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4月「史上空前の空爆戦力」が朝鮮半島に集結し戦争準備が完了する!

出典:産経新聞。2018.1.16開催のカナダ・バンクーバーでの20ヵ国外相会議での一コマ。左端は康京和(カン・ギョンファ)外交部長官。

みなさん、こんにちわ。

数日前からとてつもない情報が飛び出していますね。

米空母が朝鮮半島に集結「イラク戦争を超える過去最大級」2018.02.20

(前略)韓国国防省の情報分析官で、拓殖大学客員研究員の高永喆氏は、韓国国防省や情報機関筋から、米軍の本気度を示す驚くべき情報を得ていると話す。

「じつはいま、米空母6隻が朝鮮半島近海に集結しつつあります。空母6隻体制は、湾岸戦争やイラク戦争を超えて、過去最大級といっていい」

(略)集結するのは、ニミッツ級原子力空母「カール・ビンソン」、「ジョン・C・ステニス」、「ロナルド・レーガン」3隻。そしてワスプ級「ワスプ」、「ボノム・リシャール」、アメリカ級「アメリカ」という「実質的な空母である、強襲揚陸艦」(高氏)3隻。

計6隻が、朝鮮半島近海を目指し準備を進めている。

空母6隻と言っていますが、そのうちの3隻は強襲揚陸艦ということです。

揚陸艦とあるように、本来の使命は海兵隊の作戦支援。しかし、高氏は言う。

「海兵隊員を運ぶMV22オスプレイだけでなく、搭載する最新ステルス機・F35B戦闘機による航空攻撃がおこなえる、実質的な空母です」

つまり、垂直離陸式の航空機を運用可能なので空母にもなるということ。その論理なら、空母の数はもっと多いかもしれません。昨年から日本のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」と米空母が共同訓練を実施しています。「いずも」はオスプレイを搭載可能であり、今後の話ですがF35Bの運用(*要改装)も視野に入っている。

今現在、「ロナルド・レーガン」は横須賀。「カール・ビンソン」はカリフォルニア州を出港したところ。「ジョン・C・ステニス」はワシントン州にいて出動準備中だという。ワシントン州はカリフォルニアの北にある西海岸の州です。

おそらく、これらは4月に予定されている米韓合同軍事演習時に揃うのでしょう。

(略)攻撃はまず、「サージカル・アタック(外科手術的攻撃)」から始まる。「北朝鮮上空に『電子攪乱機』を飛ばし、妨害電波を送るのです。外科手術の前に麻酔を打つように、北朝鮮の有線、無線、パソコンなど、すべてのネットワークを麻痺させます。指揮命令系統が遮断され、ミサイルシステムも制御不能になる。

反撃できない状態にしてから、米軍は攻撃を開始するのです。続く第2波、第3波の空爆で北朝鮮は火の海になります。早ければ、2時間で決着がつくでしょう」

私は北朝鮮が反撃を始めて大変な事態になると予想していますが・・。

 じつは、カナダの外相会合で、国ごとに北朝鮮攻撃の役割分担が話し合われていたと、高氏は明かす。

「参加した20カ国のうち16カ国は、かつて朝鮮戦争に参戦した国です。米英は空爆、カナダとオーストラリアは艦船の派遣など、国ごとの役割分担が内密に話し合われたそうです。北朝鮮の出方次第とはいえ、平昌五輪後に米軍が攻撃に踏み切る可能性は、90%近くまで高まっています」(週刊FLASH 2018年2月13日号)



米軍が「史上空前の空爆戦力」を集結しつつある

物事は大勢とは逆に考えたほうがいい場合がある。

世間が平昌オリンピックのお祭り騒ぎに沸いている時こそ、実は反対の出来事が静かに進行しているということです。平和の祭典の逆・・つまり戦争です。

これまでトランプ大統領やマティス国防長官などの口から、たびたび「すでに対北作戦計画はある、戦う準備をしている」という言葉が漏れてきました。

昨年11月ですが、岩国基地に計16機のF35Bステルス戦闘機が配備されました。また、FA18戦闘攻撃機や電子戦機の部隊も飛来し、着任しました。

一方、今年1月、グアムのアンダーソン基地に計15機の爆撃機が勢ぞろいしました。内訳はB52が6機、B2ステルス爆撃機が3機、B1Bランサーが残りです。

岩国基地が対北のための不沈空母だとしたら、アンダーソン基地は戦略爆撃基地です。

これらは上に挙げた“6隻の空母”とは別個の戦力です。

私は昨年の記事で、「米軍は史上空前の戦力の集中・一挙投入作戦を行うと思われる」と述べました。本当にそれが実現しようとしている。

究極のエアシーバトルが朝鮮人民軍を封じ込める
米軍が北朝鮮に対して予定している今回の軍事作戦は、人類がこれまで見たことがない「究極のエアシーバトル」になるのではないか、と私は予想する。 朝鮮人民軍は、コンピュータを備えた機械に殺戮されていくだろう。 米軍は史上空前の戦力の集中・一挙投入...

