中国・アジア

オピニオン・提言系

中国は戦争さえしなければ十年以内に世界一の国になれるのだが

みなさん、こんにちわ。 そして、明けまして、おめでとうございます。 しかし、今年は本当に「おめでとう」なのか。 中台戦争近し、とも思える今だからこそ、書き残しておきたい。 「中国は戦争さえしなければ十年以内に世界一の国になれるのに」と。 そ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

絶対に誰も買わない小説(笑)

みなさん、こんにちわ。 「絶対に誰も買わない小説」がkindleから発売されました。 その名も『あの龍を撃て マスター・オブ・ザ・ドラゴン』。 大長編の冒険小説です。しかも値段は99円。kindle本としては最安値です。 どうせ誰も買わない...
オピニオン・提言系

米中対立、日本人が気づかない日本にとっての最悪シナリオとは!?

みなさん、こんにちは。 トランプ大統領と米国務長官の対中発言は苛烈なものがありますね。 やはり戦前のルーズベルトの対日独発言に似ている。 対立の火種は、もう個々の項目にとどまらない。 知的所有権の泥棒とか、ファーウェイとか、スパイ、新型コロ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

新型コロナで米中対立が一層激化、もはや戦争は避けがたいのか!?

みなさん、こんにちは。 私は公式には、2016年から「2020年代の前半、早ければ2021年にも世界大戦が起きる」と、警鐘を鳴らしてきました。 また、世界恐慌が起きるとも、言ってきました。株価が右肩上がりの時代に。 私は4年前に下のような記...
中国・アジア

中露イランを対象に行われている民主化ドミノ作戦

みなさん、お久しブリ。 冬は脂ののったブリが旨い季節。 さて、香港デモはもう半年以上も続いています。 発端は逃亡犯条例改正(改悪)ですが、6月の「天安門事件30周年追悼」が運動加速の役割を果たしたことは否めないでしょう。 民主派グループはた...
中国・アジア

祝賀御列の儀で要警戒な暗殺手段はドローン使用だ【即位礼正殿の儀】

みなさん、こんにちは。 10月22日、天皇陛下が内外に即位を宣言される「即位礼正殿の儀」がいよいよ行われます。また、祝宴である「饗宴の儀」も行われます。 しかし、同日に予定されていた祝賀パレード「祝賀御列の儀」は、台風19号の被災地への対応...
中国・アジア

共産中国の変革の始まりか【天安門事件30周年から香港巨大デモへ】

さて、現在、香港では市民による大規模な抗議デモが行われている。 「天安門事件30周年」のところに、中国本土への犯罪容疑者の引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案が香港議会で可決されようとしたからだ。 先日は103万人が集結したとか。 周...
テロ・紛争・戦争・崩壊

南中国(華南経済圏)が分離独立に動き出す

私はこれまで当サイトで「中国は崩壊する」と予測してきました。 ただし、それはあくまで国家体制が崩壊するという意味であって、中国自体が無くなってしまうという話ではないとも、断っています。 そして、そのキッカケとして以下のことを予測してきました...
オピニオン・提言系

「実現していたら違う中国が存在していたはずだ」【読売新聞記事より】

みなさん、こんにちわ。 先日、中国外務省の副報道局長が、定例記者会見において、 「中国の(事件後の)発展は、政府が当時取った行動が完全に正しいことを証明している」などと、学生・労働者に対する武力弾圧を正当化したようだ。 評論家の八幡和郎氏も...
テロ・紛争・戦争・崩壊

中国共産党の本質は暴力そのものであり、また戦いに戻る(後編)

さて、話が脇道に反れた(前編は以下)。 当時の中国に急進的な自由化を警戒する空気が生まれていたのも事実。 だから朝日新聞と田邊誠がうまく中国の守旧派を扇動できたともいえる。毛沢東時代の反動で堂々と政府を批判したり、民主化を掲げたりする真似は...
テロ・紛争・戦争・崩壊

中国共産党の本質は暴力そのものであり、また戦いに戻る(前編)

