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茂木健一郎流「モチベーションをアップする術」について

出典:Pixabay CC0 Public Domain

以下は、今から十年以上も前だろうか、かの脳科学者の茂木健一郎氏が、何かのテレビ番組で話していたことである。

当時、感心した私は、テレビを見ながらすばやくメモをした。

アイデアを浮かべる術

・考えて考えてから、ぐっすり寝て、起きる。すると就眠中に脳内が整理されるので、アイデアが浮かび易くなる。

・また、「場所」にこだわる。アイデアは自分の内側・無意識から沸くので、とくに外からの情報が遮断されている場所がよい。

プレッシャーに対抗する術

・笑うこと。口を吊り上げる。脳の指令で口を自然に吊り上げる、逆に口を吊り上げれば脳もまた反応する。ポジディブになる。

・スイッチを入れる。とくに本番前に「決まり事」を行うことで、モードを切り替える。決まった手順を繰り返し、本番に向かうことで集中する。身体を動かして脳をコントロールする。

モチベーションをアップする術

・憧れの人をもつ。よき先生をもつ。

・小さな成功体験を大事にする。それが人を支える。成功体験は脳にヤル気を起こさせ、ドーパミンを放出する。その報酬によって快感を得れば、動機が高まる。

いかがだろうか。

この頃の茂木氏といえば、たしか「有能な若手学者」といういでたちでメディアにデビューして間もなかった頃で、中々良いことを言っていたのである。

この最後の「モチベーションをアップする術」なんかは、いたく得心して、以来、実践させてもらってきた。私の個人的経験をいえば、「アップ」というより「保つ」手段としては、これは使える手段である。というわけで、私からもお勧めする。

「アイデアを浮かべる術」として、「考え抜いてから寝てしまう」というものだが、これもありだと思う。ただ、興味深いことに、考えの「引っ掛かり」を残したまま寝ると、しばしば悪夢になることがある。身体は寝ているのだが、脳だけがまだもがいているような感じである。やはり、うなされたくなければ、「これまでの考えはきっぱり忘れてもいい」という気持ちで寝たほうがよさそうだ。考えはしっかりとメモしておくべし。

ちなみに、寝る代わりに「横になる」とか「休息をとる」でもいいと思う。頭が煮詰まっている状態は、加熱した電球のようなものだ。いったんオフしてクールダウンすることが望ましい。私の経験ではオン・オフの入り切りが頻繁なほうが、「アイデアの出やすい状態の脳」になりやすい。また、何か別のことをして、いったん心を切り替えるのもいい。たとえば、まったく無関係な本を読んだり、ニュースを見たりしたりしていると、ふと求めていたアイデアのほうからこちらにやって来てくれることがある。

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イチロー選手のプレッシャー対処法

最後の「プレッシャーに対抗する術」だが、これは私には合わなかった。残念ながら私のように気が小さすぎると、プレッシャー中に無理に笑みを浮かべるとか、何か「決まり事」をやって落ち着けるとか、そういう余裕自体が無くなってしまうのである。

その代わりといってはなんだが、今から十年くらい前、NHKの「ザ・プロフェッショナル」という番組に登場したイチロー選手の言葉が参考になるかもしれない。

メジャーリーグで過去の記録に挑むイチロー選手のプレッシャーは並大抵ではない。個人的な目標としても「世界一」「前人未到」という至高の領域だし、また日米の大勢のファンとマスコミが彼の快挙を期待して、じっと見守っている。

当然、物凄い重圧である。本人がいくら練習を重ね、技術を磨いても、さらにその上をプレッシャーが覆いかぶさってくる。そんな時、イチロー選手はどうするのか。

プレッシャーはどうしたってかかる。逃げることはできない。だから、いっそうのこと自分からプレッシャーをかけていく。

こんな意味のことを語っていたのである。さすがにかっこいい。

逆転の発想というのだろうか。ただ、やはりイチロー選手だからこれができる、というのもある。だから、私は、自分流にダウン・アレンジして、

プレッシャーからは逃げられないのだから、開き直る。

ということにしている。自分はベストを尽くすことだけやっていればいいと。それでどんな結果が出ようが、気にしない・捕らわれない・後悔しない、というわけだ。

というわけで、話を戻すと、茂木氏の「モチベーションをアップする術」だが、繰り返すがこれはイケると思う。私もやってきた。あなたにも今日からお勧めである。

おまけ。ここまでプレッシャーに対抗する必要はないかと(笑)

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