みなさん、こんにちは。
当サイトの音楽関係記事は相変わらず不人気です。
しかし、私は趣味でサイトを運営しているので、アクセス数に関係なく、遠慮なく好きな曲を紹介させていただきます。
今回はこれ。N響のシャルル・デュトワの「ホルスト『惑星』」です。
出だしが「火星」(戦争の神)ですが、これほどテーマを表現している曲もない。
とくに宇宙空間での緊迫したシーンにぴったりです。
しかも、ちょっと古いSF映画のBGMに合いそう(実際あると思います)。
それから「金星」(平和の神)になると、緊張感から一転して、優雅になる・・。
(ホルスト 組曲「惑星」/シャルル・デュトワ)
いやはや、すごい。54分の演奏時間が全然長く感じられない。
しかも、このデュトワ氏は日本と縁が深い。
シャルル・エドゥアール・デュトワ(Charles Édouard Dutoit、1936年10月7日 – )さんはウィキペディアによると、スイス出身の指揮者で、以下の方です。
デュトワは大の日本びいきとして知られ、和食や陶磁器の愛好家でもある。インタビュー収録時にも広重や北斎の画集を眺める姿がある。(略)
他にもNHK教育テレビ「N響アワー」の新年番組にもゲストとして袴姿で出演している。(この際、「あけましておめでとうございます」と日本語で話した。)(略)
1996年、NHK交響楽団の常任指揮者に就任した。就任記念定期では、オネゲルの『火刑台上のジャンヌ・ダルク』(演出付き)を上演。就任記念特別演奏会ではアルゲリッチとショパンのピアノ協奏曲第1番を共演。1998年から音楽監督に就任。(略)
2003年6月、音楽監督を退任するが、(音楽監督として最後の演奏はR.シュトラウス『エレクトラ』(演奏会形式)であった。)同年9月から名誉音楽監督に就任し、以降もほぼ毎シーズン、定期公演の指揮をしている。
日本びいきとは、嬉しいですね。
ちょっと偏った紹介の仕方ですが、上のリンクには、ちゃんと若い頃からの欧米での経歴も記されていますので、ぜひとも参考にしてください。
ところで、このホルストの組曲「惑星」自体について述べると、私は昔から「木星」が一番好きだったんですね。
これも現代的なテイストで、よくテレビ番組のテーマ音楽にも使われています。
06 組曲(惑星)より(木星ジュピター)
この曲は、私の作ったベスト・クラシックのリストにも加えてあります。
まさにヨーロッパ文明が絶頂期に生み出したともいえるのがクラシック音楽です。
まあ、移民が今のペースで流入すると、ヨーロッパは今世紀半ばにもイスラム国家になると言われていますが、クラシック音楽という遺産は決して滅びないと思います。
「ヨーロッパが死すとも、クラシックは死なず」・・・縁起でもないですが。
当サイトでも、もう少し音楽記事の人気が出てほしいですね。
人間はえてしてくだらない「想い」に捕らわれることがあります。とくに厄介なのがマイナスの想念。そういう「病気」が襲ってきたら、さっとクラシックでも聴く。
すると、たちまち、マイナスの想念を撃退してくれます。無理にポジティブに切り替えようとしても中々難しいので、音楽の力を借りる・・私のオススメの方法です。
音楽とは、洗練され、パワーを持った波動なのです。
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