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ロシア人にとって、なぜ今のプーチンは「怪獣にボコボコにされながらも未だにスペシウム光線を出そうとしないウルトラマン」なのか?

2022年11月半ばロシアで行われた反米デモの様子。CAPMAT=サルマト

みなさん、こんにち。

ロシア VS ウクライナ戦争ですが、今現在、ロシアがヘルソン州のドニエプル川西岸地区から徹底し、ウクライナ軍がそこを再占領している段階です。

大河は天然の障壁のため、ロシア軍としても東岸地区なら守りを固めやすい。

さて、先日、国連総会は、法的拘束力はないものの、「ウクライナからのロシア軍の即時撤退および侵攻による損害の賠償を求める決議」を採択しました。

また、今現在、G7が開催され、この問題を主に協議していますが、その最中、タイミングよくポーランドにミサイルが着弾し、2人の死者が出たそうです。

これがロシアの仕業と認定されれば、「ロシアがNATO諸国の一国を攻撃した」ということになり、NATOとしての集団安全保障が起動する。

むろん、ロシア側は否定。西側による挑発であると抗議しています。

今のところ、爆発の正体はウクライナの迎撃ミサイルである可能性が高いようです。

どちらが真実にせよ、今回は「一回目」ということで、NATOも慎重に動くため、大事に至る可能性は低いでしょう。

 

しかし。

これが二度、三度と続くならどうか。

西側は正式に「NATO諸国がロシアから攻撃を受けた」と判断し、報復攻撃に出るでしょう。このままだと、いつかはそうなるわけです。

そうすると、ロシアがいくら「ウクライナに対する特別軍事作戦」と称したところで、実質的に「ロシア VS ウクライナ&NATO」の戦争へと発展するわけです。

そうなると、ほぼ確実に核戦争になると思います。

なぜなら、ロシア軍は通常兵器だけではウクライナ軍にすら勝てない。それでNATOと戦ったら、短期間でモスクワまで落とされてしまう。

当然、プーチンはじめロシア首脳は逮捕され、戦争犯罪法廷にかけられます。

そうなるくらいなら、彼らは核兵器という切り札を使います。



最新核兵器システムを作り上げたロシア

私は、NATOとの戦争になったら、ロシアは比較的初期に核兵器を使用すると睨んでいます。日本を含めて西側一般には、核兵器は戦争の最後の段階で撃ちあうものという認識でいます。とくに「最後の報復手段」という位置づけが大きい。

しかし、ロシア軍には核兵器による先制攻撃ドクトリンがあります。

冷戦時代、まだカーチス・ルメイらが現役だった頃に、アメリカ軍はソ連に対して全面的な先制核攻撃を仕掛けて、根こそぎ絶滅させる戦略を考えていました。

あの、3時間で10万人を殺戮した東京大空襲戦術の唱道者ですから、このようなプランを進めていたとしても驚きはありませんが、問題は「それならば」と、ソ連側が「こちらも同じプランを持ってやる」と考えたことです。

あとは、ソ連にとって必要なのは、核兵器システムでアメリカを超える事でした。

承知の通り、それは冷戦終結・ソ連崩壊によって中断しました。

そして、新生ロシアは一時的に、西側諸国のバックにいる権力と、彼らとパートナーシップの関係にある現地ユダヤ資本によって牛耳られました。

しかし、そこからロシアを取り戻して、20年かけてアメリカを凌駕する核兵器システムを本当に作り上げた人物が現れました。

プーチンです。

対ウ戦争が始まってから、プーチンは国民に向けて「西側はロシアを騙して300兆円の富を奪っていった」と演説しています。

私はロシア専門家ではないので、数字の真偽は分かりませんが、しかし、ほぼ同じ90年代前半に日本もそれくらいの国富を同じ勢力によって合法的にかすめ取られているので、プーチンの主張は決して根拠のない嘘ではありません。

日本のバブル経済を作り崩壊させた国際銀行家たちの巧妙な陰謀
中央銀行には通貨を発行する権限がある。それがいかに凄いか。たとえば、私たちの1万円札の「万」の漢字を「兆」に変えて日銀が印刷すると、それは本物の1兆円札となる。紙切れ一枚が1兆円・・・。「そんな馬鹿な!?」と思われるかもしれないが、それが日

(参考記事)

プーチンの狡猾な点は、そのことをよく知りながら、最初は義憤を隠して、ユダヤ系という出自をうまく利用して、世界権力とオリガルヒに「仲間」と思わせたことです。

眼前で行われている実質略奪に憤りながらも、その略奪者の仲間として振舞い、うまく信用させたことです。その「功」により彼はエリツィンの後継者として、いわば彼らのボディガードになることを期待されて第二代大統領になることを許されたのだと思います。

しかし、彼は就任すると裏切りました。

おそらく、そのずっと以前に「自分はユダヤ人なのか、それともロシア人なのか?」というアイデンティティの葛藤があって、「自分はやはり第一にロシア人である」という結論が出ていたのだと思います。それで普通のロシア人よりもむしろ愛国志向が強い。

日本にも昔、新井将敬(あらいしょうけい)という政治家がいて、彼は東大卒・大蔵官僚から国会議員になったエリートでしたが、在日系の帰化人でした。そして、その出自ゆえに日本への愛国心が異常に強く、石原慎太郎よりも右翼と見られていました。

プーチンも似たところがあり、それゆえ、ロシアと一体化しようとの強迫観念に駆り立てられてきたフシがあります。

そして、彼は権力を握ると「ロシア人」としての本性を現して、手先系オリガルヒを迫害して国富を奪還し、逆に民族系と見なしたそれは手なずけました。

 

