真面目な話題が続いたので、ここらでジョークを一発。
海上保安庁によると、中国公船が尖閣諸島周辺に出没するようになってから昨年12月でなんと「一千日」を超えたそうな。うち領海侵入のケースは、「計177日、のべ560隻」におよぶ。昨年8月には「200隻を超える中国漁船とともに、過去最多となる15隻の中国公船が同時に接続水域や領海に侵入した」(産経新聞2017.1.8)という。
こうやって、いかにも自国の民間漁船の操業を取り締まっているフリをする。実際には漁船団とグルで、取締りを口実にして、領海侵犯を繰り返しているのである。
どうやら領有権問題を既成事実化して、日本を交渉のテーブルに引きずり出そうという魂胆もあるようだ。それにしても、日韓台の領海に出没するこの連中ときたら・・・。
思わず、
三国志か、おまえらは!
と突っ込みたくなる(笑)。
この傍若無人ぶり・・まさに長江の曹操軍である。これでは海上保安庁の皆さんが疲弊するばかりだ。そこで、そっちがその気なら、われわれも対抗策を練るべきだ。
まず、尖閣諸島についてのおさらい。以下、ウィキペディアから引用。
尖閣諸島は魚釣島、北小島、南小島、久場島、大正島、沖の北岩、沖の南岩、飛瀬などで構成される[8]。総面積は約5.56km2[8]。戦前には日本人居住者がいた時期もあったが、1940年頃以降はいずれも無人島となっている[8]。
尖閣諸島関係のニュースでよく見るのが次の二つの島である。
上が北小島、下が南小島。下のユニークな形はおなじみ。
この南小島の平べったいところに金城武を立たせたらどうか。もちろん、諸葛亮のコスプレをして。
で、中国公船と漁船軍団が襲来する度に、悠然と羽扇をあおがせる。
中国はこの金城孔明にビビって、
退却する、ということはむろんないが(笑)、実は、こういうユーモアのセンスを発揮することが、相手に対して余裕を見せつけることにもなる。「おちょくられた!」と中国政府が激怒すれば、なおさらこっちが精神的に優位に立ったことになる。
他のアジア諸国も「よくやった、日本のほうが一枚上手だ」と拍手喝采するだろう。
「やらせはせん!」
と、いきり立つばかりが能ではないのだ。
もっとも、こういうセンスに一番欠ける人種が日本の政治家と官僚なわけだが・・・。
(付記)
それにしても、ジョン・ウー監督の『レッドクリフ』(原題: 赤壁)はえがったですなあ。パート2の最後のところでちょっとカンフー映画っぽくなってしまったのは残念だったが、まるで古代の場面がそのまま甦ったかのような映像は、中国史好きの私としては最高だった。残念ながら、現代映画では日本は完全に中国に・・。
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