本日、恒例の年末ジャンボ宝くじが発売された。
平成26年度の年末ジャンボは、1等5億円が49本。1等の前後賞は1億円で98本である。もし連番だと最高7億円の当選金額の可能性もある。
ちなみに、2等の2千万円は98本。3等の100万円は4900本である。
これらの賞金の当選確率を計算してみたい。
今回の宝くじの発売総額は1470億円。1枚300円なので、発券数は4億9千万枚だ。
すると、1等5億円に当選する確率は「1千万分の1」である。奮発して100枚買っても「10万分の1」だ。
では、1億円以上(1等前後賞以上)の当選確率だと、どうなるだろうか? 「3,333,333の1」である。100枚買ったら「約3万3千分の1」だ。それでも、ほぼ満員の野球場の観客の中でたった一人、という程度の確率である。
ちなみに、2等の2千万円以上だと「2百万分の1」の当選確率になる。100枚買っても「2万分の1」だ。
最後に、3等100万円だけの当選確率なら「10万分の1」。100枚買っても「千分の1」なので、確率は0・1%。思い切って30万円分(1000枚)の宝くじを買えば、なんとか「1%=100の1」にまで確率を下げられる。
このように、年末ジャンボ宝くじは、確率的にはほとんど当たらない。
しかし、それでも買わなければ絶対に当たらないのも確かである。
2014年11月21日「アゴラ」掲載
(再掲時付記:本来、こういう軽い記事をどんどん出すために設置したのがこの「フリー座」なんですけど・笑。いずれそういう形にしていきたいです。)
スポンサーリンク