備蓄道――なぜアルファ米よりもスパゲティがいいのか?

オピニオン・提言系




みなさん、こんにちは。

今回は私の得意分野である鬼畜道、もとい、備蓄道の話題です。

「道」と付けるからには、何らかのノウハウやテクニックがないといけません。

缶詰は、豆缶、コーン缶、乾パン缶(めずらしいが湿パン缶もある)を除いては、肉や魚などの「おかず缶」が普通です。

つまり、別に「主食≒穀類」がいる。

主食はもちろん通常米がベストですが、生米の保存が難しいことはご承知の通り。

真空パックの備蓄米や、殺菌袋入り米などがありますが、一般的には低温保存しないと長期の備蓄には向きません。

それゆえ、防災用・備蓄用として一般的なのが「アルファ米」です。

 

アルファ米は、今ではアイリスオーヤマ製などもありますが、やはり「尾西」ブランドがもっとも有名です。通常、乾燥重量100グラムで1パック

そして、価格は200円以上が普通です。

(現在アマゾンで並んでいる尾西のアルファ米)

あくまでアマゾンですが、もっとも安いもので、

「100グラム×50袋入り」1万1180円です。

仮に、一日一袋を食べるとすれば、3年間分として用意しなければならない量は、

110キロ=1100食分です。

つまり、50袋入りが22箱必要。総価格は24万5960円

仮に、一日二袋を食べるとすれば、3年間分で、倍の約49万2千円になります。

 

一方、スパゲティだと、どうか?

これは今のイオンのものですが、1キロあたり約200円です。

もちろん、これも「乾燥重量」です。

よって、こちらの100グラムあたりの価格は「約20円」になります。

スパゲティの一食分もだいたい100グラムであり、アルファ米と同じです。

つまり、スパゲティ1食分は、アルファ米1食分の「10分の1」以下の価格なのです。

ちなみに、同じアマゾンだと、もっとも安い輸入ものが以下。

5キロ袋なので、50食分。

100グラムあたりに直すと、だいたい37円から38円の間で、イオンの特価よりも高めになりますが、それでもアルファ米よりかは、はるかに安いです。

ちなみに、業スーだと、同じブランドのものが、さらに安く売ってます。

 

言ったように、アルファ米にせよ、スパゲティにせよ、一日一回、乾燥重量として100グラムを食べる場合、3年間だと「1100食分=110キロ」が必要になります。

問題は、その110キロ分を備蓄するのにどれだけのコストがかかるのか、です。

 

尾西のアルファ米は、24万5960円。

イオンのスパゲティは、2万1780円(税抜き)。

アマゾンの輸入スパゲティは、最安で4万876円。

 

このように、スパゲティならば、かなり備蓄のコストを抑えることができます。

また、スパゲティの場合、袋にぎっしり詰まっているため、備蓄のスペース(体積)もアルファ米の半分以下で済みます。

さらに、消費期限ですが、私の個人的調べでは、賞味期限が切れてから一年は大丈夫でした。よって今買ったものは2026年まで保存が効くと思われます。

値段は少し高めですが、スパゲティは、1キロ又は500グラムごとに小分けされたものを“箱買い”するのが良いように思われます。



スパゲティは事前に十分に水に浸すこと

さて、「アルファ米はお湯を沸かすだけでいいが、スパゲティは茹でなければならない」という意見があるかもしれない。

しかし、事前にスパゲティを十分、水に浸しておけば、茹で時間はかなり短縮可能。

その場合、調理に必要なエネルギーは、両者ほぼ同じと言えます。

非常時のために、スパゲティ調理専用の鍋を一つ用意しておくのもいい。

それを使って、まず乾燥スパゲティを水に浸す。

十分に水を吸ってふやけたら、そのまま火にかける。

パスタとして出来上がったところで、その鍋に塩コショウ・オリーブオイル・トマトソース・魚や肉の缶詰などを加えて調理する。

慣れたら、調理が終わる頃にちょうど余分な水分が飛んでいるように調節することも、不可能ではないでしょう。

そして、(あくまで非常時の行動ですが)鍋のまま食べる

きれいに食べるなら、とくに洗う必要もない。どうせまた汚すのだから。

これで皿洗いを無くし、飲料水を節約する。

このように、スパゲティ専用として、繰り返し同じ鍋を使う・・・というような方法もあります。あくまで非常時の話です。

備蓄米としてアルファ米よりも良いと思われるもの

ところで、私としては、やはり「米とパスタの組み合わせ」食を推奨します。

食料危機が来たら、一日二食の暮らしに変え、米一食・スパゲティ一食の形にする。

だから、アルファ米の備蓄でもよいのですが、こっち(↓)のほうがベターな選択に思われます。それが長期保存可能な備蓄米「備蓄王」です。

これなら20キロで約1万6千円。1キロあたり800円。

ゆえに110キロなら約8万8千円

通常米よりは高価ですが、アルファ米よりは経済的で、味もおいしいでしょう。

この「備蓄王」は、メーカー側の説明によると、炭酸ガス封入密着包装による「冬眠米」であるため、約5年間の長期保存が可能とのことです。

冬眠米は虫やカビの心配もなく、とぎ水不要でご飯が炊けるという。

私も今後はこのタイプの備蓄米を揃えていくことにします。

 

以上、

スパゲティ1100食分と、この備蓄米1100食分で、価格は11~13万円

それで3年間の主食が確保できる。

おかず缶やパスタソースは別途そろえる。

これが食の楽しみと経済性とのバランスを兼ねた良い選択に思われます。

(*なお、ご飯一合を食べる人は、生米150グラム計算に変えてください)

 

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