やはり中ロは仮想敵国だと断言したマティス

テロ・紛争・戦争・崩壊




さて、前回、マティス国防長官が「アメリカは戦争を望んでいない」と世界に深く印象付ける工作をしているという話をしました。

実は、私がもう一つ、気になったことがある。

それがマティス発言の次の箇所です。

第二次大戦後に構築された国際秩序は「再起を果たして攻撃性を強めたロシア」と「より自信を深めた強引な中国」からの攻撃にさらされている

中ロは戦後秩序に対する挑戦者だと、彼は非難しているわけです。繰り返しますが、国防総省のトップが公然と明言していることに留意すべきです。

彼の発言をより深く理解する上で、次の記事が助けになるとおススメします

アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった
みなさん、こんにちは。 もしかして、昨今のニュースや識者解説の影響を受けて、 「どうやらトランプ政権になってから、アメリカは急に方向転換して、中国を倒すことに決めたらしい」などと納得している人はいませんか? その考えは、全然、間違いだと思い...

2005年、国際政治の場で決定的なことが起こりました。プーチンと胡錦濤が事実上の「対米同盟」を締結したのです。「新冷戦」の始まりでした。

かくして、影の政府は「ポスト冷戦プラン」の大幅な修正を余儀なくされました。その修正案を仮に「2006年テーゼ」と命名しましょう。最大の特徴は、中ロをまとめて、世界支配計画にとって障害となる仮想敵国と位置づけたことです。

(2015年8月 中ロ海上合同演習 新華網日本語より)

おそらく、これは「中ロを従えるためには世界大戦も辞さない」決定だと思われます。とくに対ロシアでその方向のようです。そして、その「戦後秩序」としてNWOを実現するという目論見です。むろん、そのためには欧米が戦勝国でなければなりません。

基本的に、この2006年に行われた軌道修正が今日でも続いているというのが私の見解です。2017年のトランプ政権誕生で、少し変えた可能性はあります。

「北朝鮮に核兵器を使わせることは十年前に決められていた」で触れましたが、対北政策の180度の転換も、この大方針の転換を受けたものでした。

恐ろしい話ですが、2006年の時点で、影の政府(欧米)は将来の核戦争も視野に入れたということです。

物事は裏から見ないと、本当のことは分からない。

これまで散々、このサイトで述べてきたことですが、米・英・イスラエルなどの背後にいる「見えざる政府」は、冷戦終結後、米一極支配体制を強化し、そのままNWO(地球国家)へとスライドする戦略でした。当初はうまく行っていました。「9・11テロ」の成功を見届けた故デビッド・ロックフェラーなんかは、「よっしゃよっしゃ」と喜んで、直後に書き始めた回顧録で自分の正体をバラしてしまったくらいです(笑)。

「2015年頃にはNWOが実現するから、そろそろ仮面を脱いでもいいか」と。

しかし、2000年に大統領に就任したプーチン&旧KGBのロシア保守本流の反撃により、数年後にはこの「ポスト冷戦戦略」が破綻してしまった。

それで「見えざる政府」は「世界大戦路線」へと軌道修正したわけです。マティス国防長官の発言を見ると、彼がその方針に忠実に従っていることが分かります。

そして、その方針転換に従属する形で見直されたのが、米の対北政策です。端的に言えば、北朝鮮の核兵器開発をわざと黙認した、ということです。

何度も言っていますが、彼らは本丸のプーチン・ロシアを屈服させる前に北朝鮮とイランを各個撃破するつもりです。しかも、ただ単に潰すのではなく、本番の第三次世界大戦に向けた予行演習として、うまく利用するつもりです。

これに関しては、下の記事が参考になると思います。

北朝鮮に核兵器を使わせることは十年前に決められていた
さて、前回、1950年代の朝鮮戦争は、「影の政府」が「アチソンライン」を使ってわざと引き起こしたものだった、しかも将来の戦争の火種として取っておくために、トルーマン政権は勝てる戦いにわざと勝たなかった・・という話をした。 だから「開戦前の3...

「将来、朝鮮半島で再開する戦争は、核戦争にしよう。北朝鮮に核兵器を使わせよう。ただし、被害は周辺諸国に限定しよう」

今から十年ほど前、「影の政府」がこんな決定を下した、ということなのだ。

その理由は、私の推測ですが、上の記事内で述べています。

つまり、最初から第二次朝鮮戦争が核戦争になることは決まっているわけです。しかも、十年以上も前に決められていた、ということ。彼らはこの戦争で「核のタブー」を破り、弾道ミサイルを次々と日本に撃たせてMDの実戦テストを行うつもりです。

要は、朝鮮人も日本人も、ともに実験台にされるということです。

すでにグアムのアンダーソン基地にも極秘裏に核兵器が届いている。米軍はB-1B爆撃機を軍事境界線付近まで飛ばして、北朝鮮に対する核攻撃訓練をやっている。

以上の説は、私以外に唱えている人はいません。

ウィキペディア「B-1 (航空機)」から引用

今のところ、私だけが言っていることです。ま、信じる人は誰もいないでしょうが・・。いずれ真実が明らかになるでしょう。それは年内かもしれない。

この悲惨な戦争――マティスいわく「信じられない規模での悲劇」――を食い止めるためには、アメリカのコントロール外の意志が発揮される必要があります。

たとえば、北朝鮮の金正恩独裁体制が自壊する。

または、中国がクーデターを扇動し、金正恩政権を排除する。

または、金正恩が(フェイクであれ何であれ)核開発の全面的放棄を国際社会に対して公約する(*もっともカダフィはそうして非業の最期を遂げたが)。

この三つのケースが起こらない限り、戦争になる可能性が高い。

それが「具体的にいつか」は、私にも分からない。私なりに予想して、5月の可能性があると示唆したことは、今にして思えば勇み足だったかもしれない。

実は、だいたい予測できる方法があるが、それはここには記せない。

メディアも専門家も、空母が来た、離れた、というような目先の情報に振り回されて右往左往している。しかし、私は一貫して「核戦争になる」と言っている。

はじまりは、ICBMの発射実験か、それとも6回目の核実験か。私にも、いつ、何がきっかけで第二次朝鮮戦争が勃発するのか分からない。

しかし、それが突然起こるような予感は、前々からしている・・・。

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