国共内戦、朝鮮戦争、中ソ紛争、中越戦争、そして天安門事件。 これらを見ると、中国共産党とは、軍隊であり暴力そのものである事実が分かる。 毛沢東は「革命は銃口から生まれる」と言った。 軍略家である毛は、日本軍と国民党軍を戦わせ、漁夫の利をさら...
中国・アジア

30年前の今日「天安門事件」

みなさん、こんにちわ。 厳密には「第二次事件」なんですが、まあ社会通念上はこれでもよいかと。 30年前を思い出しますね。 当時、私は大阪芸大とかいう、奈良県との県境にある、敷地の奥が山になっている、ショボいFラン大学の学生で、しかもすでに通...
テロ・紛争・戦争・崩壊

イランから北朝鮮へ、中東での戦争は極東に飛び火する

1950年代の朝鮮戦争の直前のように、北朝鮮と中国がアメリカを「共通の敵」とする関係になった時、金正恩はどのように振舞うだろうか。 ヒントとなるのが、就任当初からの朴クネの強気な反日全力外交だ。あれはバックに中国がいるからこそできたものだ。...
中国・アジア

延命中に「最強の後ろ盾」を得た北朝鮮の悪運の強さ

さて、前回。 日本帝国は「ハルノート」を突きつけられた瞬間に暴発したが、北朝鮮は「完全非核化」という「対北版ハルノート」を突きつけられても「空約束」という形でいったん飲むフリをしたので、曲がりなりにも「交渉」を継続する形になっている、と述べ...
中国・アジア

日本は「令和元年」、中国は「共匪70年」でどうだ?

みなさん、こんにちは。 「平成」がいよいよ終わりますね。 5月1日からは「令和」の時代へと突入する。 その前後の連休といい、なんだか今年は二度も新年を迎える気分です。 ところで、今回の新元号の選定に際して、出典が中国の古典か、それとも日本の...
オピニオン・提言系

儒教は決してオワコンではなく今だからこそ見直されてほしい理由

みなさん、こんにちわ。 いきなりですが、『論語』を読まれたことはあるでしょうか。私は一時期、中国思想に嵌まったことがあって、その頃に読みました。 ただ、「孔子=儒教」と、ずっと思っていました。 あの石平氏が儒教について面白いことを書いていま...
テロ・紛争・戦争・崩壊

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・後半】

さて後半。(前半はこちら) 2018年3月の“電撃”中朝首脳会談は、やはり北朝鮮が望んだから実現したという単純な話ではない。それ以上に、習近平が彼を招待したということだろう。 しかも、3月20日に習政権二期目が発足したばかり。 金正恩の「電...
中国・アジア

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・前半】

私の知る限り、まだ学者・専門家系の人は誰も言及していないが、現在の習近平体制と金正恩体制が発足して以来、「初めて」といえる「ある状況」が生じつつある。 それは「史上初めて習近平と金正恩が反米でがっちりと手を組む」ということ(まだ「組んだ」と...
オピニオン・提言系

もっと評価されていい安倍対中外交

さて、前回「日中友好詐欺」について述べたが、巷間では、安倍政権がまんまと乗せられているのでないかと心配する向きがあるようだ。 とくに、戦前の日本の同盟戦略の過ちを踏まえ、日本の生き残りは最強アングロサクソンとの連携にあると信じる親米保守層に...
中国・アジア

日中友好詐欺にご用心・・ってみんな知っているよな(笑)

やや旧聞に属するが、日中平和友好条約の締結から40年にあたる2018年10月、安倍総理が訪中し、習近平国家主席と李克強首相と会談した。 日本の指導者としては7年ぶりの公式訪問である。 中国側は天安門に日章旗まで掲揚して最高の国賓待遇をした。...
中国・アジア

欧米支配層の狙いは「共産中国解体→再植民地化」か?

