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ビットコイナーはヘッジファンドの仕手に要注意

みなさん、こんにちは。

最近、ビットコインの異常な急騰が巷間で話題になっています。

新聞やテレビのニュースでも取り上げられるようになってきました。

ようやく、市民権を得てきたということでしょうか。

にしても、瞬間的に、1コイン約250万円!

これだけの急激な上昇は、私も完全に想定外。早い段階に面白半分で100コイン買っていた人は、一気に時価2億5千万円の資産家ですよ。

市場規模も30兆円を超えました。しかもまだ序の口。シカゴで先物取引が始まるなどして、これから機関投資家の資金がどしどし入ってくる。

2018年には史上最大のバブルが発生する可能性も考えられます。

取引は1コイン単位ではありません。「0・1コイン」とか「0・01コイン」といった単位でも始められます。つまり、2~3万円からでも始められる。

よく「日本人が市場の半分を占めている」などと揶揄られますが、これから世界中から投資が集まってきたら、いち早く買った日本人の金融資産がどんどん増えていくってことです。日本人は先見の明があったということです。ちなみに2割は韓国人とか。

日韓がともに勝ち組になるかもしれない大変稀有な例です。あるいは・・。



ヘッジファンドはいつか必ず売り浴びせてくる

さて、そんなビットコイナー(ビットコイン取引者)の皆さん。

前回のビットコイン関連記事は、11月29日の夜遅くに書き終えて、日付が変わるのを待って投稿したものでした。ちょうど130万円に届いたところ。

第一に、いったんガラがきそう。第二に、信用取引だけはやめれ・・・と、そんなお節介な内容でした。私の記事を読んで取引に参入した人も少なからずいるので、私なりに責任を感じている面もあるんですね。損させて恨まれるのも嫌だし。

で、投稿して、すぐに私は寝ました。

朝起きてみると、投稿直後から暴落が始まっていたことを知りました。

また、さっそく信用取引で痛い目にあった人もいた模様。

ニコニコ動画発で「ロスカットを食らい2828万円損した」とかで話題になっていました。もうね、アホかと・・。

私も、もう少し早く投稿すべきでしたね。

ところで、その記事では「ファンドの空売り」についても警鐘を鳴らしました。

連中がどんと無尽蔵の資金を元にして成り行きの大量空売りを仕掛けてきたら、レバやってる素人なんかは「総カモ」にされます。死体の山です。

だから悪いことは言わない、信用取引だけは止めましょう。

案の定、数日後、ブルームバーグに次のような記事が掲載されました。

次の「世紀の空売り」はビットコインか-ヘッジファンドは先物上場待ち

Rob Urban、Sonali Basak 2017年12月5日 3:50 JST

ビットコインに「世紀の空売り」が迫りつつある。CMEグループとCBOEグローバル・マーケッツ、ナスダックでビットコイン先物が上場されれば、値下がりを見込んだ取引はぐっと簡単になる。ヘッジファンドは空売りのチャンスを求め、先物取引の開始を待っていると、6人余りの市場参加者が述べた。(略)

CMEは18日に先物取引を開始する。事情に詳しい関係者によると、ナスダックは2018年に先物上場を計画。CBOEグローバル・マーケッツは10日に取引を開始すると発表した。(略)

どうやら、ヘッジファンドの連中は、てぐすね引いて待っているんですね。

現在、ビットコインは異常な急騰をしたあとで、いったん急落して、乱高下。

そして、収束すると、ヨコヨコ移動しています(*記事投稿時)。

安易なことはいえませんが、また大台を目指して上昇するかもしれません。

私にも分かりませんが、そうなると、いずれまた天井サインが出て来る。

今度はヘッジファンドがそれを見逃すはずはありません。

「しゃあああ」と猛烈に売り浴びせてくるかもしれません。

まだ市場が小さいので、彼らの資金力なら天井を崩すくらいわけはない。

われわれ個人投資家は、投げ網漁のごとく一網打尽にされる可能性がある。

だいたいビットコインはファンダメンタルズがはっきりしないんですね。あえて言えばマイニング(コインの掘削)のコストが基準になると思う。

その水準を切るくらいまで売り叩いたあと、今度は一転して買いに転じる戦法かもしれない。いずれにしても、その時、死体の山が築かれています。

われわれ一般投資家の。格好のカモですよ。欲に駆られた亡者ほど、カモネギ。

ま、現金取引なら含み益を失うくらいで済みますが、信用取引で買っている者なら死亡です。ガチホールドも選択の一つでしょうが、「これはやばいな」と思ったら、さっさと利確して様子見に転じましょう。わざわざ外資のエサに成ってやる必要はありません。

どうも、仕掛けてくる時期として、年末年始あたりが怪しいかと。

だから、ビットコインは、次のピークで気をつけてください。

でもブロックチェーンは始まったばかり

あと、必ずしもビットコインに執着する必要はありません。

暴落したら、かなりの資金がビットコインから逃げるでしょう。

いったん、ビットコインから他のコインへ向かう資金も少なくないはず。

ま、あえて個別の銘柄は挙げませんが、これからブロックチェーンという技術そのものへの関心が高まっていくのは間違いない。実際、世界中の大銀行やハイテク企業がブロックチェーンを使った仮想通貨を開発しています。スイスのUBSやグーグルも乗り出している。中央銀行も乗り出している。それだけ有望な技術なんですね。

すると、「技術」基準で精査した銘柄に投資家の注目が集まっていくのではないか。

私ならそう考えます。長い目で将来性を見たほうがいいでしょう。新規参入組からしたら、中長期的には、ビットコイン以上のリターンもありえる。

推奨はしませんが、そういう方向性で判断したほうがいいでしょう。

(取引は自己責任で!)



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Takaaki Yamada: