うことがある。

それがあの2011年の「3・11」の発生だ。

これが人工地震と言う人もいるが、私には事実かどうか分からない。本当に知らない。

しかし、村山政権時代に行われた人工地震攻撃とそっくりなことは確かである。何よりも一番似ているのは、物理現象よりも、両時代の政治的な状況のほうだ。

しかも、場所が東北であり、小沢の地元に近い。

あと、李明博大統領の「竹島上陸挑発事件」と、次期主席内定済みの習近平による「尖閣諸島侵犯挑発事件」である。まるでこの時期に民主党政権をピンチに追い込むことを目的として起こったかのような事件である。本当に「偶然」だったのだろうか。

ところで、世界支配層のパシリどもには、互いに「近親憎悪」がある。

例えるなら、同じ主人に仕える妾同士のいがみ合い(笑)。

かつて小泉純一郎全盛の頃、中曽根康弘との仲の悪さは語り草だった。

中曽根にしてみれば「もともとおれのほうが寵愛されていたのに」てなものだろう(笑)。

で、興味深いことに、今、この中曽根の立ち位置にあるのが小泉純一郎らしい。

小泉純一郎は少し前から、安倍晋三に対して嫉妬を大爆発させている。

ついこの前、長らく敵対関係にあった小泉純一郎と小沢一郎が、30年ぶりに話し合って、「脱原発」(たぶん反安倍も)で共闘を確認しあった動きも、実に興味深い。

出典:産経新聞

私はここに二つの意味を嗅ぎ取った。

一つには、お古になった妾と、捨てられた妾の、似た者同士の友情

自分たちが同じ様な境遇にあることは、二人にしか分からない気持ちである。

そして、もう一つは、今言った「3・11」に関係する。

どちらも、自分たちの主人がやった犯罪である真実を、知っているのではないか。

もしくは、当時蚊帳の外だったとしても、なんとなく気づいているのではないか。

それで焦燥すら滲ませて急に「脱原発」を言い始めた。ただ、小泉氏の頭ではエネルギー問題は荷が重過ぎる。私は独自のエネルギー戦略を考えることもできる。

小沢一郎はもうすぐ心臓麻痺あたりで死ぬだろう。

その前に、知っていることは、洗いざらい暴露してもらいたいものだ。

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