【新文明】50m×50mの敷地を持つ公共住宅のビレッジという構想

宗教・精神世界・スピリチュアル




みなさん、こんにちわ。

現在、スマホやロボットなどの物凄いハイテクがある一方で、ニューエイジ思想やスピリチュアリズム、オカルティズムなども、決して衰えることはありません。

人は物質的なものだけでは満足できないんですね。むしろ、科学が進歩すればするほど、精神面とのバランスが重要になってくる。これは日本だけでなく、発展した文明国共通の現象と言えると思います。むしろ、日本では戦後社会的な現象ですが、欧米では早くも19世紀後半から始まっていたと言うべきでしょう。欧米での大衆的なオカルトやニューエイジブームの火付け役となったのが「神智学」と言われています。



私は神智学的思想家 theosopherである

オカルト的な素養が皆無の人に、この「神智学」を説明することは難しい。

近代の神智学は、グノーシスやカバラ、仏教・ヒンドゥ教、哲学的錬金術などのエッセンスをうまく融合させている。結局のところ、この世の真理を明らかにしようという宗教というか、イズムというか、神秘思想というか、そういうものです。

で、その団体さんというか、運動が、神智学協会(Theosophical Society)です。

1875年、ロシア人の心霊家ヘレナ・P・ブラヴァツキーとアメリカ人のヘンリー・S・オルコットがNYで設立したものです。

二人とも非常に複雑な経歴を持つ人物です。協会のシンボルがこれです。

これはヒンドゥ教のプルシャと、哲学的錬金術のシンボルの融合です。

オウム真理教もこのプルシャをシンボルとして利用していたのはご存知の通り。

私個人は、このブラヴァツキーおばさんの知識や能力に疑いを持っています。まず本物の霊能者かどうか疑わしい。とくに駄目なのが「影の政府」のアンチ・キリスト教政策と連携していたことです。彼らはメンバーの出自からケルトとユダヤ教を重宝しており、カトリックに対しては弱体化・分断化政策を進めてきました。ケルトの祭司をドルイドと呼び、信仰を指す場合もあります。『ハリー・ポッター』はドルイドです。

ただし、神智学協会と決別して新たに人智学を創設したルドルフ・シュタイナーは本物の霊能力者だったと考えています。世の中には「霊能力なんか非科学であり存在しない」と信じている人も多い。たしかに9割は偽物でしょう。しかし、少ないが本物もいる。その辺を見極める真贋が大事です。でないと、麻原のごとき詐欺師に騙される。

いずれにしても、神智学協会とは、東西の秘教・英知を融合して普遍的な真理を明らかにし、近代の神智学として再構築することを目指した集団であり運動です。ウィキペディアには「古代の忘れられた「叡智」の再発見と「普遍宗教」の確立を目指す運動とその教義」とあり、「大衆的オカルティズムの起源となった」とあります。現代の新宗教やニューエイジ思想で影響を受けていないものはないと言っても過言ではありません。

変な話ですが、21世紀になって、結局、私も同じことをやっている。

そういう意味で、私は神智学的思想家theosopher(神智学徒?)でもあります。

「新世界」におけるハイテクの「半自給自足ビレッジ」構想

私の場合、それを「霊的知識」としてまとめ上げ、さらに「超科学」と「新政治経済制度」と融合させることにより「新文明」の雛形を創るということを目指している。

で、前置きが長くなりましたが、実はここが本題です。

私は将来、なんとかプロトタイプのビレッジくらいは作れないかと思っています。

そこでは、すべての世帯に「50m四方(約758坪)」の敷地をもつ公共住宅が与えられます。ちょうど1ヘクタールの土地を四分割した格好です。

公共住宅は水とエネルギーを自給できる装置を持ちます。水は飲料水製造機と雨水タンクの併用でほぼ自給可能です。飲料水製造機については以下の記事を参考に。

空気中から水をつくる装置を紹介する
少し大げさな題名ですが、要は除湿機とほとんど同じ仕組みです。 実は、私は「ユートピア・システム」というものを密かに構想中です。 それは「霊的知識・超科学・新たな政治経済制度」に基づく社会のことです。 単純にいえば、今より一段レベルの高い「新

電力は、フリエネが実用化されるまでは、普通に太陽光パネルと小型風車と蓄電池の組み合わせで賄います。この三点のセットで、電気と熱源の自給は可能です。

各世帯の列と列の間にはミニリニアが敷かれており、人の移動・配達・ゴミ出し・その他に活用されます。どの世帯の敷地もリニアのラインに接触している格好です。

だから、ゴミ出しを例に取ると、家の敷地の引込み線に運搬車を呼び、そこにゴミを置いて、清掃局の行き先を指定するだけです。あとは自動的にやってくれます。

また、どの敷地にも公共財産として「栗・アボガド・ナッツ類・梅・果実類・ベリー類」などが植えてあります。ただし、住人が収穫して食べても構いません。

出典:Pixabay CC0 Public Domain

こういった「木の実系」は天然の食料工場です。とくに栗は主食にもなりえる。自宅の敷地に生えているものだけで、食糧の数割は自給できる格好です。

大事なことは、このような広大な敷地をもつ公共住宅が格安で借りられなければ意味がないということです。現在の物価・平均給与水準で1万円程度が妥当です。

ただし、それでは維持費にしかならないので、当初の建設費は別途用意する必要があります(たとえば公共事業費などです)。

また、このビレッジ(公共住宅群)は、物資の「集積・交換所」とセットになっています。この施設は、不要になった衣類や様々な製品、余剰農産物などを、住民が持ち込むところです。完全に駄目なものは管理者によってより分けられます。残りは、住民が自由に持ち帰ってもいいものです。中古品や余剰品をシェアし、使い切る仕組みです。

当然、自宅の敷地の木の実や農産物が食べきれない人は、ここに好きなだけ持ち込んでも構いません。衣類が溜まっている人は、ここに“捨て”ても構いません。

この新たな社会が機能するには、むしろ人間の精神面が鍵になります。物質的な欲望と富の蓄積に血眼である古い人たちが集まると、以前の繰り返しになります。

だからこそ「霊的知識」が重要なのです。人間の魂が不死であり輪廻転生すること、他人を自分自身と同じ様に尊重できること、この世は学びのためのVRであることを理解できるスピリチュアルな人たちだけがこのビレッジの市民になる資格を得られるべきです。

もちろん、公共住宅ですから、強制ではありません。「私有の家に住みたい」という人はそうすればよいのです。とくにこの公共住宅よりも良い住宅ならば。

ところで、このビレッジのプロトタイプを作るには、二者の協力が必要です。

第一に、過疎に悩んでいる自治体。

今のところ、自治体が人を呼び込むための計画としてスタートするのが一番いい。

第二に、大口の寄付者。

この計画に賛同し、資金面で後押ししてくれる人がいると、さらに助かる。

私個人が計画を始めることもできますが、私的には最初から自治体のプロジェクトとすることで公共性を持たせたい。構想者を含め、誰にも計画を私する権利はない。

私は意外とこのようなビレッジこそが未来のスタンダードとなると信じています。

将来的にこのシステムを本格普及させるとしたら、人口減少に順応するだけでは駄目で、100万ha以上の新たな土地が必要になり、さらには土地制度そのものを見直すことも必要になってきます。問題山積ですが、何事にも「最初の第一歩」があります。

というわけで、「過疎対策として一丁話だけ聞いてみようか」という自治体の人(だけでなくとも結構です)がいたら、お気軽にメールしてください。

もしかすると、日本の新たな夜明けは、田舎から始まるかもしれません。

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