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中露イランを対象に行われている民主化ドミノ作戦

イランで行われている抗議デモ

みなさん、お久しブリ。

冬は脂ののったブリが旨い季節。

さて、香港デモはもう半年以上も続いています。

発端は逃亡犯条例改正(改悪)ですが、6月の「天安門事件30周年追悼」が運動加速の役割を果たしたことは否めないでしょう。

民主派グループはただ闇雲にデモの長期化・過激化を進めているわけではなく、11月下旬の香港区議会選挙において8割超の議席を獲得するという圧倒的勝利を収めて、地方政治の主導権を握るという一つの目標を達成しました。

ただ断っておくと、今回の香港デモは、本土中国人の支持はほとんどありません。そこがかつての天安門事件との大きな違いであり、延焼しない理由の一つ。

大きな理由は、米中対立が激化している中にあって、今回のデモが中国打倒を目指すアメリカによって使嗾されたものとの、突き放した見方が強いためです。

読者の皆さんもとっくにご存知のこととは思いますが、

8月以来、中華系プレスによって、以下の情報がSNSで拡散されています。

このジュリー・A・イーデ(Julie Eadeh)という女性ですが、

Political Counselor at the U.S. Consulate General in Hong Kong.

という肩書きです。

香港米領事館の「政治顧問」に就いているらしい。

彼女を紹介しているページを見ると、興味深い経歴をしている。

2002年に建築学修士(MAAS)を取得して、その後に外交官になっている。

しかも、赴任先がエルサレム、リヤド、ベイルート、バグダッド、台北、上海、ドーハ、そして香港と、面倒な現場が多い(逆に日本は一番ぬるい現場らしいが)。

おおむね、中東で経験を積んだ後、中国南部沿海地域で職務に従事している。

彼女のキャリアで白眉と言えるのが、2006年のイスラエル・ヒズボラ紛争の際、レバノンから約1万5千のアメリカ人を避難させるミッションに従事したことのようだ。

この件について調べてみると、アメリカにとって戦後最大級の海外在住民間人の避難作戦であり、海兵隊との全面コラボで行われた大きな出来事だったらしい。

香港デモのリーダー格が、どういう経緯でこのような米外交官と接触しているのか、中華系プレスの説明(デモは米が支援しており、両者が共謀しているとする)は鵜呑みにできませんが、それが無くとも「怪しい」という印象は仕方がない(笑)。



ジュリー・イーデは「アラブの春」工作の渦中にいた米大使館員

ところで、上の写真を証拠として、香港デモのバックにいるのはCIAだという見方が、ネットでは数多く見受けられます。

その可能性はあるが、CIAの陰謀か否かという判断は、実はあまり重要ではない。

そもそもCIA自身が道具に過ぎない。また、対外工作を担当するのはCIAだけじゃない。ペンタゴンや国務省も独自にやっている。

しかも、CIA・国務省・国防総省の三つは「影の政府」直轄機関

議員や大統領は操り人形――ただしブッシュ家は中の人――が多いが、国務長官と国防長官は「影の政府」の関係者が「目付け役」として就いているケースが多い。

たとえば、キッシンジャーなどがそう。だから、ケネディがキッシンジャーを追放したように、トランプもティラーソン国務長官を追放したから、正真正銘の反逆者なのかなと私も迷ったが、どうも同じ世界支配層内部で内輪もめをやっているらしい。

またはトランプも、反トランプ派も、どちらのバックにいるのもロスチャイルドだから、対立の猿芝居をしているのか、それとも一族の内紛なのか、私も混乱している。

米国務省は、日本の外務省、中国の外交省に当たる。つまり、米の外交機関を「影の政府」が直接支配している。仮にジュリーおばさんがCIAでなくとも、元のボスは同じなのだから、CIAの工作か否かという点にとくに拘泥する必要はないわけだ。

