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武蔵小杉の浸水に見るタワマンのリスクと過去の個人的悪夢(笑)

みなさん、こんにちわ。

後半の「武蔵小杉」編です。どちらかと言うと、こっちがメインかも。

前半「二子玉川」編は以下。

二子玉川浸水の闇と保坂展人区長の政治責任
みなさん、こんにちわ。 台風19号の爪跡はまだ大きいようですね。 首都圏では依然として高速道や鉄道の一部が不通です。 ところで、あちこちで取り上げられているので、もうご存知の方も多いと思うが、 二子玉川駅付近は、多摩...

両タウンの位置関係は、前回も載せましたが、こちら(下)

さて、もし私が「匿名まとめサイト」の管理人だったら、

「下水逆流でリアル川崎ウンコターレ爆誕! 大便禁止令をめぐり、『トンスルタウン武蔵小杉』のタワマン民同士が上下階に分かれて醜く糞争!!」

などという題で、盛大に煽っていたかもしれないが、

あいにく私は実名であり、死者も出たため、そういう不謹慎な真似はできない。



武蔵小杉の浸水をめぐり、ある臭すぎる噂が・・・

さて、今回、武蔵小杉駅周辺で大規模な冠水が起きました。

場所によっては深さ1・5mもあるとか。

これは川の氾濫ではなく、排水が追いつかないから起こった現象のようです。

要するに「下水」のほうですね。現在は氾濫が引いていますが、多くの方から下水残臭についての発信があるので、そこが溢れたのは事実のようです。

で、さっそくこんな噂が流れた。

【悲報】武蔵小杉タワマン民、ウンコしたかしてないかを巡って住民同士の対立が始まる

既にトイレ禁止令を無視して使ってる人がいる

ウチは低層階だから使わないのに異臭がドンドン強くなってる

低層の人たちで高層階の簡易トイレをチェックしに行って

ブツが溜まってないと「ルール無視してるに違いない」と騒ぎ立てたり

どんどん住民間の対立やフラストレーションが溜まってる

出典:https://i.imgur.com/DH4TKxL.jpg

ぎょえええー!! 魚影、魚影!!

おそらく、これはタワマン1階の非常口でしょう。

撮影者は汚水の臭いに耐えながら、階段から決死の思いで撮影したに違いない。

下水が詰まったビルで何が起こったか・・・甦る昔の悪夢!

実は、これを見て、ある個人的な体験を思い出したんですね。

今回の記事を書こうと思ったのは、それがキッカケですから、ある意味本題です。

ずぅーと忘れていました。

それは25年くらい前の悪夢

当時、私は六本木の10階建て程度のビルの管理人のアルバイトをしていました。

ある日、出勤したら、なんとフロアに数センチくらいの下水が溢れていて、同僚が必至にかき出している。嗅いだ瞬間、無意識に嘔吐の動作が出るほどの臭さです。

何事かと思ったら、ビルのすぐ地下にある下水管が詰まったらしい。

専用管なので、うちのビルだけの自損事故です。

しかも、1階のテナントがきらびやかな宝石店

その床下や1階トイレから真っ黒い汚水がどんどん溢れてくる状態です。

もう、阿鼻叫喚の地獄です(笑)。

私はとりあえず、最上階から順番にテナントを回って、トイレやキッチンの水を使用しないように申し入れました。

こうして、いったん新規流入を止めてから、汚水をすべてかき出し、とりあえずテナントがすべて帰る深夜を待って、原因を探るという作戦です。

また、下水管に「何か」が詰まっていることは明らかなので、トイレの汚水を汲み出しつつ、トイレ詰まりを直すラバーカップも、忍耐強く使用し続けました。

ところが、ようやく汚水をかき出したなと思ったら、またワーッと噴出してくる。

すると、上階のテナントから、「いまトイレ使ってしまったけど、マズかったかな、アハハ(苦笑)」という問い合わせが。

本当にありがとう。今おたくのウ○コがこちらに届いたところです。

自己申告するだけマシなほう。禁止令無視が数回ほどあり、再度テナント回りをして、今は水を使用しないよう、厳重に念を押さなければなりませんでした。

こういう経験があったので、下水の機能不全により、トイレ禁止令が出ているにも関わらず、その深刻さを理解しない上層階民が軽い気持ちで使用してしまい、1階が阿鼻叫喚になるという武蔵小杉タワマンの地獄絵図が、少しは理解できたわけです。

“リアル川崎ウンコターレ”などと笑っている場合じゃねえ!

結局、その日の夜、ラバーカップ・アタックを続けるうちに、何かの詰まりが取れたらしく、突然、通水して、私たちは救われました。

被害を受けた宝石店ですが、オーナーの女性はよくできた人で、私たちを非難するような真似は一切せず、逆に「本当に大変でしたね」と苦労をねぎらって、チップを渡そうとしました。もちろん、とんでもないと、お断りしましたが。

その六本木のビルでは、後に下水管にカメラ搭載ロボットを入れて判明したことですが、なんと、複数のコンクリートの破片が管を塞いでいたのでした。

厳密には、管とコンクリートの破片との間に少しの隙間があり、普段は、そこからなんとかビルの下水が流れていた状態でした。ところが、アクシデント当日は、「何か」がその隙間を塞いでしまったようで、それで下水管が完全に詰まったのでした。

のちに工事をして、その破片は取り除きました。

まあ、そういう経験を、突如として思い出してしまったわけですね。

これからの時代、タワーマンション住まいは再考の余地があるかも

最近「上級国民」なる造語が流行っていますが、分譲価格が数千万円という都会のタワマンに住める人というのは、少なくとも中流以上ではあるでしょう。

首都圏ではここ十数年の間に、異常にこのタワマンが増えました。

豊洲なんて、それ以前は、豊洲センタービルが駅隣にポツンとあっただけですよ。

周りは雑居ビルすらもほとんどない、やたらと空の広い土地でした。

ところが、しばらくして訪れてみた時、タワマンが林立していて、その一角だけほとんど『Akira』みたいな世界になっていて、びっくりしたことがあった。

まあ、東京はまだ人口が増え続けているから、仕方がない面もありますが・・・。

それにしても、3・11の震災と、今回の大型台風とで、災害時におけるタワマン住まいのリスクが、決して小さくないことが明らかになってきましたね。

まず、意外と揺れが酷いらしい。地震でも台風でも、とにかく揺れ幅が大きい。台風では船酔いならぬ「タワマン酔い」した人もいたとか。地震の際も普通の建物よりも「長周期振動」の影響を受けやすいことが分かってきました。

停電時のリスクも大きい。今回の浸水でも、地下の配電盤が壊れて、停電と断水が続いている棟があるようです。浄水場が自家発電で動いていれば、一戸建てや三階程度の建物ならば停電中でも水を使用できますが、電動ポンプで上水を汲み上げている建物だとどうしようもない。その間、調理も、洗濯も、風呂も、トイレもできない!

また、エレベータが使えないと、高層階の人ほど上り下りが大変です。10階よりも上に住んでいる人は、もう毎日が登山でしょう。地上50階ともなると・・・。

体力のある人はまだいい。高齢者や赤ん坊を抱いた女性、病弱者だと、長い上りが危険ですらある。車椅子の人はそもそも出入り不可能です。

タワマンは地下岩盤に杭打ちしているので、躯体は地震そのものには強い。その上、最近は基礎に免震装置を導入しているところもある。

しかし、建物は無事でも、停電や断水時における居住困難度は、一戸建てや通常のアパート・マンションに比べて、大きいというのが実情かもしれません。

『武蔵小杉の浸水に見るタワマンのリスクと過去の個人的悪夢(笑)』へのコメント

  1. 名前:匿名処理班 投稿日:2019/10/16(水) 17:03:37 ID:e7fc93c0b 返信

    こんにちは。

    今回の台風19号では自分の地元、茨城県は雨より風が強かったです。

    前回の台風15号より被害は出ませんでした。
    ただ、もう雨が降っていないのに、時間差で地元、利根川の水位が上昇しまして、氾濫危険水位がレベル4に上がったときは焦りました!

    台風が去ったからと言って安心できませんね。

    • 名前:Takaaki Yamada 投稿日:2019/10/17(木) 14:11:19 ID:45a9de676 返信

      利根川は日本で二番目の長さで、途中でいろんな河川が合流してきて
      日本有数の水量になって海に流れていくそうなので、
      氾濫したら、茨城県の人は本当に気をつけたほうがいいです。
      ただ、茨城県でも危ないのはかなり下流の地域みたいですが。