高宗

中国・アジア

「日本はドイツの過去の清算に学べ」という欺瞞とカウンター・プロパガンダ

当記事は前回の補足。 前回、全国公開されたばかりの『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(原題「DARKEST HOUR」)という映画を取り上げた。 チャーチルは大政治家であり、ナチスドイツと勇敢に戦って連合国を勝利に導い...
歴史

なぜ日韓併合は韓国の自己責任が大か(その4)

さて、前回。日本は漢城の王宮に乗り込んで閔妃派を追放し、開化派官僚を集めて近代化のための改革断行内閣を組織した(甲午改革)。そして95年初頭、国王高宗に対して「朝鮮の独立宣言」と「国政改革十四か条の誓約」を公の場で行うことを強いた。同4月に...
歴史

なぜ日韓併合は韓国の自己責任が大か(その2)

1876年の日朝修好条規で、日本は朝鮮を「自主の国」と認めた。しかも、形だけの自主ではなく、近代的な独立国家としての内実を整えていく必要があると考えていた。なぜなら、それが日本の安全保障上の利益に与するからである。 その上で最大限、通商上の...