みなさん、こんにちわ。
一カ月ほど前に、湊弘平氏とその発明を、少しだけ紹介しました。
第三に、湊弘平氏のマグネット・モーターである。
これは今ユーチューブで大量に見られる同種の装置の原型のようなものである。湊弘平氏が何十年も前に完成している。ただし、永久機関では特許を取れないため、彼は磁力回転装置という名で、3件の特許を取得している。
この特許は公開されているので、次回に紹介しようと思います。
今回は湊弘平氏とその発明について取り上げている数少ない媒体を取り上げたい。
むろん、著作権の問題がありますが、すでに20年も昔の内容であること、何よりも社会の公益のために、掲載しようと思います。
やはり、何事も人類全体の利益が最優先です。掲載元におかれましては、この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。
私としては多くの人又企業に参考にしてもらいたい。
湊弘平氏の発明を取り上げる新聞記事と雑誌
まずはこれ。
日付は1996年になっているが、自分で保存しておいて、何新聞か分からない。
当時読んでいた朝日か産経か、どちらかのはず。
次にこれ。
これは「ムー」の巻頭カラー。
ただし、時期がいつか分からない。
みなさん、「ムー」をよろしく! 「ムー」を買いましょう!
湊弘平氏の発明を取り上げる本
これは工学博士の深野一幸(かずゆき)氏の本。
『21世紀は宇宙文明になる』(1997年7月 同朋舎刊)。
次はこれ。
同氏の『ここまで来た! 宇宙エネルギー最前線』(2000年8月、成星出版刊)から。
こっちは字起こしバージョンです。
3倍以上の出力が得られる磁力回転装置
湊弘平氏の発明した磁力回転装置は、入力の3倍以上の出力が得られている。湊氏は1990年頃に磁力回転装置を開発し、それから全世界で特許を出願している。これまでに51カ国で特許を取得している。装置の開発と特許の取得に12億円かかったそうだ。
当初開発した装置は、二つの円盤を向かい合わせ、円周に永久磁石を斜めに複数個取り付けてある。常に反発力が生じ、一度回転が始まると円盤の回転は止まらない。永久磁石を取り付ける角度が重要で、回り続けるための適切な角度があるらしい。
次に、片方の円盤を固定の永久磁石にしたところ、回転し続けることが分かった。次に、固定の永久磁石を電磁石に変え、回転や停止のコントロールができるようにした。更に、パワーを増やすために、円盤を二段にした。
入力と出力の実測値は以下のようになっている。
入力(電磁石の消費電力) 2.94V 0.15A 0.441W
出力(発生電力) 7.14V 0.22A 1.571W
出力/入力 1.571W/0.441W=3.56倍
1999年2月9日からの「第五回ニュービジネスメッセ」で展示され、大きな反響があった。1999年2月10日の夕刊フジによると、シルバー精工など日本企業数社と契約が成立し、米国の某企業からはライセンス料だけで百億円規模のオファーがあったり、NASA研究所から見学に来たり、米国政府関係者が、今後の研究やその利用に関する話し合いを進めているということだ。
1999年11月29日の日刊工業新聞によると、世紀の大発明として、96年に米CNNニュースで紹介されるなど国内外のマスコミが取り上げたとのこと。
この2対の円盤が磁石の反発力を利用して回り続ける仕組は、一見、左右対称に配置してあるように見える。
しかし、これでは磁力が打ち消しあって回らない。
ポイントはわずかにズラしてあること。
上の図だと、微妙だが、わずかに右側が先行している。
つまり、位置が微妙に非対称になることにより、なぜか無入力で回転が始まる。アイキャッチ画像のものには太陽電池と電磁石が装備されているが、これは操作(スイッチングと減速停止)のために付けてあるもので、湊弘平氏によると、無くとも回るという。
次回もこのネタを続ける。
View Comments (2)
「特許が公開されている」
しかし、誰も作れない。
作らない、
じゃないかなあと。
たぶん数年後になりますが、私自身が製作に参入したいです。