
時代はスマホからスクホへ!?
iPhoneが登場してから6年が過ぎた。最近では売上も伸び悩み、かつての熱狂の度合いも冷めつつある。時代はそろそろ次へと行きたがっているようだ。 2010年05月、ソニーは「ペンほどの太さに巻き取れる有機ELディスプレイを開発した」と...
iPhoneが登場してから6年が過ぎた。最近では売上も伸び悩み、かつての熱狂の度合いも冷めつつある。時代はそろそろ次へと行きたがっているようだ。 2010年05月、ソニーは「ペンほどの太さに巻き取れる有機ELディスプレイを開発した」と...
昨年、シャープは数千億円の赤字を出し、身売りにまで追い詰められた。対して、サムソンは過去最高の2兆4千億円もの営業利益を達成した。対照的な両者の姿は、今日、日韓の家電メーカーの力関係を象徴しているかのように例えられることもある。 私は...
日本と中国、意外な過ちの原点とは? 以下に紹介する文書は、今からちょうど十年前に私が書いたものです。 (*2016年付記:これは、この記事を発表した2012年の、さらに10年も昔に書いたもの、という意味です) 内容は、日中関係...
(以下、本文後半) なぜ戦後賠償を行うことが日本の「国益」なのか では、そもそもなぜわれわれがこの期に及んで中国に対する戦争賠償を実行しなくてはならないのか? 一言でいうなら、国益に寄与する所が大だからである。それを以下に説明...
世界全体が妙に騒がしくなってきた。そんな中にあって、エネルギーと安全保障の問題がにわかに注目を浴びている。この二つがとりわけ重要な理由は、国家の生存に直結しているからに他ならない。 近代以前、国家はエネルギーをバイオマス(生物資源)、...
いよいよ今期末で十年間におよんだ胡錦濤・温家宝体制が終焉する。おそらく、一般の日本人的には、反日に狂騒する姿ばかりが記憶に残り、散々な印象しかない。 ところが、私の見解は少々異なる。実は、胡錦濤・温家宝体制は親日政権ないしは協日政権だ...
中国は国民主権というレベルにはほど遠いが、「大衆が力を持ち始めた」という事実、またそれによって中国が動かされることもあるという可能性は、頭に入れておくべきだと思う。本来ならばそれは民主化の進展を意味するので喜ばしいことなのだが、大衆の受けて...
現在、尖閣諸島の領有をめぐり、日中間に争いが生じているというか、われわれが一方的に因縁をつけられ、暴力を受けている。 中国各地で勃発中のデモ・暴動・略奪は、当局による扇動とする見方が強い。次期政権を睨んだ権力闘争が原因なのだろうか。専...
前回の「宇宙エレベータ建設が日本の未来を切り開く」のつづき。 宇宙エレベータが完成すると何が起こるのか? どんなメリットがあるのか? はじめに優れたプランがあり、それを実現する技術さえあれば、あとは施主(責任主体)・予算・建設地・請負企...
今回も宇宙エレベータ関連だが、より踏み込んでみたい。 今、この国が斜陽に向かっていることを多くの人が実感していると思う。少子高齢化、財政の逼迫、エネルギー問題、貿易収支の赤字化、予想される巨大震災…。たしかに、日本を取り巻く現実は、マ...
これから原発を維持するにしても、廃止していくにしても、どちらにせよ必要不可欠なのが高レベル放射性廃棄物の最終処分である。現在、地下300メートル以下に隔離することが法律で定められているが、場所の選定が進んでいない。たしかに、危険な物体が地下...