昨年、トランプ政権は中国に対して2500億ドル規模の関税をかけ、10月にはペンス副大統領が「対中宣戦布告」とも取れる激烈な中国批判演説を行った。 要は、中国は、知的財産の窃盗やスパイや為替操作やら、ありとあらゆる汚い手を使って、政治的にも経...
オピニオン・提言系

黙示録の予言と中国で始まった「人間ポイント制」社会

みなさん、こんにちは。 「ゆりかごから墓場まで」の超管理社会の到来を語る時、欧米で必ずといっていいほど引き合いに出されるのが「666」という数字です。 ご存知の方も多いと思いますが、念のため、これは「獣の数字」なんですね。 聖書のラストを飾...
テロ・紛争・戦争・崩壊

ペンス副大統領演説で米中は「開戦前」に突入した

さる10月4日、ペンス副大統領が中国に対して極めて敵対的な演説をしたことで話題になりました。場所はワシントンにあるハドソン研究所。あの日高義樹氏が上級研究員をしているところでもあります。創設者は戦後日本の躍進をもっとも早くから予言したあの未...
テロ・紛争・戦争・崩壊

なぜ南シナ海は「世界大戦の発火点」になってしまったのか?

みなさん、こんにちわ。 つい先日、南シナ海で、米海軍のミサイル駆逐艦「ディケーター」と、中国海軍の「蘭州170号」が40メートルまで接近する出来事がありました。 中国艦艇が進路妨害したので「ニアミス」と呼ぶのは妥当ではない。 米海軍の艦艇は...
中国・アジア

南シナ海で一触即発の米中両軍

みなさん、こんにちは。 アメリカはオバマ政権末期から南シナ海で「航行の自由作戦」を実施しています。 トランプ政権になってから、中国は「アメリカの覇権に挑戦するライバル国家」として位置づけられ、より作戦の頻度(又中国のいう“挑発”度)も増して...
オピニオン・提言系

習近平の「夜郎自大」と国内からの「指桑罵槐」

みなさん、こんにちは。 いきなりですが、「夜郎国」の故事をご存知でしょうか? 司馬遷の『史記』で“滑稽な国”として紹介されている国です。 今の貴州省・雲南省あたりにあった小国(前523年~前27年)です。 ほとんどラオスやミャンマーに近いと...
オピニオン・提言系

共産中国はあと数年の寿命

私は最近まで、21世紀に入ってから濫造されるようになった「中国崩壊論」を歯牙にもかけなかった。中国はますます発展していって、やがて日本のGDPを追い越し、世界第2位の経済大国になると、早くから確信していたからである。 その考えを変えたのが2...
中国・アジア

「日本はドイツの過去の清算に学べ」という欺瞞とカウンター・プロパガンダ

当記事は前回の補足。 前回、全国公開されたばかりの『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(原題「DARKEST HOUR」)という映画を取り上げた。 チャーチルは大政治家であり、ナチスドイツと勇敢に戦って連合国を勝利に導い...
オピニオン・提言系

空海や玄奘が決死の覚悟で求めたものが簡単に手に入る時代にあって、かえって人はその価値や有り難味が分からなくなっている

さて、前回の続きです。 空海は唐から膨大な経典などを日本に持ち帰りました。 唐から空海が持ち帰ったものは『請来目録』によれば、多数の経典類(新訳の経論など216部461巻)、両部大曼荼羅、祖師図、密教法具、阿闍梨付属物など膨大なものである。...
アニメ・マンガ・映画他

映画「空海」と公演「神韻」――この春は中国文化に触れてみては

先日、楽しみにしていた映画「空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎」を鑑賞した。 意外や意外、名探偵コナンならぬ“名探偵空海”な内容であった。 「空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎」予告1 当初、ドタバタとやけに忙しい感じで、しかもCG...
テロ・紛争・戦争・崩壊

勇気ある内部告発者とは一色正春氏のことだ

前川元事務次官を「勇気ある内部告発者」として持ち上げるメディアや人々がいる。関口宏の『サンデーモーニング』は酷かった。それで言わずにはおれなくなった。 私はこの問題に関しては門外漢だが、これまでの情報を総合すると、前川氏は私怨と省益に基づい...
中国・アジア

「大明宮」(DAMING PALACE)のご紹介

みなさん、こんにちは。 中国史上においてもっとも輝ける時代のひとつが唐(Táng:618~907年)の時代であることはご存知かと思います。8世紀はじめ頃から始まった玄宗皇帝の治世には、帝国の版図はほとんどアラル海にまで及び、イスラム帝国と接...
中国・アジア