「中東民主化のドミノ」は世界支配層のプログラムですが、当初はネオコンの強行策でした。しかし、軍事策略がコケると、国務省主導による代替策「アラブの春」へと切り替わった。重要なのは彼女がその“革命”のど真ん中にいた女性という点です。

そういう人物が今では台北・上海・香港を行き来している。

すると、「影の政府」が今度は中国に対して「民主化のドミノ」を仕掛けようとしているのではないか、という推測ができるわけです。

あるいは、米民間人の大量避難が必要とされる事態が、朝鮮半島だけでなく、中国で起きることも想定されるのではないか、という気がします。

中露イランで始まった”同時多発反政府デモ”

しかも、どうやらこれは中国に限った話ではないようだ。

日本のTVメディアは香港情勢ばかりを報道しているが、実際にはロシアとイランでも類似した反政権・反体制デモが起きている。

しかも、2019年、ロシアで大規模デモがスタートしたのは、6月に香港で「天安門事件30周年」の大規模集会が行われた直後というタイミング。

ここから香港デモはすぐに100万人規模へと膨らんでいったが、ほぼ同時に、ロシアでもモスクワで大規模デモが発生し、第二のサンクトペテルブルクへと飛び火した。

反プーチンデモも、香港デモに負けず劣らず執拗に繰り返されているのが特徴。

そして、今11月、イランで反体制デモが起き始めた。

「ガソリンの値上げ」が発端というが、1リットル9円が13円(又一定使用量以上だと27円)になったという程度で、日本人からすると、今までが安すぎたんじゃないかと、羨ましい話ですらある。ところが相当過激なデモに発展している。

Leaked Videos Show Iran’s Brutal Crackdown on Protests

What do we know about the Iran protests? | DW News

これは「今」起こっている事態ですが、イラン各地に飛び火して、大量の逮捕者が出ています。しばらくすると、日本のメディアも騒ぎ始めるでしょう。

イランの場合、「ガソリンの値上げ」はただの口実又キッカケであって、本質的にはそれまで抑圧されてきた民衆感情の噴出ではないでしょうか。

しかも、「誰か」がそれを解き放ち、扇動しているのではないか。イランのほうだと、MI6の担当だと思いますが・・。

いずれにせよ、香港・ロシア・イランでほぼ同時にデモが起こっている。

これは「中露イラン同時民主化ドミノ作戦」なのかもしれない。

中露イランは対欧米でますます連携する

ところで、当の中露イラン政府もまた「西側が扇動している」と発表している。

たしかに、この種の工作は英米の得意中の得意なんですね。

しかも、彼らの悪知恵の凄いところは、相手のカウンター(市民の弾圧)を引き出して、それをまた相手のネガティブ・キャンペーンに利用することです。

実際、中露イランとしても、反政府デモが全国規模に拡大することをもっとも恐れているため、徹底的に取り締まらざるをえない。だからボコボコにして摘発する。

欧米メディアは、待ってましたとばかり、それを「独裁国家の非道な振る舞い」として世界中に報道します。それが大義名分となり、経済制裁などが正当化できるわけです。

中露イランは、体制に揺さぶりをかけてくる西側の謀略に対して非常に憤っています。よって、彼らもまた西側諸国内の反体制派に対する援助を加速するわけです。

しかも、体制を締め付けて、「外敵」に国民の目を反らせようとするから、ますます西側との関係が敵対的になる。また互いに対西側での連携を強化しようとします。

こうして西側と中露陣営の区分がどんどん鮮明になりつつあります。

ちなみに、日本の野党や反体制派が今何をやっているかというと、「桜の会ガー」(笑)。

日本の左派は、世界の中でも特異なガラパゴスサヨク(ガラパヨク?)と言えます。

世界の目は今、中露イランで起きている“本物”の過激な反体制闘争に注がれていますから、「桜の会ガー」の珍騒動は、皮肉にも、いかに日本国内では反政府運動の材料が不足しているかを、逆に証明する形に格好になっています。

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