みなさん、こんにちは。
トランプ大統領と米国務長官の対中発言は苛烈なものがありますね。
やはり戦前のルーズベルトの対日独発言に似ている。
対立の火種は、もう個々の項目にとどまらない。
知的所有権の泥棒とか、ファーウェイとか、スパイ、新型コロナまき散らし、香港やウイグルの人権問題、南シナ海領有権、そして台湾・・と山ほどありますが、
もはや米中の対立とは「文明の衝突」「地政学上の対決」であり、過去をふりかえる限り、ほとんど戦争になってきたといえます。
私が気になるのは、いわゆる「逆神」の方々(笑)が、堰を切ったように、反中に鞍替えを始めたこと。
残念ながら、周恩来以来の中国共産党に対する敬意が消滅した。中国共産党の暴政は世界人民共通の敵といわざるを得ない。
— 山口二郎 (@260yamaguchi) August 11, 2020
ただ、民主化を訴えていただけなのにね。都合の悪い人は誰でも逮捕する。恥ずかしい体制だとしか言いようがない。
周庭氏を逮捕 民主活動家、「雨傘運動」リーダー 国安法違反容疑で香港警察(毎日新聞) – Yahoo!ニュース https://t.co/BI9pMg9iyZ
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) August 10, 2020
周庭氏や黎智英氏らの逮捕は重大な人権侵害であり、もはや単なる国内問題ではなく国際問題。断固抗議します。あらためて、香港での市民的、政治的自由を求める個人と運動に対する中国当局の直接介入、弾圧を可能とする「香港国家安全維持法」の撤回を求めます。#FreeAgneshttps://t.co/aVzH5rxr0u
— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) August 10, 2020
#周庭 さんの逮捕。言論や表現の自由が奪われ、 #民主主義 はあっという間に崩壊していく。他人事ではない。政府の横暴を監視し、声を上げ続けなければ、独裁への道はあっという間だ。日本政府は強い抗議声明を
「 #民主の女神 」周庭氏を逮捕 香港雨傘運動の広報 #東京新聞 https://t.co/AZ2VQYHLch
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) August 11, 2020
中国の反民主主義・反人道人権・反環境・反平和・反国際協調体質は、それこそ何十年も前、共産党が権力を握ってから、分かり切っていたことです。
むしろ、従来の中国だと、周庭さんは、処刑、最低でも2、30年の懲役だから、
むしろ人道的になったくらい(笑)。
この人たちは、民主主義じゃなくて、自分の脳ミソのほうを心配したほうがいい。
米中が暗黙の合意の上、自国領土以外を「戦場」に設定する可能性
古谷ツネの定義によると「反中はネトウヨ」だそうだから、彼らはもう立派な「ネトウヨ」である(笑)。
しかし、それまで靴を舐めかねない勢いで共産中国をヨイショしてきた連中が、いっせいに中国を叩き始めた・・・私はこれに引っかかる。
なぜなら、彼らはナチュラル「逆神」だからだ。
私が急に思い出しのは、米軍サイキック部隊にいたお江戸のデイムスさんのリモート・ビューイングである。
こういう方面から物事に光を当てられるのは、私ならではである(笑)。
エド・デイムスが予測するのは、日本人にとって、ものすごく嫌な未来である。
(*復活版!)
唐突だが、19世紀からの英露のグレートゲームをご存じだろうか。
大英帝国が急激に膨張するロシア帝国と黒海や南アジアなどで激しいつばぜり合いを演じたことを指す。これが当時の世界のもっとも大きなフレームであり、イギリスが日本の近代化を支援したのも、結局はこの東アジア版である。
そしてもう一つの例が1950年の朝鮮戦争。
これはついこの前、身近な例である。
何が言いたいかというと、時の超大国が自国本土以外に「舞台」を設定して局地戦をやるという例が近代史にはあるということだ。
もちろん、大海原や砂漠の真ん中が舞台になりようがない。
どこかの「国」が無理やり超大国同士の相撲の土俵に設定されてしまうのである。
朝鮮戦争は、朝韓戦争は最初の数か月で、あとは実質「米中戦争」である。
大国同士の代理戦争をやらされて、韓国朝鮮人は300万人も死んだ。
沖縄戦の死者は10万というが、韓国朝鮮人は全土で沖縄戦と同じことを強いられて、300万人が死んだのである。
この「米中の代理戦争をやらされた」という巨大な真実、そして空前の犠牲というのが、政治的に都合の悪い為政者たちがいる。
だから、その真実から目を反らせるために、まさに朝鮮戦争後、韓国では狂った反日洗脳教育が行われるようになった。
誰かをスケープゴートにする時は、たいてい、何か大きな真実を隠したい時である。
韓国の歴史教育では、この朝鮮戦争の記述がすぐに終わる。ほとんどスルーといっていいくらい。300万の犠牲が、徹底的に隠ぺいされている。
まあ、それは本質ではない。
要するに、もしかすると、今回も米中は、互いに本土は傷つけあわずに、その周辺を舞台にして戦うのではないか、ということだ。
中国が「我が本土に手を出したら核ミサイルの打ち合いになるぞ」とでもアメリカを恫喝するのかもしれない。
アメリカ的にも自分の本土が傷づかないほうがいいにきまっている。
つまり、日本、朝鮮半島、台湾、南シナ海・・などの周辺地域が彼らの決着の「舞台」にされてしまうのではないか。
それどころか、最後にはアメリカが同盟国を捨てるという選択すら考えらる。
私はエド・デイムスの見方には必ずしも賛同しないが、少しは頭の片隅にでも、この「嫌な可能性」を入れておいたほうがいいと思うのである。
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