ボルトン

外交・安全保障

ボルトン補佐官解任劇の裏を読む

みなさん、こんにちは。大変、興味深いニュースが入ってきた。トランプ大統領がボルトン安保補佐官を解任したのだ。しかも、トランプはわざわざ記者団に対して、「大きな過ちを幾つか犯した」と、ボルトン批判を公言した。トランプがその一つとして挙げたのが...
テロ・紛争・戦争・崩壊

安倍総理はシオニストに利用されている【中東大戦は近い】

どうも奇妙なことが連続して起こっている。まず、6月12日、サウジアラビア南西部のアブハ空港のロビーが、イエメンの「フーシ派」によるミサイル攻撃を受けて、市民26人が負傷した。フーシ派は、イエメンの内戦において、イランが支援する組織。最近も無...
中国・アジア

延命中に「最強の後ろ盾」を得た北朝鮮の悪運の強さ

さて、前回。日本帝国は「ハルノート」を突きつけられた瞬間に暴発したが、北朝鮮は「完全非核化」という「対北版ハルノート」を突きつけられても「空約束」という形でいったん飲むフリをしたので、曲がりなりにも「交渉」を継続する形になっている、と述べた...
テロ・紛争・戦争・崩壊

どうやら北朝鮮よりも先に対イラン戦になりそうだ

実に白々しいことに、トランプ大統領やボルトン補佐官は「イランとの戦争は決して望んでいない」などと声明している。米の御用メディアや学者も「イランと交渉するのが狙い」とか何とか。このような場合は逆に考えたほうがいい。つまり、本音ではイランを挑発...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2019年、やっぱり米・イスラエルはイランと戦争する!

みなさん、こんにちわ。突然、中東がきな臭くなってきた。今現在、原子力空母「エイブラハム・リンカーン」中心の空母打撃群と、B-52戦略爆撃機部隊がペルシア湾へと集結している。空母艦隊は地中海からスエズ運河を通って紅海へ入り、アラビア半島をぐる...
テロ・紛争・戦争・崩壊

なぜプーチンから見れば日本は「戦前のフィリピン」と同じなのか?

2016年末、プーチンは国民に対して、「ここ数年の間に世界は異常な状況に陥り、その中にあってロシアは生き延びなければならない」という意味の、なにやら覚悟めいた発言をした。そして年が明けると、西側諸国を影から動かしてきたロスチャイルド資本とそ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

早くも露呈してきた北朝鮮の非核化詐欺

みなさん、こんにちわ。急に焼けるような日差しになってきましたね。さて、私は米朝首脳会談前から「北朝鮮は空約束しただけだから、いずれ辻褄が合わなくなって、米朝和解はすぐに終わるだろう」という意味のことを言ってきました。しかも、北朝鮮が騙しにか...
外交・安全保障

米朝和解ムードはすぐに終わる

今回の米朝共同声明に対する米朝の見解の相違は異常なほどだ。声明では「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化」(CVID)という文言を盛り込むことに失敗したとの見方があるが、ポンペオ国務長官は「完全非核化」という表現に「不可逆的」の意味も含まれて...
外交・安全保障

「半無条件降伏」した北朝鮮と金正恩がこれからが迎える地獄

さて、歴史的な米朝首脳会談から一夜明けました。会談後としては初の記事。フタを開けてみれば、首脳会談は共同声明レベルの前座に終わったようだ。これから実務者レベルに落とし込んでいくと思われるが、のちのちトラブルでしょう。北朝鮮はこれまでも合意ま...
外交・安全保障

米朝首脳会談をめぐる両国の駆け引き【よく分かる解説・後半】

さて、前回記事の続き。後半です。焦点の5月になりました。米朝のやりとりがさらに激しくなります。5月当初の時点では、北朝鮮は「核兵器の査察にも応じて、核の全面廃棄に応じる姿勢を示している」と報じられていました。対話路線以来、初の公式対米非難し...
外交・安全保障

アメリカが北朝鮮に突きつける核査察という名の「無血開城」

今にして思えば、北朝鮮問題を論じてきた識者の半分くらいは、「アメリカはインドやパキスタンの核保有も認めたのだから、結局は北朝鮮の核保有も認める」と言っていた。「攻撃ない派」はほとんどこの意見だった。要するに、アメリカが本心では朝鮮半島で戦争...