プーチンの凄いところは西側との差を埋めるために、まず資源輸出によってロシア経済を立て直し、それから核・ミサイル兵器の開発に重点投資したことです。

私の知る限り、テレビ出演のロシア専門家は一度も触れていませんが、今回、プーチンは「対ウ特別軍事作戦」を始める前に、核兵器システムの更新をほぼ終えています。

発射実験や細かな調整など、まだ足りないものもあるようですが、そういうのは見切り発車後も解決できる二次的なテクニカル問題というふうに捉えているのかもしれません。

とくにロシアのミサイル原子力潜水艦は最新鋭ぞろいです。

つまり、恐ろしい話ですが、プーチンは「万が一、西側との決戦にまでエスカレートしても最終的にはロシアが勝てる」と自信を深めてから、今回の「特別軍事作戦」に及んだとも考えられるわけです。

この切り札さえあれば、最後はなんとかなる、というのが彼の頭の中ではないか。

核使用に備えた世論作りを始めたロシア

以前から、プーチンと親しい側近・手先系から「攻撃が手ぬるい、核兵器を使うべきだ」という発言が相次いでいますが、これはプーチン批判ではなく、逆にプーチンと申し合わせた「擁護」だと思われます。

つまり、プーチン的には「周りがしつこく提言するものだから、やむをえず核兵器の使用を決断した」という形にできるわけです。

彼としては、自分ひとりで核使用の責任を負うのではなく、周りと分担したい。

私がそう睨んでいたら、ついに「国民」までもがそれを言い始めました。

下はつい先日、モスクワで行われた「国民の訴え」です。

参加者たちが何を叫んでいるのかというと、要するに「サルマトを敵の都市に、ワシントンに打ち込め」です。

また「我々は殉教者であり天国へと行くだろうが、やつらはただ死ぬだけだ」という宗教がかったスローガンも唱えています。

自分たちは正義で、相手のほうが悪なのだという信念が見て取れます。

サルマトは十数発の核弾頭を搭載可能な超大型のICBMです。合計威力は広島型原爆の数千倍です。だから撃ち込まれたら、一発で関東平野は廃墟になります。

この「サルマト」に関しては、私も過去何度か記事にしています。とくに以下の記事は、「ロ・ウ戦争」が始まってから、異常に注目を浴びるようになった。

出口王仁三郎が予言した「火の雨」の正体はロシアの核兵器だった!?
出口王仁三郎といえば、宗教「大本」の二代目教祖であり、透視力などの数々の神通力を発揮し、壮大にして謎めいた大著『霊界物語』を記したことでも知られている。 戦前、彼は早くから日本の悲惨な敗戦を予言していた。それが治安当局から目をつけられる一因

今はアクセスが落ち着きましたが、あちこちでリンクされたのが理由のようです。

 

上の動画を見れば分かりますが、変に統制されていて、こんなものは「官製デモ」に決まっている。

問題は「なぜプーチン政権がこんなことを国民にヤラせているのか?」です。

その意図を見抜く必要がある。これはやはり「世論作り」です。

つまり、プーチンとしては「国民が望むから、それに応えてサルマトを使用した」という体裁にしたいのではないか。

サルマトで西側の都市を核攻撃した後で・・。

サルマトで攻撃された都市は、どんな人間でも正視に堪えない惨状になる。

いくらロシア人でも「やり過ぎた、われわれの指導者は狂っている」という猛非難を始める可能性がある。

だから「国民が必死でサルマトの使用を請願した」という形にしたい。そういう「歴史」を映像として残しておきたい。

後から繰り返し国民に見せるためにも。

あるいは、「官製デモ」だとしても、意外と(?)かなりのロシア人の本音を代弁しているものかもしれない。

なぜなら、一般的なロシア人にとって、ロシアはナチスの亡霊と戦う正義の国

そして、強力な核ミサイルに対する「信仰」も存在しているという。それを見た時、彼らはロシアの偉大さを痛感し、祖国に対する誇りで胸がいっぱいになる。

ちょうど、日本人が戦艦大和を見た時の憧憬に近いものかもしれない。

つまり、一般的なロシア人にとって、現状のロシアとは、

「やりたい放題の悪に対して、まだ必殺技を出してない正義の主人公」みたいなもの。

どれだけ歯がゆい思いをしていることか。

いわば、怪獣にボコボコにされながらも未だにスペシウム光線を出そうとしないウルトラマン。

外人悪役レスラーから流血させられても延髄蹴りをまだ繰り出さないアントニオ猪木。

「ええい、何をしてるんだ、プーチン閣下は!? 早く悪辣な敵に対して切り札の核ミサイルを使わんかい!」と苛立っているロシア人が存外多いのではないか。

しかし、現実問題として、「ロシア VS ウクライナ&NATO」の正規戦に発展しない限り、ロシアとしてもサルマトを使うわけにはいかない。

逆にいえば、そうなれば、プーチン以下のロシア首脳は、自身の命が崖っぷちに立たされることからも、西側諸国に対して必ずや核兵器を使用するでしょう。

現状はそれにかなり近づきつつある。

今現在、日本をはじめ西側諸国では、ロシアを侮る空気が蔓延している。

しかし、いったん戦争が「核使用」のステージへと繰り上がれば、形勢は一挙に逆転するのではないでしょうか。

ましてや、中国の台湾侵攻が近いと観測されている。

習近平はこの10月の第三次政権で政敵をすべて排除した。

習政権が台湾侵攻を開始し、日米軍と戦い始めたら、ロシア人としては百万の友軍を得た心境になるでしょう。

中ロが同盟してNATOと戦い始めれば、世界はどうなるでしょうか。

破滅しかありません。

そうなる前に、なんとしてもロシアとウクライナの停戦を実現してほしい。

◇ ◇ ◇

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Takaaki Yamada: