みなさん、こんにちわ。
いきなりで恐縮だが、今朝の明け方、ふと空を見上げた私は、
思わず「死兆星を見たラオウ」状態になってしまったのである。
その時の宇宙(そら)がこれ。
まさに妖異!
写真は月光を強調してしまっているが、実際に見る限り、もっと細かった。
こんなふうに鎌のように尖った月だった。
「な~んだ、ただ単に、三日月に金星が接近しただけじゃねえか」
などと思う人もいるかもしれない。
だが、私はシンクロニシティ(共時性)を感じたのである。
というのも、ちょうど今、日本のオカルトのリーディング媒体「トカナ」で、中国最高の予言書『推背図』に関する記事を載せたタイミングだったからだ。
この『推背図』の作者は、唐の時代、天文・暦・気象を司った「太史局」という役所のトップ官僚だった李と袁である。天体観測の責任者である。
当時は、天文の変異は天帝からのお知らせと考えられていたのだ。
このタイミングで来たから、思わず「すわ、これは何かのサインか!?」などと思ってしまったのである。天帝が何かを予告していると。
真面目に受け取るなら、三日月と星といえば、イスラムのシンボルである。
もとはオスマン帝国が長らく中東全域を支配した歴史に由来するという。
三日月と星を掲げる国旗はたくさんあるが、代表的なものは以下だ。
見ての通り、なんとなくヤバい国ばかりである。
トルコは今、米ロに挟まれ、シリア内戦にも関与している。イスラムと西欧文明の間で引き裂かれている国といってもよい。
東トルキスタン亡命政府とくれば、中国の動乱を予感させるものがある。
アルジェリアは歴史的にフランスと関係が深い。リビアとあわせて「アラブの春」以降、不安定な情勢が続いている。
パキスタンは核保有国であり、インドとの仲の悪さは言わずもがな。
そして、注目すべきはマレーシア。
先ごろ、マハティールが国政のリーダーに復帰した。今後、彼が欧米とも中ロとも違った独自路線を掲げる台風の目になるかもしれない。
個別の国以外にも、イスラム世界全般で大きな変化が起きるのかもしれない。
というわけで、今朝、いきなり乱世を予感してしまった次第である。
やはり、乱世に生きるは我が宿命なのか・・・。