プーチン

テロ・紛争・戦争・崩壊

なぜ中国の台湾侵攻開始でロシアも息を吹き返すのか?

さて、この記事は前回(↓)の続きです。旧日本軍が大陸で嵌まった泥沼に、ロシア軍も嵌まりつつあるという話でした。しかし、ここから両者の運命は違う道筋を辿るでしょう。日本は英米に敗北しましたが、ロシアは最終的に勝つ可能性があります。第一に核兵器...
テロ・紛争・戦争・崩壊

ロシア人にとって、なぜ今のプーチンは「怪獣にボコボコにされながらも未だにスペシウム光線を出そうとしないウルトラマン」なのか?

みなさん、こんにち。ロシア VS ウクライナ戦争ですが、今現在、ロシアがヘルソン州のドニエプル川西岸地区から徹底し、ウクライナ軍がそこを再占領している段階です。大河は天然の障壁のため、ロシア軍としても東岸地区なら守りを固めやすい。さて、先日...
中国・アジア

中露イランを対象に行われている民主化ドミノ作戦

みなさん、お久しブリ。冬は脂ののったブリが旨い季節。さて、香港デモはもう半年以上も続いています。発端は逃亡犯条例改正(改悪)ですが、6月の「天安門事件30周年追悼」が運動加速の役割を果たしたことは否めないでしょう。民主派グループはただ闇雲に...
テロ・紛争・戦争・崩壊

「Dデイ」記念日に中ロが「対米共闘」を確認した意味

みなさん、こんにちは。いやはや、鈍い。あまりに鈍い。「この動き」に誰も言及しないとは・・。今、トランプ大統領が3日間の日程で訪英中。メイ首相と会ったりしている。この時期なのは「Dデー」75周年への出席があるからだ。つまり、第二次世界大戦の転...
経済・ビジネス

2019年、ビットコインの大復活が来る!?

みなさん、こんにちわ。ちょっと訂正入れておきます。以下のロシアがらみのニュースですが、まことにタイミングの悪いことに、私が記事を発表した直後に、ロシア当局が「デマ」として否定したようです。したがって、やはりネタ元のウラジスラフ・ギンコ氏の思...
オピニオン・提言系

2018年は「欧米 VS 中ロ」の大戦陣容が固まった年

みなさん、こんにちわ。つい先日、大手スマホメーカー「華為技術」(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟(モンワンチョウ)副会長がカナダで逮捕されました(以下近影)。報道によると、米司法省の要請に基づくそうです。容疑は複数の詐欺罪で、仮に米国...
テロ・紛争・戦争・崩壊

なぜプーチンから見れば日本は「戦前のフィリピン」と同じなのか?

2016年末、プーチンは国民に対して、「ここ数年の間に世界は異常な状況に陥り、その中にあってロシアは生き延びなければならない」という意味の、なにやら覚悟めいた発言をした。そして年が明けると、西側諸国を影から動かしてきたロスチャイルド資本とそ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

日本は「ロシア挟撃体制」の一員で本当によいのか?

狙ったわけではありませんが、今ちょうどロシアとウクライナの間で危機が再燃しています。なんでも、クリミア半島周辺のロシアの勝手領海内にウクライナ海軍艇3隻が侵入したため、ロシア側が発砲して拿捕したとか。ポロシェンコ大統領はロシアを非難し、戒厳...
テロ・紛争・戦争・崩壊

世界がまた一歩、核戦争へと近づいたわけだが【おそロシア】

みなさん、こんにちわ。私は以前から、2020年代前半には第三次世界大戦になる可能性がある、しかも、その際に日本に核ミサイルを撃つのはプーチンその人だと、サイトで書いてきました。2017年の年末にはこんな記事を書きました。本当は北朝鮮なんかよ...
外交・安全保障

やはりトランプの対中強硬外交の裏にいたキッシンジャー博士

みなさん、こんにちは。トランプ政権が中国に対して凄まじい攻勢に出ています。正直、ここまでやるか、というニュースが多くなった。数次にわたる対中制裁により、最終的(?)に、米国に輸入される中国製品のほぼ半額に高関税をかける形になるとか。また、南...
オピニオン・提言系

トランプは本当に世界支配層に対する反逆者なのか?

1997年、IMF金融進駐軍を受け入れたエリツィンのロシアは、「西側」の一員としてサミットのメンバーに迎え入れられましたが(→G8化)、2014年のクリミア侵攻を機にプーチン・ロシアはサミットを追放されました(再びG7へ)。ところが、トラン...
テロ・紛争・戦争・崩壊

トマホーク 対 S-400 シリアで米ロが激突する可能性

ほぼ1年前、アメリカは電撃的にシリアをミサイル攻撃しました。それを受けて、私は次の記事を書きました。「ネオ・ネオコン」の本性を現し始めたトランプ政権 2017年4月8日(前略)報道に拠ると、トランプ大統領が中国の習近平国家主席夫妻を晩餐会に...
アニメ・マンガ・映画他

『ウィンストン・チャーチル』なる洗脳映画

2018年3月に第90回の米アカデミー受賞式が行われ、ゲイリー・オールドマン主演の『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(原題「DARKEST HOUR」)が2部門を受賞した。この作品は、主演の役作りに一役買った特殊メイク...
テロ・紛争・戦争・崩壊

西側のロシア悪魔化宣伝とその反作用としてのロシア民族主義の暴発が日本を有史以来最悪の危機に陥れるだろう・・しかもそれは数年後だ!