これからは経済も理念もインドの時代

みなさん、こんにちは。 今回は、みなさんがドン引きしかねない話をします。もう世間の目を気にするのはやめて、自分が本当に訴えたいことを正直に語っていこうと思います。 先日、下の経済産業省作成のグラフを紹介しました。 中国の生産年齢人口がピーク...
テロ・紛争・戦争・崩壊

見えてきた共産中国の終わりとラストエンペラー習近平

みなさん、こんにちは。 いきなりですが、下の経済産業省作成のグラフをご覧ください。 中国の生産年齢人口(15歳~64歳)が今ちょうどピークを過ぎて、これからどんどん下降していくことが分かります。 このデータの意味するところは、ある意味、恐ろ...
オピニオン・提言系

河野洋平という共産中国の召使い

いやはや、久しぶりに呆れ果てるというか、真面目に腹を立てるのも馬鹿らしいニュースが飛び込んできましたね。 5月31日、河野洋平が都内で講演して、安倍政権や憲法改正などについて批判したそうです。むろん、それ自体は何ら批判に値しない。党内にも様...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮への攻撃は7月後半以降

みなさん、こんにちは。 私は当初、トランプ政権が中国に与えた「チャンスの期間」ですが、 おそらく、1か月前後の「ショート」か、それとも半年以上1年未満の「ロング」か、どちらかだと考えられる。(略)その間の「ミドル」は、可能性として一番低いで...
テロ・紛争・戦争・崩壊

日中関係を改善したければ中国は早く謝罪しろ

在韓米軍に「高高度防衛ミサイル(THAAD)」が配備されたことに伴い、韓国が中国から凄まじい“お仕置き”を受けている。 報道に拠ると、韓国への観光禁止、中国国内での韓国製品排除、はては韓流制限令にまで及んでいるという。とりわけTHAADの設...
テロ・紛争・戦争・崩壊

共産中国の運命は決した――開戦滅亡か、内乱分裂か、二つに一つだ!

さて、前回からの続きだが、ある意味、ここから本題である。 中国はリーマン・ショック以降、空前の財政出動によって景気を下支えしてきた。これは日本のバブル崩壊後の対策に倣ったものらしい。この中国の思いきった景気対策は、当時の日本と世界の景気回復...
テロ・紛争・戦争・崩壊

すでに始まったトランプの米国 VS 中国の激突

2006年以降の「流れ」を説明したのが前の二記事だった。 いわば「縦軸」の視点である。対して、この記事では、主として「横軸」の視点から、中国を取り巻く現状、そして同国の「これから」を予想してみたい。 米中は根本的な面で衝突し始めた これは「...
中国・アジア

なぜ共産中国は”打倒”されるのか? その知られざる根源的理由

「アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった」のつづき。 2000年に大統領に就任したプーチン&旧KGB軍団による猛烈な反撃があり、そこへさらに胡錦濤の中国が「反欧米」で合流したため、世界は冷戦バージョン2へと移行しました。しかも、...
テロ・紛争・戦争・崩壊

アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった

みなさん、こんにちは。 もしかして、昨今のニュースや識者解説の影響を受けて、 「どうやらトランプ政権になってから、アメリカは急に方向転換して、中国を倒すことに決めたらしい」などと納得している人はいませんか? その考えは、全然、間違いだと思い...
オピニオン・提言系

北朝鮮による日本人拉致問題を解決する「山田案」・後半

6・中国が対日急接近を始めた背景 7・ドアから顔をのぞかせた中国に対して見返りをケチるな 8・日中新時代をもたらす戦略的互恵外交・その1 9・日中新時代をもたらす戦略的互恵外交・その2 10・戦略的互恵外交は戦後レジームを終わらせる 6・中...
オピニオン・提言系

