なぜグレタ・トゥーンべリがヒロインに祭り上げられるようになったのか

事件・時事




みなさん、こんにちわ。

最近、グレタ・トゥーンベリなるスウェーデンの一少女がやたらとクローズアップされている。そして急激に「反カーボン・キャンペーン」のシンボルになりつつある。

日本のNHKなどのメディアも「欧米に遅れるな」と報道を始めた。

先日は、各国でSNSなどを通じて呼びかけに応じた100万人以上の若者が参加して、気候変動とそれに対する政府の無策に対する「抗議デモ」を行った。

おそらく、このグレタという少女は利用されているんですね。

これは情報機関とメディアを使った世界支配層による大衆操作だと、私は直感した。

最近、地球温暖化や化石燃料に関係するニュースが急増している。

たとえば、アマゾンの森林火災、海洋プラスチックゴミ、サウジの石油施設への攻撃と原油の急騰、そして子供を使った反温暖化キャンペーン。

その前に、独仏英など欧州諸国はEVへの一斉シフトを表明している。

共通するのは「反カーボン」です。

要は、CO2を出すな、化石燃料を使うな、石油を使うな、ということ。プラスチックが原油の精製品であるナフサを原料とすることは、この前説明しましたよね。

それに向けて、各国政府の尻を叩くために、メディアを使って一人の少女を運動のシンボルに仕立て上げ、「地球の未来のために立ち上がった正義の少年少女たち」みたいな「反温暖化紅衛兵」のごときを創り上げて、キャンペーンをやって、世界中に「カーボン排出と化石燃料の使用は悪だ」という空気を創り上げようと狙っているようだ。

典型的な支配層の大衆操作手法です。

すぐに、連中のお膳立てで、グレタが先進各国の首脳と「会談」して地球温暖化問題を訴えるという「茶番」が始まるだろう。安倍さんも「会談」させられるだろう。

おそらく「反カーボン」キャンペーンの背後にいるのはウラン資源を押さえているロスチャイルド。つまり、これは形を変えた原子力見直しの運動でもある。

環境保護団体なるものも、実は彼らの資金が大きく入っている。

ちなみに、日本の陰謀論界では、この点で、石油系のロックフェラーと対立しているとの見方が根強い。事実、京都議定書やCO2悪玉説への反発は、常にブッシュ・ロックフェラーなどの石油資本系から出ていた。だから“両者は対立している”のだと。

いやいや、これは支配層がいつもやる「両極対立」のゲームです。

むろん、両社のグループ企業にいる者は、事実、互いにライバルと意識して競争しているのでしょうが、その上のオーナー(一族の当主と財団)のレベルでは、同じ「300人委員会」に属しているチームメイトなんです。

彼らにしてみたら「ロックフェラー VS ロスチャイルド」とか「石油 VS 原子力」なんていう“対立”は、ただの内輪のゲームでしかない。

だから、人類にとっての答えは石油でも原子力でもなく「第三の道」にある。

いずれにしても、日本のメディアや知識人は、こういう「欧米発のブーム」に弱い。

とりわけ、内田樹(たつる)教授のように、欧米メディアに書かれていることを、鵜飼い鵜のように、そのまま鵜呑みにする日本的インテリはそう。

彼らは、欧米社会で何かのブームが起きると、素早く情報輸入して、対国内で披露し、「どうだ、おれは世界の流行の最先端にいるぞ」と、アピールしたがる。

内田樹などは、それが今の時代に通用すると信じているのだ。だから、彼らはこれからもグレタ・トゥーンベリの運動の理解者という顔をして、宣伝の片棒を担ぐだろう。

対して、私みたいに、「グレタがグレた」などとギャグを交えつつ、「てめえは利用されているだけだ、学校に戻れ」と言う者は、絶対的に黙殺される。

日本のメディアもまた、世界支配層のコントロール下にあるのだ。

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