世界支配層は次なる世界大戦を想定していますが、むろん相手は、今なお服従しない中ロをはじめとする反西洋諸国です。これまで何度も言っていますが、とくに本丸はロシアです。その前に北朝鮮とイランを各個撃破する戦略でしょう。中国のほうは、軍事的にはさ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

真の脅威は“大きな北朝鮮”ロシアだ

みなさん、こんにちは。先日のイベント「歴史スペシャル 真実の世界史」は、高めの価格設定にもかかわらず、おかげさまで、満員御礼でした。「ロスチャイルド家やロックフェラー家が世界を影から支配している」というのが半ば定説化した陰謀論ですが、こうい...
外交・安全保障

石破茂の「非核三原則見直し論」に警戒せよ!

当記事は過去の数記事を踏まえたものです。どうも実質数派閥の連合である安倍政権は世界権力から「現代の田中派」と見なされているフシがある。「彼ら」からすれば元々、第二次安倍内閣も言いなりだったはず。ところが、どうもおかしい。安倍晋三は心底、日本...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2019年、アメリカはイスラエルと共にイランと戦う

みなさん、こんにちわ。昨日、NHKの夜ニュースで、9月の国連総会でのトランプ演説を改めて取り上げていました。ただし、北朝鮮関連ではなく、米大統領がいかに口を極めてイランを非難していたかという内容でした。はっきり言って遅いんですね。私は演説直...
テロ・紛争・戦争・崩壊

水爆実験でついに時間の問題になった第二次朝鮮戦争

今、多くの知識人や専門家の人たちが私のサイトを見に来るようになっています。私は「自分は知識人・言論人ではなく、専門家ではない」と繰り返し断っていますから、皮肉なものです。プロ筋までが「山田がまた何かネタを出すのではないか」と期待して当サイト...
テロ・紛争・戦争・崩壊

やはり中ロは仮想敵国だと断言したマティス

さて、前回、マティス国防長官が「アメリカは戦争を望んでいない」と世界に深く印象付ける工作をしているという話をしました。実は、私がもう一つ、気になったことがある。それがマティス発言の次の箇所です。第二次大戦後に構築された国際秩序は「再起を果た...
アニメ・マンガ・映画他

『渚にて』と核戦争、その後の文明再建構想について

みなさん、こんにちは。いよいよ四月に突入ですね。学生や社会人として四月に新年度を迎える方は、ちょうど希望と不安が交錯する心理状態ではないかと思います。こんな時に気分転換になるのが、小説や映画などの「物語」ですね。今回はあるオールド・ムービー...
中国・アジア

なぜ共産中国は”打倒”されるのか? その知られざる根源的理由

「アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった」のつづき。2000年に大統領に就任したプーチン&旧KGB軍団による猛烈な反撃があり、そこへさらに胡錦濤の中国が「反欧米」で合流したため、世界は冷戦バージョン2へと移行しました。しかも、今...
テロ・紛争・戦争・崩壊

アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった

みなさん、こんにちは。もしかして、昨今のニュースや識者解説の影響を受けて、「どうやらトランプ政権になってから、アメリカは急に方向転換して、中国を倒すことに決めたらしい」などと納得している人はいませんか?その考えは、全然、間違いだと思います。...
テロ・紛争・戦争・崩壊

クリミア問題はコソボ独立のケースと違わない! 西側の対ロ姿勢はダブルスタンダードだ!

本当にロシアが悪いのか? 改めてウクライナ・クリミア問題を振り返るさて、前回の「ウクライナ政変の“アブノーマルさ”」に引き続き、今回は第二弾。その直後の、ロシアによるクリミア併合の是非についてである。周知の通り、2014年の暴力革命以降、ク...
テロ・紛争・戦争・崩壊

プーチン! この男が将来、日本を核攻撃する!(*注意 記事としての中身なし)

みなさん、こんにちわ。むかーし、私はこんな本を書いたことがある。1973年、五島勉氏のノストラダムス本が大ベストセラーになったこともあり、以後、日本では予言や予言本がブームになった。当時は今みたいにネットで文章を読むなんてことはできなかった...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2017年、再びアメリカで大規模テロが起き、ウクライナ紛争が再燃する!?

どうも引っ掛かる。今、巷間で囁かれているのは、ヒラリー落選で第三次世界大戦の危機が回避されたという観測である。実際、トランプがロシアとの戦争はしたくないと考えていることは明らかだ。しかも、個人的にプーチンともウマが合うらしい。これらは間違い...
政治・社会

トランプが影の権力に対して立ち上がったという見方は完璧に崩壊した

さて、「やっぱり」と思えるニュースが飛び込んできた。【米政権交代】クリントン氏追及しないトランプ氏に保守派反発 2016.11.23ドナルド・トランプ米次期大統領が、民主党候補だったヒラリー・クリントン氏の国務長官時代のメール問題について追...
政治・社会

米大統領選は「金融資産系 VS 実物資産系」シオニストの代理戦争か?

みなさん、こんにちわ。「櫻井ジャーナル」のほうで、「露外務省の広報担当が米大統領選でトランプが勝利した理由をユダヤ系資金が原因だと示唆した 2016.11.19」と題する興味深い記事が掲載されていた。11月13日に放送された番組の中でロシア...
テロ・紛争・戦争・崩壊

トランプ大統領の誕生で中東大戦が勃発か!?

みなさん、こんにちは。11月8日の米大統領選挙は共和党候補のドナルド・トランプ氏が制しました。早くも7月の時点で、中西部の票田の動きなどを読んで「トランプ勝利」を断言し、警鐘を鳴らしていたマイケル・ムーア監督には脱帽せざるをえません。私は一...
オピニオン・提言系

中東での局地戦が周辺に延焼しかねない危険性

2013年06月、北アイルランドで開かれたG8サミットでは、シリア内戦についての対応が主要なテーマの一つだった。そこでは冷戦時代のように「西側VSロシア」の対立の構図がくっきりと浮かび上がった。米英仏(とイスラエル)は、アサド政権が化学兵器...