長谷川さんの教え

アニメ・マンガ・映画他




みなさん、こんにちわ。

今、団塊の世代の人たちが一斉に定年に入りつつあります。

定年になる前は、「定年になったら毎日が日曜日だ」とかワクワクしていたのに、いざ実際になってみると、突然やることがなくなって、逆に苦痛に感じられるという話は、よく耳にします。ずっと家にいて、奥さんからもウザがられたりするという。

私は、みなさんの「暇潰し」のために当サイトを運営していますが、実際にそれが目的の人も多いと思う。グーグルのデータでは、読者の何割かは高齢者さんですね。

私はふと『銀魂』の長谷川さんの言葉を思い出しました。

ちなみに、『銀魂』を知らないとか、そういう無教養な人は困ります。今すぐユーチューブで『銀魂』を見ましょう。それはまた格好の暇潰しにもなりますので。

これ(下)が長谷川さんですね。公園で寝ているオジさんです。

シニア世代の皆さんよ、心して彼の言葉を聞くのだ。

長谷川さんのいる公園で、二人の少女がこんな会話をします。

「やっぱり夏休みって楽しいねー」

「そうだねー。あーあ、このままずーっと終わらなければいいのに」

それに対して、長谷川さんはこんな説教(?)をしました。

休みだけあってもそれは休みにはならないんだよォ

なんだってそうだ

休みだって終わりがなければ働くことと変わらない

義務苦痛に変わる

終わりがあるから休んでいられるんだ

終わりがあるから働いていられるんだ

終わらない夏休みなんて

無間地獄と変わらねーんだァ

Gintama 終わらない夏休みなんて無限地獄と変わらねえんだ!「282」より)

深い。

実に深い。

周囲から一目置かれている長谷川さんだけのことはある。

ちなみに、来月また一緒に講演をやる予定の玉蔵さんなどは、高次元存在のバシャールなどのメッセージをよく引用される。

私は長谷川さんである。

あと、北斗の拳、NARUTO、こち亀、ジョジョなどが参考になる。

「少年ジャンプばっかりじゃねえか!」と思う人は、甘い。

私は、カイジ、美味しんぼ、進撃の巨人、ナニワ金融道などからも学びます。

とくに、この班長のお言葉!

明日から頑張るんじゃない

今日、今日だけ頑張るんだ

今日を頑張った者

今日を頑張り始めた者にのみ、明日が来るんだよ

いやはや、なんという深さ。

今にして思えば、私も十代の頃に、これを知っているべきだった。

何の話だったっけ?

ああ、そうそう、

休みだけあってもそれは休みにはならない

という、長谷川さんの深い教えです。

さすがは公園のニーチェ。これは「冗談抜きで深い」です。



旅行、ショッピング、グルメ、レジャーをノルマにして“仕事”にしてしまう

何かすることがあって、はじめてそれ以外の時間が「休み」になる。

何もすることがないという意味での“休み”は無間地獄と同じ。

実は、シニア世代の中は、こういう「無間地獄的休み」を送っている人が少なくない。そういう人が、お店で忙しい店員を独占するような真似を平気でやったりする。

最近よく見かけますね。ざっくり言って、今80歳以下は戦後教育世代に当たる。それ以前の日本人とはまったく異質。ワガママで、暴言暴力の少なくない世代。

最近「近頃の若いもんはー」と言わなくなりました。その代わり「近頃の年寄りはー」と言ってもいいくらい。・・・ま、私も人のことは全然言えませんが。

そもそも神様も退屈が嫌でこの世界を創造して戯れることにしたわけです。

退屈こそが神と人にとっての最大の敵なのです。

以前にこんな記事を書きました。

シニア世代が個人的に楽しんでなおかつ社会にも貢献する方法
このサイトの読者には定年の方もかなりいらっしゃいます。 というのも、なぜかグーグルは提携サイトの読者構成が分かるんですね。たとえば、当サイトの読者の4割強が女性です(なぜ女性が読みに来るのかは知らないけど)。 前回、大金を持ちながらあの世に...

シニアの読者はもう一度読んでいただけるとよいかと思います。

一つ、発想を変えて、消費することを「仕事」とか「義務」と思ったらどうでしょうか。あなたが10万円を使えば、その10万円は誰かにとっての収入になる。

それはそれで社会貢献なわけです。日本経済のためになるわけです。

だから、発想を転換して、「休み」としてじゃなく、「仕事」のつもりで、旅行、ショッピング、グルメ、レジャーなどをやる。休みじゃない、これが私の今の仕事なんだ、と思い込む。そう思い込めるよう、ノルマ化、スケジュール化してしまう。

「その月の何日、何曜日には、何々して、何万円を消費しなければならない」と。何が何でもやらねばと、己にそういう義務を課す。

ついでに、その体験をブログに書くようにすればいい。レポートを書くという「仕事」だ。

そうすれば、ますます仕事というふうに思い込める。そのうち本末転倒になって、ブログのために旅行やグルメなどをやるようになるかもしれない。

それはそれでいい。

少なくとも「無間地獄的休み」に苛まれているよりは全然マシでしょう。

ま、私にとって、しょせん他人事なので、かなり無責任な提案ですが(笑)。

ただ、私だったらこうする、と考えてみたまでですので。

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