北朝鮮による日本人拉致問題を解決する「山田案」・前半

はじめに 1・拉致問題の解決策である「山田案」とは何か? 2・山田案は「国家百年の計」からスピンオフした解決策である 3・山田案には道理と戦略的利益がある 4・なぜ中国ならば拉致問題を解決することができるのか? 5・中国側と「悪魔の取引」を...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮への空爆と金正恩「斬首作戦」がまもなく開始か!? 【第二次朝鮮戦争】

今回の記事は、実際の軍事運用面に焦点を当てたものです。 史上最大規模の米韓合同軍事演習が始まりました(*傍線筆者)。 米韓両軍は1日、韓国と周辺海域で朝鮮半島有事に備えた合同野外機動訓練「フォールイーグル」を開始した。米原子力空母カール・ビ...
アニメ・マンガ・映画他

これを読まずに共産中国を語るな――『マンガで読む嘘つき中国共産党』

中国にもついにこういう人が出てきたか、と思うと大変感慨深い。『マンガで読む嘘つき中国共産党』を読んで、時代の大きな変化の波を感じました。 著者は中国亡命漫画家の辣椒(ラー・ジャオ:以下カタカナで表記)さん。 共産党によって逮捕され、亡命を余...
中国・アジア

【超真相】なぜ田中角栄はロックフェラーに潰されたのか?【異説】

一連のキッシンジャー記事のついでです。 大統領就任演説を見ても分かるように、トランプは国内問題ばかり語っています。彼の頭の中は「国内の見捨てられてきた人たち」に対する同情の念で溢れています。対して、外交政策では、典型的なアメリカ人らしく、善...
中国・アジア

影の政府の内部事情とキッシンジャー・リターンズ、そしてレーガンの再来トランプ Henry Kissinger Returns

軍事タカ派とユダヤ金融と国内優先派の連合体であるトランプ政権は、こと対外政策においては、対ロを除いて極めて強硬です。この点で「ネオコンの再来」なら、対ユーラシア外交ではキッシンジャー本人の再登場という点が、まことに興味深い。 影の政府内部で...
中国・アジア

トランプ政権の対中ロ外交はキッシンジャー戦略の修正再起用だ

さて、トランプ新政権を指して私は勝手に「ネオ・ネオコン政権」とあだ名しました。トランプでもヒラリーでも大きな違いはないというのが私の考えです。 両者の極端な対ロシア姿勢の違いについては、主として「影の政府」内の路線対立が反映されたものであり...
中国・アジア

打倒イラン・中国を目指すトランプ“ネオ・ネオコン”政権

トランプ新政権の対外姿勢がほぼ浮き彫りになってきました。 まず、プーチンとロシアに対しては極めて宥和的です。報道によると、どうやらロシアの情報機関にトランプ個人が弱味を握られているらしい。MI6元幹部のソースなので一定の信憑性があります。ま...
テロ・紛争・戦争・崩壊

過去5回の日中間の戦争を振り返って見えてくるもの

見方によっては、日本と中国は過去に5回も戦争している。 歴史的に見れば日中間の戦争は珍しくない 1度目「白村江の戦い」 663年(天智2年)8月。倭・百済遺民連合軍と唐・新羅連合軍との戦い。朝鮮半島の白村江(現在の錦江河口付近)で行われた。...
ギャグ

ポンコツ空母「遼寧」のテーマソングを考えたったw

みなさん、こんにちは。 動く墓場、日米の標的鑑、海の石景山遊園地、空母保有国を自称したいがための空母、浮かぶ棺おけ、ソラの母ならぬカラッポの母・・と、散々馬鹿にされている中国の空母「遼寧」。中国がワリヤーグなる旧ソ連の未完成放置空母をウクラ...
ギャグ

金城武を尖閣諸島に派遣せよ

真面目な話題が続いたので、ここらでジョークを一発。 海上保安庁によると、中国公船が尖閣諸島周辺に出没するようになってから昨年12月でなんと「一千日」を超えたそうな。うち領海侵入のケースは、「計177日、のべ560隻」におよぶ。昨年8月には「...
テロ・紛争・戦争・崩壊

トランプは史上最強の「反中国・北朝鮮」大統領となる!(中国編)

