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私の予想――新コロ騒動は梅雨と共に去りぬ

まずお断り。

前回の記事で、ドイツ西部のハインスベルクの市民のうち15%が感染していた事例を紹介したが、これは集団感染が起きた地域だったようで、ドイツ全国に普遍化できないのであしからず。したがって「だから日本の首都圏で2割が感染していてもおかしくはない」との推論も間違いになる。ただ、以下に示すが、「大きな間違い」でもないようだ。

「感染拡大したら大変な事態になる。だから何としても阻止しなければならない」

日本は今このロジックに基づいて動いている。

しかし、厚生労働省が今度、数千人規模の抗体検査をやるらしいが、

仮に日本人の5%が既感染者だった、というような調査結果でも出れば、

600万人の潜在感染者がいて、死者は300人弱ということになる。

私はこれに近い調査結果になるような気がしている。

つい昨日、慶応義塾病院が発表したデータによると、一般患者に対してPCR検査を実施したところ6%に陽性反応が出たそうで、これは「病院外感染」が原因だという。

つまり、都内では一般人がすでにこのレベルで感染している可能性がある。

すると、現状は、まさに「大山鳴動してネズ子ちゃん一匹」である。

NEZUKO CHAN~ (Original)

よって、今の私の予想はこう。

欧米はともかく、この日本に限って言えば、

新型コロナ騒動は梅雨に入ると下火になり、死者1万以下梅雨明けと共に去る」

つまり、7月半ばには終わる。問題がほとんど収束する。



専門家&著名人 VS 山田高明(ただの素人)

むろん、私は素人である。

そして、為政者、専門家、著名人といった人たちは、むしろ私と正反対の事を主張して、人々に警告し、団結を呼びかけている。

もっとも社会を焚き付けた人物が、厚生労働省「新型コロナクラスター対策班」の西浦博・北海道大学教授であることは言うまでもない。

西浦博氏は日本有数の感染症対策の専門家のようだ。

4月15日、彼は「対策を取らなかった場合、重症患者が約85万人出て、そのうち約42万人が死亡する」というシミュレーションを発表した。

その時の記者会見はトップニュースとなり、「人と人との接触を8割減らす」という彼の策は、ほとんど政府・自治体が達成すべき目標になったと言ってよい。

重要なことは、西浦氏は孤立しておらず、多くの専門家や著名人やメディアが同じ方向性の主張をしていて、一緒になって「空気」を作り上げている点だ。

たとえば「○週間後には日本も○○街や○○国のようになる」という主張。

谷本真由美氏といえば、ツイ界でも「めいろま」として有名。

彼女は上の寄稿において、新型コロナ禍を指して、「はっきりいって、第3次世界大戦です」と断言している。それはSNSで大量にシェア・拡散されている。

(↓谷本氏の文章)

(谷本氏の文章終わり)

この種の主張で奇妙に感じるのは、例として引き合いに出される国よりも、日本のほうが早く感染始まっていて、しかも対策がゆるゆるなことである。

よくアジア型とかヨーロッパ型とかウイルスの「型」「変異」を持ち出す向きもあるが、ヨーロッパ型がより危険というなら、現地在住の何万もの日本人も次々と死ななければおかしい。聞かないということは、日本人はヨーロッパ型でもほぼ大丈夫ということ。

それにしても、「週刊現代」は日本になんか恨みでもあるのだろうか?

現在、谷本真由美氏の「地獄警告」から3週間が過ぎているが、大ハズレでも何とも感じていないのか、今度は奥野修司氏による次のような寄稿を掲載している。

「あと3年は続く。長期戦を覚悟したほうがいい」である。

私はあと3ヶ月という予測だから、正反対の見方である。

こんなふうに、しきりと危険を煽るのもそうだが、タレント・芸能人によくあるように、「みんなで頑張ろう、団結しよう」と“励ます”のも、要は「対ウイルス戦非常事態」であることを人々に強く印象付けるという意味で、同じ次元の行為である。

たしかに、欧米みたいに、実際に目に見える形で、人々が次々と死んでいるなら、私も彼らに賛同する。私も同じように呼びかける。しかし、そういう現実はない。にも関わらずしきりと大衆に対して呼びかける行動には、やはり違和感を覚える。

まあ、いずれにしても梅雨が終わった頃には、はっきりしている。

訂正追記

初稿に谷本真由美氏のお姿として、サンモニ出演の「谷口」真由美氏の画像を掲載する誤りがあり、訂正致しました。読者さんのご指摘により気づくことができました。

いや、私も似てないな、とは思っていたのですが(笑)。

既読の皆さまには謹んでおわび申し上げます。

Takaaki Yamada: