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次期英国王はチャールズ皇太子ではなくウィリアム王子

(*注意点)

2022年9月8日、英史上最長の在位70年を誇ったエリザベス女王が96歳で亡くなられました。私はその3年前に書いたこの記事で「果たして、チャールズが次期国王になれる可能性はあるのだろうか。おそらく、その望みはほとんどない。」と記しましたが、周知の通り、高齢にも関わらず長男チャールズ皇太子が新国王に即位しました。

よってその点に関して、この記事は予測をミスったものですが、私が予測を外すことはよくあることであり(笑)、又とくに隠す気もありません。

読まれる方は、事実関係を踏まえた上でお願いします。

(以下本記事)

ダイアナ妃が「交通事故死」したのは1997年8月31日。

それからもう20年以上になる。

事故の一年前、彼女はチャールズ皇太子と正式に離婚していた。

そして、彼女は突然、パリで「交通事故死」した、表面的には。

しかし、本当は、英ミリタリー・インテリジェンスの要人暗殺班によって消されたのである。しかも、裁可を下したのは最終的にエリザベス女王自身と考えられる。

ダイアナを暗殺するには、絶対に王室の同意が必要である。ただし、ミリタリー・インテリジェンスに直接命じたのは、夫のフィリップのほうだ。

20年前、彼女の乗った車は、トンネル内で突然、ブレーキが効かなくなった。と同時に、前を走っていた暗殺班のバンの後部から強力なフラッシュを焚かれた。

それで運転手は車をコントロールできなくなり、“事故”を起したのである。

こういう「交通事故」とか「心臓麻痺」などは典型的な西側機関の暗殺の手口である。ロシアの諜報機関みたいにあからさまに毒殺するのは「下策」なのだ。



英国史上最高齢の女王と皇太子

さて、現在もエリザベス女王がしぶとく生きている。

英史上、最長・最高齢の君主である。

女王は1926年4月21日生まれ。2020年には94歳になる。

The Queen Elizabeth Ⅱが本当は何者かというと、大英帝国を築き上げ、世界を牛耳ってきたイギリス大貴族グループが担ぎ上げる“象徴天皇”である。

英王侯貴族軍団はプロテスタント勢力の頂点に立つ世界支配層だ。

イギリスのヘゲモニーがはっきりと確定したのは、ナポレオン戦争の勝利後なので、ほんの(?)200年ほど昔のことだ。

以来、彼らは世界を牛耳っていく。

だから、真の英爵位は、今も直系男子一人にしか継承を許されていない。なぜなら、現代でも通用する本物の特権階級の証だからである。

ま、その話はここではしない。

ここで取り上げたいのは、次の国王は誰かということ。

むろん、王位継承の筆頭は息子のチャールズ皇太子。1948年11月14日生まれ。つまり、2018年11月14日には70歳。2020年の11月には72歳。

果たして、チャールズが次期国王になれる可能性はあるのだろうか。

おそらく、その望みはほとんどない。チャールズが70歳代になっても、エリザベス女王は生き続けている。だが、女王も不死ではありえない。いずれ亡くなる。

すると当然、「70歳代の老人に後を継がせる意味があるのか」という議論が沸き起こるだろう。

しかし、それ以上に重要なことは、英国民がチャールズを支持していないことだ。

その理由こそ、かつてダイアナにした仕打ちである。

ダイアナの結婚から離婚、そして死まで

1981年7月、英王室とチャールズは、本当はしぶしぶ“スペンサー伯爵家令嬢”のダイアナを后として迎えた。しかし、チャールズはカミラと関係を続けていた。

愛人がいた上、気が進まない結婚をしたのだから、チャールズがダイアナに優しかろうはずがない。ダイアナは愛のない結婚生活に耐えられず、数度の自殺未遂をした。

極めつけは、東イングランドにあるカントリーハウス「サンドリンガム城」でのエピソードだ。海沿いにある、女王お気に入りのprivate homeである。

(出典:http://www.sandringhamestate.co.uk/)

結婚から約半年後、ダイアナはこの建物の階段から身を投げて自殺を図った。お腹の中には胎児がいたと言われている。

しかし、冷血漢のチャールズ皇太子はさっさと乗馬に行ってしまった。

やがて、ダイアナはウィリアム王子とヘンリー王子を産む。

1980年代半ばには、二人は早くも別居状態になる。

チャールズはカミラとの関係を再開、というか、もともと影で付き合っていたので、開き直ったというべきか。

そのままチャールズとダイアナの関係は冷却化の一途をたどる。

1990年代の前半には泥沼化。ダイアナも公然と結婚生活の実情を暴露したり、自らの不倫を認めたりするようになった。

この頃、タブロイド紙の報道合戦は凄まじかった。

実は、ユダヤ系のメディアが盛んにチャールズをバッシングしていたのである。

単純に「ユダヤ同胞のダイアナに何をしてくれたのだ!」という怒りもあったと思うが、今にして思えば、チャールズに後を継がせないための布石でもあったのかもしれない。

これまで述べてきたように、ダイアナが、ユダヤ側から英王族に対して政略結婚として差し出された女性だったという真実を知らなければ、物事の本質を理解するのは難しいと思われる。

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1996年8月、両者の離婚が成立。

ダイアナが莫大な慰謝料を手にしたのはともかく、チャールズと王子の親権を分かち合ったことが、実は英王室的に問題だった。

彼女がアラブ人の富豪と付き合いだしたので、仮にその子供を身篭ったりしたら、大英帝国と英王侯貴族の威信に関わると、懸念されたのである。

それが暗殺の一つの理由のわけだが、ともあれ彼女は翌年“事故死”した。

チャールズの人気・人望がないのは当たり前

で、その後のチャールズの行動が、また英国民の不興を買った。というより、そういう世論になるよう、ユダヤ系メディアがバッシングして誘導したのかもしれない。

チャールズとカミラは、邪魔者がいなくなったとばかり、公然と交際する。公式行事にも二人で出席するようになる。

そして、ついに2005年4月に再婚した。

コーンウォール公爵夫人となったカミラはまた、ウェールズ大公妃(プリンセス・オブ・ウェールズ)の称号も手にした。これは故ダイアナが持っていた称号だった。

客観的にいえば、チャールズなる男は、妻を苦しめて、離婚して、(暗殺して)カミラなる愛人と不倫した末に再婚した、ということになる。

常識的に考えれば、こんなことをして国民に嫌われないはずがない。

だから、イギリス人はカミラが大嫌いだ。

彼女は民衆から心底「Her Royal Highness」とは呼んでもらえない。彼女に公然と悪態をつく人もいるらしい。

チャールズは、「次の英国王は誰がふさわしいか」というアンケートでも、1位の長男ウィリアムに大きく差をつけられている。

その上、2018年11月から「70歳代」に突入すれば、彼を次期国王にしようという者など、ほとんどいないだろう。

王室を担ぎ上げる大貴族や、国家機関などの周辺権力もまた、エリザベス女王亡き後は、一挙に”若き”ウィリアム王子を新国王に推戴するのではないだろうか。

なぜウィリアム自ら英ウィンザー朝を滅ぼしにかかるのか?

おそらく、チャールズが70歳代に突入以降、周辺権力は「次」を考え始める。それは、チャールズか、ウィリアムのどちらに忠誠を誓うか、選択しなければならなくなることでもある。

当然、彼らは1982年生まれの若いウィリアムに忠誠を誓う。

当たり前である。下々にとって、これは己の将来の出世が掛かった問題なのだ。

かくして、ウィリアム王子に徐々に実質権力が移行していく。

英国王は立憲君主という建前だが、本当は軍と警察と諜報機関を実質的に支配している。

対して、徐々にチャールズのほうは見捨てられ、権勢を失っていく。

こうして趨勢がはっきりした時、ウィリアムはどんな行動に出るだろうか。

彼は母親譲りのユダヤの血統のほうを愛して、父親の血統のほうを憎んでいる。ユダヤの血統とは、ゴールドスミス・ロスチャイルド家のそれである。

彼は生母ダイアナが受けた仕打ちを決して忘れていない。

彼はおそらく「母親が暗殺された真相」を知っている。だから、たとえ表面的にはどうあれ、内心では父チャールズとカミラを許していない。

いや、たぶん、女王とフィリップも許していない。

だから、ウィリアムの性格には、隠されている影の部分がある。

私は彼が「復讐」に出るのではないかと予想している。まず女王を消しに掛かったとしても、私は驚かない。なにしろ次期国王の椅子は彼のものだ。

むろん、チャールズとカミラは必ず消されるだろう。ちょうど彼らがダイアナを消したように。

二人の場合は事故死かもしれない。ダイアナと同じ様に。

というわけで、チャールズにとって、英国王でなければBBCのお天気キャスターに、という道は断たれることになる(これはむろんジョークである)。

こうして、ウィリアムはウィンザー朝を滅ぼしてしまうのだ。まあ、厳密にいえば、彼自身が最後の同朝君主ということになるが・・。

彼はケイト・ミドルトンと結婚し、2013年に長男ジョージを生んだ。

ジョージ坊ちゃんは4分の3がユダヤの血統だから、もはや真性のユダヤ人である。

彼にはゴールドスミス・ロスチャイルド朝グレートブリテンの初代国王陛下となる将来が約束されている。

思えば、イギリス再上陸から4世紀弱。その間、ユダヤ金融資本側の頂点に立つ一族は、少しずつ英上流階級に食い込んでいった。

ついに「本丸」である英王室を乗っ取り、西洋世界の頂点に立つというわけだ。

 

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Takaaki Yamada: