なぜ在日朝鮮人たちは自国の国家権力と戦わないのか

政治・社会




これは20年ほど前の北朝鮮の映像である。

地方の酷い状況が記録されている。

当時はとりわけ飢餓が酷かったらしい。

ただ、北朝鮮から入ってくる情報によると、今も地方はたいして違いはないようだ。

つまり、いい暮らしをしているのは首都ピョンヤンの特権階級だけ。地方に行くと、ほとんどの人が電気も水道もない悲惨な暮らしをしている。

だから今も脱北者が絶えない。そしてせっかく脱北しても、女性は中国で売られたりする。

ましてや近年はミサイルの連射による浪費があり、それに対して国際社会の経済制裁が行われている。

私にはこの朝鮮の子供たちがまともに学校に行っているようには見えないのだが。



朝鮮学校無償化裁判という日本への不当抗議の運動に熱中する弁護士らに訊いてみたい

最近、また朝鮮学校の無償化問題に関するニュースをよく耳にする。

東京無償化裁判 国の差別、司法が追認 “司法の自殺”に怒号と悲鳴  高校無償化裁判/朝高生の声、届かず 2017 11

2014年2月、62人の東京朝鮮中高級学校生が無償化法の適用を求め、一人あたり10万円の国家賠償を求めた東京無償化裁判の判決が9月13日、東京地裁で言い渡され、原告の請求が棄却された。拉致問題を口実に根拠規定までなくし、朝高を排除した国の横暴を司法が追認。国が政治的外交的理由で排除したことを示す、内部文書や証言をも誤認する、広島のヘイト判決を上回るひどい判決だった。

上は東京での裁判。下は大阪での裁判。

朝鮮学校が敗訴、二審も補助金認めず=大阪高裁 2018 .3.20

大阪府と大阪市が朝鮮学校に補助金を交付しないのは違法として、大阪朝鮮学園が府と市に不交付決定の取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が20日、大阪高裁であった。松田亨裁判長は訴えを退けた一審大阪地裁判決を支持し、学園側の控訴を棄却した。(略)

判決によると、府は2012年3月、補助金の要綱に在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)との関係を絶つことなど4要件を追加。学園が要件を満たさないとして、大阪朝鮮学園の初・中級学校に11年度分の補助金約8000万円を交付せず、市も約2600万円の補助金を打ち切った。(略)学園の玄英昭理事長は記者会見で「教育の場に政治、外交問題を持ち込んだことに対する憤慨は消えない。あってはならないことだ」と訴えた。

東京無償化弁護団の一人が李春熙弁護士(左)で、大阪無償化弁護団の一人が金英哲弁護士(右)という人物らしい。

私はこの二人の弁護士や、その他の無償化裁判の支援者たちに訊いてみたい。

この子供たちが学校に行っているように見えるか、と。

朝鮮本国には学校教育を受けられない子供たちが今もどれくらいいるのか、と。

当然、自国のことだから、よその国(日本)のことよりも詳しいはずだろう。

朝鮮に住む子供たちも、日本に住む朝鮮人の子供たちも、同じ人間ではないのだろうか。同じように学ぶ権利を持つのではないだろうか(北朝鮮はそれ以前の問題だが)。

どうして、日本には抗議して、北朝鮮には抗議しないのか。

どうして、この子供たちのために戦わないのか、と。

「われわれは間違っている」と言い出す者がおらず、全員で暴走する在日朝鮮人社会

いや、そもそも日朝を同列に置くこと自体、フェアではない。なぜなら、在日コリアンの子供たちには、すでに「教育を受ける権利と機会」が与えられている。

普通の公立学校に通えばいいのである。現に在日コリアンの子供たちの大半はそうしている。特別に自分たちだけの閉鎖的な民族教育をしたいなら、自費でやればいいし、そうするのが当たり前だ。「日本を核攻撃で沈めてやるぞ」などと公式声明で恫喝する国家の民族学校の運営の権利まで認めているのだから、日本がどれほど寛容な国であることか。

出典:日刊イオ https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/c/814c1351e3756a5891f937cfa5049788

ところが、そういう日本に対しては、何の感謝もないどころか、無償化を認められないということで、ひたすら「差別された、迫害された」と訴える。

あろうことか、日本が学ぶ権利を取り上げているなどと、事実に反する不当な言いがかりをつける。問題を摩り替えて、人に濡れ衣を着せる・・・卑劣なやり方だ。

一人あたりの国家賠償を求めるだと? まったく噴飯モノの訴訟だ。

明らかに日本に対する不当訴訟・不当抗議である。そんな道理のない政治運動に中高校生たちを動員して利用する。正当性の糊塗のために子供たちをダシに使う。

こういう運動を支持している少数の日本人も、根っからの偽善者だろう。

そんなヒマがあったら、本国の子供たちの「教育を受ける権利と機会」の充実のために戦ったらどうなのか? それとも日本に住む朝鮮人の子供たちだけが大事で、本国の子供たちの権利なんかどうでもいい、飢え死にしても構わない、というのか?

よく見ろ、恐怖と暴力に支配された、朝鮮の子供たちの悲惨な姿を!

本当に差別され、現に迫害されているのは誰なのか? 政府を批判したという理由で人々が政治犯収容所に入れられ、虫けらのごとく虐殺されている国はどこなのか?

真に国家権力によって人権が蹂躙されている国はどこなのか?

本当に苦しんでいる人たちには何ら関心を示さないし、そういう人たちの命や人権のために戦わない。それどころか、抑圧する独裁的国家権力の側に立つ・・・。

そんな民族教育なら、むしろやめたほうが朝鮮人全体のためではないのか。

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