金正恩が「新年の辞」で「ICBM発射実験の準備が最終段階に入った」と自慢すると、それを挑発と受け止めたトランプが「させてたまるか!」とツイートした、というのが前回の話。それも含めて、米「奥の院」および表のトランプ政権が今後どう出るか? 19...
オピニオン・提言系

3%税で大繁栄した漢帝国と税金地獄の悪政日本

BC221年、天下を統一した秦の始皇帝は、巨大な宮殿や陵墓、万里の長城などを次々と建設し始めた。今でいう公共事業である。そのために秦は、民に過酷な税と労役を課した。人々は苦しみに喘ぎ、不満を募らせた。政治の乱れが重なったこともあり、始皇帝の...
オピニオン・提言系

逆神の擦り寄りは戦略の転換サイン! 日本は南シナ海でバック・パッシングを!

さて、これまで独自の仮説を二つ述べてきました。 一つは、今日の、中国の南シナ海での傍若無人な振る舞いは、2010年と12年の領海侵犯と官製反日暴動に対する当時の日本側の融和的な対応にもいくらかの原因があるということ。つまり、ヒトラーに対する...
テロ・紛争・戦争・崩壊

アメリカの狙いは「リメンバー・ロナルド・レーガン」か

わずかここ2年の間に第三次世界大戦の火種が出揃った現実は「今度の戦争はヒロシマ・ナガサキから始まる」紹介したが、果たしてそれらはすべて偶然だろうか。その中の多くは、実は大戦の勃発を意図して計画的に作られたものと推測することはできないだろうか...
中国・アジア

チェンバレン外交の轍を踏んだ民主党政権と野中広務氏ら

今、南シナ海で米中が一触即発の状態にある。 7月12日、国連海洋法条約に基づくオランダ・ハーグの仲裁裁判所は、南シナ海に関する中国の領有権主張を退ける判決を下した。 アメリカは昨年10月、原子力空母ロナルド・レーガンを横須賀基地に派遣し、南...
中国・アジア

中国人は朝鮮半島への民族大移動を始める

歴史的に見て、大陸の帝国は、成立時の勢いや国力の膨張期に東西南北へと領土を広げた。漢の武帝の頃には、朝鮮半島も直接的な支配下に置かれた。そういう意味で、近年、急速に発展を遂げてきた現代中国が、毎年二桁の軍拡を行い、周辺に再び勢力を拡張しよう...
中国・アジア

未遂に終わったある外交戦略(前半)

日本と中国、意外な過ちの原点とは? 以下に紹介する文書は、今からちょうど十年前に私が書いたものです。 (*2016年付記:これは、この記事を発表した2012年の、さらに10年も昔に書いたもの、という意味です) 内容は、日中関係の劇的な改善と...
中国・アジア

未遂に終わったある外交戦略(後半)

(以下、本文後半) なぜ戦後賠償を行うことが日本の「国益」なのか では、そもそもなぜわれわれがこの期に及んで中国に対する戦争賠償を実行しなくてはならないのか? 一言でいうなら、国益に寄与する所が大だからである。それを以下に説明していく。 7...
中国・アジア

オウンゴールが続いた対中外交

いよいよ今期末で十年間におよんだ胡錦濤・温家宝体制が終焉する。おそらく、一般の日本人的には、反日に狂騒する姿ばかりが記憶に残り、散々な印象しかない。 ところが、私の見解は少々異なる。実は、胡錦濤・温家宝体制は親日政権ないしは協日政権だったと...
中国・アジア

中国が「空気」という怪物に操られる日

中国は国民主権というレベルにはほど遠いが、「大衆が力を持ち始めた」という事実、またそれによって中国が動かされることもあるという可能性は、頭に入れておくべきだと思う。本来ならばそれは民主化の進展を意味するので喜ばしいことなのだが、大衆の受けて...
オピニオン・提言系

日中間の戦争を抑止する方法

現在、尖閣諸島の領有をめぐり、日中間に争いが生じているというか、われわれが一方的に因縁をつけられ、暴力を受けている。 中国各地で勃発中のデモ・暴動・略奪は、当局による扇動とする見方が強い。次期政権を睨んだ権力闘争が原因なのだろうか。専門家の...