みなさん、こんにちわ。
ニュースでは、第一声が依然として「新型コロナウイルス」です。
この記事の投稿時、全世界で感染は500万人突破。死者は33万人。
アメリカはその3分の1弱を占めています(↓昨日までの統計)。
メキシコあたりで今頃、感染拡大が始まっていて、南米あたりはまだこれからという気もしますが、今のところ、アメリカと西欧が「対コロナ負け組」状態です。
死者1ケタ台の“優等生国家”を見ると・・・
ただし、実のところ、いったい「何」が勝ち負けを分けているのかはよく分からない。
見るべきは各国の「人口比死亡率」です。
アメリカ社会(あるいは“アメリカ人”というべきか)のコロナ耐性が西欧並みだと仮定すると、死亡率はまだ英・イタリア・スペインの半分程度と言えます。
つまり、アメリカは、ロックダウン等で必死で感染を抑え込んでいるだけで、気を許せばまだまだ死者が拡大して、20万人を超える可能性すらも考えられる。
対して、100万人あたりの死者が1ケタ台国家は一応「対コロナ優等生」でしょう。
1ケタ台国家として、「6人」の日本をはじめ、「5人」の韓国、「4人」のシンガポール、「5人」のインドネシア、「8人」のフィリピン、「4人」のマレーシア、「3人」のイラク、「4人」のオーストラリアなど、アジア諸国がズラリと並びます。
中でも別格がタイ。「0・8人」という超優等生国家です。
また、オーストラリアは“白人国家”だと思うのですが、なぜなんでしょう。
あと、エジプト、モロッコ、カタール、バーレーン、オマーン、スーダン、アフガニスタン、カザフスタンなど、中東・北アフリカ・南アジア地域も1ケタ台。
そして、注目すべきはインドやパキスタン、バングラディッシュなども1ケタ台です。
本当は「そんなの関係ねえー」だった
以上のデータからすると、「何」が明暗を分けているのか、よく分かりません。
インド亜大陸国家などは、巨大なスラムがあって、町に野良犬だけでなく、野良牛までがウロウロしている。川辺に死体が浮いていても不思議ではない衛生状態。
明らかに「手を洗いましょう」「マスクを付けましょう」以前の問題を抱えている。
つまり、一般に日本の死者数を少なくしている要因と言われている「清潔度」や「生活習慣」や「医療充実度」は、実際はほとんど無関係とすら考えられる。
また、ここまで食習慣がバラバラだと、味噌・しょう油・納豆・緑茶などの「食べ物」要因説も、過大評価されている嫌いがあります。
ただし、一般に「暑い」国が多いことから、「気候」はある程度関係している可能性がある。すると、同じ「三密」でも、織田裕二、松岡修造、アニマル浜口など、暑苦しい男と同じ部屋にいるのは大丈夫なのかもしれない・・(精神衛生上はともかく)。
だが、日本と韓国は温帯地域だし、北方のほうはかなり寒く、欧米とそれほど違いはありません。もっとも、コロナウイルスが日光に弱いことは証明されている。「気候」に関しては「寒いより暑いほうがマシ」程度の要因かもしれません。だいたい、暑い国は別の感染症リスクが高いわけで、本来、コロナよりもマラリアを心配すべきでしょう。
つまり、「気候」も決定打ではない。
すると、「元から身体的に耐性がある」としか考えられません。
それ以外に共通項が思い当たりませんが、当然ながら仮説の段階です。
また、その耐性にBCGワクチンの接種がどれくらい寄与しているのか、“優等生”各国をもっと詳しく調査しないと、はっきりとしたことは言えないでしょう。
新型コロナは青少年には脅威ではない! 「青少年安全宣言」を!
とにかく、医療体制や清潔さや食べ物の違いがほとんど関係ないとすると、元々の免疫力等以外に理由は思い当たりません。
この考え方が必ずしも荒唐無稽でないことは、たとえば、同じ日本人の「世代間罹患率」を見ても明らかです。均一ではなく、はっきりした違いがある。
コロナ罹患率は、肉体の衰えに、完全に比例している。
新型コロナウイルスが「ある身体レベル」を超克できないのは、データからもはっきりしている。身体性に関係なく無差別に人を病・死に至らせる毒性はないのです。
日本人の場合、30歳未満の死者は、今のところ例の力士一人。
これが意味するところは何か。
ここ四ヶ月間の社会的闘争で、若い世代の身体性が新型コロナウイルスに十分勝っていることが「証明」された、ということです。
これが証明でなくて何なんですか?
現在、識者・専門家の発信と凄まじいマスコミ報道、又それに引きずられた政府によって、日本全体にすっかり恐怖と萎縮が蔓延してしまいました。
しかし、政府は今こそ事実に基づき、「健康な青少年諸君は新型コロナウイルスを心配する必要はまったくありません」と、「青少年安全宣言」を出すべきです。
そして「子供たちにマスク着用は不要」と、はっきり宣言すべきだ。
あれは外で思いっきり身体を動かすべき子供たちに苦痛を強いるだけの「マスクハラスメント」でしょう。むしろ、無菌・過保護のほうを心配すべき。
休校など論外。そもそも不要でした。
高野連が夏の甲子園開催をやめると発表しましたが、ナンセンス!
高野連の幹部は「万一何かあったら自分たちが責任を追及される」ことを恐れているだけです。感染リスクではなく、そのリスクが、又「世間の目」が怖いのです。それゆえ「最初から新型コロナを理由にして開催しなければその危険もない」と、集団無責任に逃げているのです。彼らもまたマスコミのセンセーショナリズムの犠牲者かもしれません。
(馬鹿馬鹿しいですが)ソーシャル・ディスタンスなるものが必要ならば、応援を両サイド100名以下に絞って間隔を取るとか、いくらでも方法はあるはずです。
最悪でも、「無観客開催」という手もあるはずです。猛烈に練習してきた球児たちからしてみれば、それでもやらないよりはマシです。
ただ、偉い人たちは、面子と保身から、自分たちの過ちは認めたがらない。
子供たちをその犠牲にすべきではありません。