みなさん、こんにちは。
最近、やたらと各国・各メーカーがEVの本格普及に向けて舵を切ったというニュースを目にしませんか。
たとえば、フランスは2040年をもってガソリン車の販売を禁止する。つまり、メーカーが発売する車はすべてEVでなければならない。
インドではそれが2030年だろうという話もある。
中国も、早くも来年中には、EV・PHVの販売比率を8%にする。それは順次引き上げられ、2020年には12%の割合になる。
そしてノルウェーでは新車におけるEV・PHVの比率が約4割に達した・・。
いよいよ本格的なEV時代が戸口にまで近づいてきたのが判ります。
案の定、「日本は遅れている!」という論調がマスコミに出始めてきた。
また別に詳しい記事を書くつもりですが・・。
それにしても、笑うしかありません。
日本では、今まで「絶対にEVは普及しない」などと自信満々で断言する人が、掃いて捨てるほどいました。こういう人間は昔から必ずいるんですね。
どうしても「時代の潮流」というものがある。それが見えるか、見えないかは持って生まれた資質に拠るもので、頭の良し悪しはあまり関係ない。
だから、頭の悪い私でもこうなると、前々から予想できたんですね。
今の自動車社会ははじめから持続不可能なモデル
日本はずっと原油を毎年2億kl以上も輸入して、それを精製して、そこからだいたい4割の比率でガソリンと軽油を作って、7千万台以上の国内車を動かしてきました。
そういうことを永久に続けるんですか、という話。そうやって、永久に中東からタンカーで原油を輸入して、地下資源に依存し続けることができるわけですか?
「燃料自動車」というのは元から持続不可能なシステムなんですよ。
バイオ燃料車といえども、ブラジルなどの恵まれた地域でしか成立しない局地的なモデルです。同じ太陽エネルギーを使うなら、藻やサトウキビよりも、太陽電池で発電してその電気で車を動かしたほうが、はるかにエネルギーの利用効率はいい。
そうやって有限な地下資源に依存して、炭酸ガスを放出しまくるやり方は、いずれ行き詰るわけです。そういう「事の本質」が分かるかどうか、という問題でもある。
もっとも、私はもともと超常分野の専門家なので、いずれ中東で大戦争が起こり原油の供給に甚大な支障が生じることや、ある時点でフリーエネルギーが“解禁”されることを事前に“知っていた”ので、そっちの方面からも確信できたわけですが。
神々のアジェンダ
EV(電気自動車)特集 脱石油への道 Electric Vehicle special
こんなふうに疑問に思った人もいるでしょう。
「本当に予想していたのか? 証拠を見せろ!」
はい、これです↓
1・EV全般
2・「EVの普及を急げ」シリーズ
3・「急速充電器の普及を急げ」シリーズ
都会のコインパーキング式急速充電器とストリート発充電システム
まあ、実際のところ、予想していたとか、いないとか、くだらない話なんですね。
大事なのはこれから。
そして、日本が世界に遅れをとらないようにすること。
ちゃんと考えてきましたよ。
実は、日本はEV社会に非常に近い位置にいる。これも上に紹介した記事で触れたことがあるのですが、日本は世界でもっともHV車が普及している。
これに5kwh程度のバッテリーを後付けするだけで、PHV車になるんですね。で、誤解のないようにしておきますが、PHV車は「EV」に分類されますから。
たとえば、そのバッテリー強化の半額を助成するのも手です。
あと、効果的な充電器の整備。
↓これ素晴らしいですよね。しかし、都会の狭い住宅やマンションに住む日本人は、こんなふうに自宅に充電器を持つことが困難です。
だから、EV普及の要になるのは、都会でのコインパーキング式急速充電器の整備であると、私は前から繰り返し言ってきますた(そしたら私もEVを買います・笑)。
それから、こんなふうに(↓)東西に伸びる道路の北側に太陽光パネルをずらりと並べれば、道路が発電所にもなります。夏場の日よけにも。EVならば中東から3週間かけて原油を運ばなくとも、道路でエネルギー源を採取できるというわけです。
ストリート発充電です。恥ずかしながら私の絵です(笑)。
というわけで、EVの時代は思いのほか近い。
さらば真っ黒な原油!
さらば排ガス!
そしてようこそ、自分で電気を作り、それで車を動かす時代!
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