米軍が北朝鮮に対して予定している今回の軍事作戦は、人類がこれまで見たことがない「究極のエアシーバトル」になるのではないか。(略)今度の朝鮮戦争で、米軍の最新テクノロジーを結集した真に21世紀型の驚くべき軍事作戦を目撃することになると思う。

米軍がどんなふうにして戦うか・・この記事を改めて読んでほしいと思う。

マティス国防長官は「韓国の首都ソウルを北朝鮮の報復で「重大な危険」に陥らせることのない軍事的手段」を用意できると自負している。

だが日本が核ミサイル攻撃を受けるリスクは去らない

以前言ったように、米軍は非常な戦力の集中を行い、開戦と同時に弾道ミサイルのある地下や横穴の出入り口を一挙に精密誘導爆撃するため、いわゆる報復の飽和攻撃(数十発もの弾道ミサイルを同時発射するなど)の可能性は低い。それらが空爆の間隙を縫って散発的に発射される場合は、従来の迎撃システムでもかなり捕捉できる。

しかし、日本向けノドンミサイルの何発かには核弾頭がすでに装填されている可能性は十分にあるし、都市人口がマックスとなる平日の白昼が狙われる可能性もある。

北朝鮮も空爆を受けることを想定しているでしょうし、これまでの猶予期間中に、車両搭載型弾道ミサイルの即応性と秘匿性もさらに進歩を遂げているに違いない。

よって、対北戦争は、アメリカの安全保障には良いかもしれないが、日本が(核攻撃)被害を楽観できる根拠は依然として薄いわけです。

実は、私が少し引っ掛かった出来事が最近あった。1月半ばのことです。

ニュースにもなりましたが、現地時間1月13日午前8時7分、ハワイ全土において北朝鮮から弾道ミサイルが発射されたとする警報が流されました。わざわざ「これは演習ではない」というメッセージも流され、本警報だと錯覚した市民も多かったそうです。

しかも、その3日後、16日午後6時55分頃、今度はNHKが「北朝鮮 ミサイル発射の模様」という速報を流し、建物の中や地下への避難を呼びかけました。

日米で連続して誤報・・・偶然にしては出来すぎている。

一方は朝の通勤ラッシュ時に流され、もう一方は夕方の帰宅ラッシュ時に流されたことに何か引っかかるものがあります。本当に“ミス”でしょうか? それとも“本番”の際に人々がどんなふうに行動するのか、シミュレーションしたのでしょうか。

やはり2018年の一般教書演説は対北宣戦布告だった!?

改めて思い出しますが、20183月か4月か!? トランプは北朝鮮を殺る!」という記事では、トランプ大統領の今年の一般教書演説を取り上げました。

このスピーチのトリを飾るのが北朝鮮問題です。内容を精査する限り、トランプ大統領が北朝鮮という国の体制をとことん嫌悪しているのが分かる。

なにしろ開口一番、「北朝鮮の残忍な独裁政権ほど自国民を徹底的かつ容赦なく抑圧してきた体制はない」ですからね。しかも、以前から繰り返している。

トランプは、国連総会で、韓国国会で、そしてアメリカ議会で、同じことを世界に訴えている。それは「北朝鮮の独裁体制がいかに邪悪で残忍か」ということ。

しかも、この一般教書演説とあえて同日に、米統合参謀本部は北朝鮮の核・ミサイル関連の「大部分の施設を押さえることができる」などと発表した。

しかも、トランプ政権といえば今や3人の軍人閣僚がいる「準軍事政権」です。

他にもある「開戦のサイン」

さらに、中国とは軍事行動の件ですでに話がついているようだ。

昨年12月ですが、ティラーソン国務長官が「アトランティック・カウンシル」というシンクタンクのセミナーで、「有事の際、米軍が休戦ラインを越えても必ず韓国に戻ることを中国に約束した」などと、さらりと述べました。

これは本来、仰天するような重大情報です。しかも、私が注目したのは、発信元が世界支配層直結のBBCやブルームバーグということ。

まあ、アメリカのことですから、理由をつけてそのまま旧北朝鮮に居座る可能性もある(笑)。どうせ中国には何も反撃できませんから、約束を反故にする可能性はあります。

いずれにしても、こういう米中の密約は、対北戦争に対する中国の黙認と引き換えになっているわけです。両者ともすでに「ポスト金正恩政権」を協議しているわけです。

1月16日にはバンクーバーで20ヵ国外相よる北朝鮮問題の会合が行われました。

そのうちの16ヵ国は朝鮮戦争に参加した国であり、そこに日本やインドなどが加わった形です。元韓国国防省の高氏はその会合で「国ごとに北朝鮮攻撃の役割分担が話し合われていた」と内幕を暴露しているわけです。

対して、このあと、韓国だけは、対北支援再開を表明しました。

他方、日米英仏とカナダ・オーストラリアは、昨年から秘密裏に有事の際の自国民避難計画を協議しているそうです。これは繰り返し行われ、詰められています。

これに関しても、韓国が自衛隊による日本人救助をほとんどサボタージュして、そのために連鎖的に米英などの西側諸国の自国民避難にも悪影響が及んでいます。

前回の記事で述べたように、韓国は見捨てられる可能性があります。

いずれにしても、あとは本当に「実戦」だけ。状況はすでに軍事的な技術論や日時のタイミングなどの問題に集約されつつあります。

3月18日には平昌パラリンピックが閉幕。

4月には大規模な米韓合同軍事演習が予定されている。

私には、あの側近を処刑しまくる残虐なプチスターリンの金正恩が、攻撃されるのをただ指をくわえて待っているとは思えないが・・。

Takaaki Yamada: