みなさん、お久しブリ。
つい先日、韓国で話題の書『反日種族主義』の日本語版が発売されました。
噂通り、すごい本です。
なにしろ本のプロローグが「嘘の国」。
プロローグは「嘘をつく国民、嘘をつく政治、嘘つきの学問、嘘の裁判、反日種族主義」という項目に分かれています。冒頭でいきなり、
「韓国の嘘つき文化は国際的に広く知れ渡っています」
「人口を考慮すれば、一人当たりの偽証罪は一四〇〇人です。虚偽に基づいた告訴、すなわち誣告の件数は五〇〇倍だといいます。」
以上は日本でもウォッチャーの間でよく知られていますが、要するに、韓国人の日本批判の大半は、こういった偽証・誣告の類いだということです。
本は、国民も政治も嘘つきであり、嘘つきの学問に最大の責任があると言います。
たしかに、私もずっと言って来ましたが、韓国の公式史は「国史編纂委員会」という歴史歪曲捏造のプロ集団が創り上げたおおむねフィクションです。
しかし、それをコントロールしてきたのは政治なので、私からすると、やはり一番の責任は「政治」ではないかと思います。
在日コリアンとサヨクの皆さんは必読!
まあ、今回は、あまり私が出しゃばるのはやめましょう。
以下、『反日種族主義』の章立てです。
プロローグ 嘘の国
第1部 種族主義の記憶
1 荒唐無稽『アリラン』
2 片手にピストルを、もう片方に測量器を
3 食糧を収奪したって?
4 日本の植民地支配の方式
5 「強制動員」の神話
6 果たして「強制労働」「奴隷労働」だったのか?
7 朝鮮人の賃金差別の虚構性
8 陸軍特別志願兵、彼らは誰なのか!
9 もともと請求するものなどなかった――請求権協定の真実
10 厚顔無恥で愚かな韓日会談決死反対
第2部 種族主義の象徴と幻想
11 白頭山神話の内幕
12 独島、反日種族主義の最高象徴
13 鉄杭神話の真実
14 旧総督府庁舎の解体――大韓民国の歴史を消す
15 親日清算という詐欺劇
16 ネバー・エンディング・ストーリー 「賠償!賠償!賠償!」
17 反日種族主義の神学
第3部 種族主義の牙城、慰安婦
18 我々の中の慰安婦
19 公娼制の成立と文化
20 日本軍慰安婦問題の真実
21 解放後の四十余年間、慰安婦問題は存在しなかった
22 韓日関係が破綻するまで
エピローグ 反日種族主義の報い
まあ、私的には、ほとんど既知の内容です。
例の「日帝が朝鮮の民族精気を断ち切るために鉄杭を打ち込んだ」という「鉄杭神話」などは、今読んでも失笑を禁じえない(笑)。
ただ、上の一つ一つのテーマで何冊もの本になることを思えば、この本は全体の総括に重点を置いた入門編とか、まとめ編と言ってよいのではないかと思います。
今まで真実から遠ざけられていた韓国人にとっては、ちょうどいいかもしれない。
仄聞によると、読者の7割は「今まで知らなかった、初めて知って衝撃を受けた」と、本書に肯定的とのことです。
たとえば、下のユーチューバーさんもそうです。
(反日種族主義を韓国人が読んで驚いた。信じていた歴史観が崩れた)
自分たちは強制連行されてきた、植民地の奴隷だった、というような嘘の記憶で自己洗脳してきたといえば、在日コリアンもそうでしょう。
だから、知識人系の在日や、日本国内で政治運動している在日は、この本をしっかり読めと言いたい。二言目には「植民地支配ガー」のシン・スゴなども、『朝鮮人強制連行の記録』によって植えつけられたニセの記憶を解毒したらどうかとオススメする。
あと朝鮮学校の職員・OB含めた生徒・その保護者たち。
『反日種族主義』を朝鮮高校の正式の歴史教科書にしよう(笑)。
完成度の高い宗教「反日イデオロギー」は本当は誰が何のために作ったのか?
あと、私としてはこの本にすべて賛成するわけではないとも表明しておきたい。
著者は元ソウル大学教授のイ・ヨンフンらの「李承晩学堂」であるが、その名の通り、李承晩をポジティブに見るグループです。
しかし、私は、第二次大戦をほぼ無傷で切り抜けた韓国を、朝鮮戦争を経てアジアの最貧国にしてしまったのが李承晩であるというふうに考えています。
やはり、戦後韓国の真の立役者はパク・チョンヒではないだろうか。
また、おそらく紙幅のせいだと思うが、この本は北朝鮮の思想工作については詳しく記していない。しかし、私は以前にも言っているが、「日本が朝鮮を侵略して独立を奪い、土地や農産物を収奪し、朝鮮人を奴隷にして、民族の抹殺を図った」という大嘘のイデオロギーをうまく体系化したのは、明らかに北朝鮮の学者グループである。
そのあまりの完成度の高さから、私はソ連の、しかもユダヤ人学者の関与をずっと疑っています。宗教やイデオロギーの創造によって、ある国民の中に信者集団を作り出し、自在に操作する試みは、形而上学領域における世界支配層の“発明”の一つです。
プロテスタント教理、フリーメイソン思想、マルキシズム、現代の反レイシズムやフェミニズムまで。実は反日イデオロギーもその系譜に連なるのではないか。
これは私独自の見方ですが、FDR“ユダヤ”政権が戦時中すでに「日本が朝鮮人を奴隷にした」などと言いがかりをつけていた点が引っ掛かります。
日本帝国から朝鮮地方を完全に分離し、なおかつ互いに反目させることで日本のパワーを削ぐ目的で、ソ連のユダヤ筋から放たれた思想攻撃の可能性も視野に入れています。それくらい、アジア人の脳みそではないものを感じます。
まあ、ここまで言うと、『反日種族主義』の話題から反れるので今回はヤメます。
と・に・か・く!
私はこの『反日種族主義』が日本でもベストセラー、できれば100万部のミリオンセラーになることが、政治的にも重要であると信じています。
よって、読む・読まないに関係なく、ここフリー座の読者の皆さんも、ぜひとも本の売上げに協力してみてはいかがでしょうか。