イラン

テロ・紛争・戦争・崩壊

ユダヤ・アメリカの標的にされるイラン、そして中東戦争に巻き込まれる日本

明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。ところで、年明け早々、風雲急を告げる状況になってきました。先日、トランプの命令で米軍がイラン革命防衛隊のスレイマニ司令官の乗った車両を空爆して同氏を殺害しました。その後の報道で知...
中国・アジア

中露イランを対象に行われている民主化ドミノ作戦

みなさん、お久しブリ。冬は脂ののったブリが旨い季節。さて、香港デモはもう半年以上も続いています。発端は逃亡犯条例改正(改悪)ですが、6月の「天安門事件30周年追悼」が運動加速の役割を果たしたことは否めないでしょう。民主派グループはただ闇雲に...
役に立つ情報

中東からの石油で成り立っている日本経済

さて、前回、来る「第五次中東戦争」では、これまでとは異なり、サウジとイランが互いの石油施設とタンカーを攻撃しあう展開になるだろうと、私は記しました。私からするとこれは自明のことですが、識者とメディアの誰も、この種の警告を発しないことが不思議...
テロ・紛争・戦争・崩壊

ホルムズ海峡封鎖よりももっと恐ろしいこと

みなさん、こんにちわ。イランと英米との対立がエスカレートし、日本のタンカーまでが攻撃されると、日本が輸入する石油の約8割がホルムズ海峡を通過することは、よく報道され始めました。しかし、本当は、ホルムズ海峡の問題が真の危機ではない。イランと宿...
中東・アフリカ

イラン核合意はイランを嵌めるペテンだったのではないか

みなさん、こんにちは。突然ですが、バビロン作戦をご存知でしょうか?1981年6月7日、イスラエル空軍がイラクの原子炉を奇襲空爆した出来事です。バビロンというのは、今のイラクの辺りを、古代には「バビロニア」といって、その首都だった都市ですね。...
テロ・紛争・戦争・崩壊

イラン VS イスラエル 近づく宿命の対決

みなさん、こんにちわ。私は2016年4月に出した本『神々のアジェンダ』の中で、今騒ぎになっているイランの核合意・核開発問題について触れていた。題して「イラン核合意は大失敗――イスラエルの先制攻撃リスクが高まった」。この本のメインテーマ自体は...
外交・安全保障

トランプの「金正恩ヨイショ」の謎を解く鍵は中東情勢にあり!?

みなさん、こんにちわ。6月30日、史上初、トランプ大統領と金正恩が板門店で会いました。突然会って、軍事境界線まで越えてみせる・・トランプはこういう「サプライズ・パフォーマンス」で世界を驚かせ、注目を浴びることが根っから好きみたいですね。今回...
テロ・紛争・戦争・崩壊

安倍総理はシオニストに利用されている【中東大戦は近い】

どうも奇妙なことが連続して起こっている。まず、6月12日、サウジアラビア南西部のアブハ空港のロビーが、イエメンの「フーシ派」によるミサイル攻撃を受けて、市民26人が負傷した。フーシ派は、イエメンの内戦において、イランが支援する組織。最近も無...
外交・安全保障

1年前の第1回米朝首脳会談を振り返ってみる

みなさん、こんにちわ。2019年6月12日(水)で、シンガポールでの第1回米朝首脳会談から、いよいよ1年になる。北朝鮮のほうはすでにこんな談話を発表しています。北「我々の忍耐にも限界」…共同声明ほごも示唆 6/5(水) 読売新聞オンライン【...
テロ・紛争・戦争・崩壊

イランから北朝鮮へ、中東での戦争は極東に飛び火する

1950年代の朝鮮戦争の直前のように、北朝鮮と中国がアメリカを「共通の敵」とする関係になった時、金正恩はどのように振舞うだろうか。ヒントとなるのが、就任当初からの朴クネの強気な反日全力外交だ。あれはバックに中国がいるからこそできたものだ。ま...
中国・アジア

延命中に「最強の後ろ盾」を得た北朝鮮の悪運の強さ

さて、前回。日本帝国は「ハルノート」を突きつけられた瞬間に暴発したが、北朝鮮は「完全非核化」という「対北版ハルノート」を突きつけられても「空約束」という形でいったん飲むフリをしたので、曲がりなりにも「交渉」を継続する形になっている、と述べた...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2019年、やっぱり米・イスラエルはイランと戦争する!

みなさん、こんにちわ。突然、中東がきな臭くなってきた。今現在、原子力空母「エイブラハム・リンカーン」中心の空母打撃群と、B-52戦略爆撃機部隊がペルシア湾へと集結している。空母艦隊は地中海からスエズ運河を通って紅海へ入り、アラビア半島をぐる...
テロ・紛争・戦争・崩壊

支配層がシープルを囲い込むシンプルな手法

スリランカで大規模な同時多発テロが起きた。最新の情報だと、死者が300名を超えたと、警察が発表している。今回、キリスト教の教会が3つも爆破された。その他、西洋の文化や贅沢さを象徴するホテルが狙われている。スリランカ政府は「宗教的過激組織によ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

“シオニスト”トランプの暴走で地獄に引きずりこまれる日本

先日、イスラエル議会の選挙があり、ネタニヤフ率いる「リクード」が僅差で勝利した。この少し前には、トランプがゴラン高原におけるイスラエルの主権を認めた。ゴラン高原は、1967年の第三次中東戦争で、イスラエルがシリアから奪った土地だ。当然、国連...
オピニオン・提言系

中東の地下で進行する謀略と情報機関の偽情報工作

みなさん、こんにちは。前回の記事で、スンニ派とシーア派の争いの激化について、私はこう記しました。サウジとイランの対立を影から煽っているのはイスラエルの諜報機関ではないか。彼らはサウジを使嗾して対イラン戦に突っ込ませる工作を進めているに違いな...
テロ・紛争・戦争・崩壊

中東大戦を引き起こそうとしているイスラエルの謀略

北朝鮮問題の「次」も見据えておかなければなりません。最近、サウジアラビアの権力闘争が話題になったことはご存知かと思います。サルマン国王の息子ムハンマド皇太子が「汚職対策」として、11人の王子、数十人の現職また元閣僚など、200名近い重要人物...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2019年、アメリカはイスラエルと共にイランと戦う

みなさん、こんにちわ。昨日、NHKの夜ニュースで、9月の国連総会でのトランプ演説を改めて取り上げていました。ただし、北朝鮮関連ではなく、米大統領がいかに口を極めてイランを非難していたかという内容でした。はっきり言って遅いんですね。私は演説直...
テロ・紛争・戦争・崩壊

トランプ国連演説は「悪の枢軸」の“残り2カ国”の打倒宣言だ

トランプ大統領が現地時間9月19日、NYの国連本部の総会で演説しました。トップニュースで詳しく報じられているので、私などが繰り返す必要はないです。しかし、日本人の関心は北朝鮮問題に偏っていて、その色眼鏡で演説を見てしまうと、本質を逃してしま...
テロ・紛争・戦争・崩壊

イラン大統領選挙、ライシ氏当選で対米戦争へ突入か!?

5月下旬、トランプ氏が大統領就任後、初の外遊を行います。行き先は、サウジアラビア、イスラエル、パレスチナ自治区、バチカンなど。実は、大統領になって初の外交相手(電話したり、会談したり)も、これらの国々の首脳だったんですね。彼はこのところ北朝...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2017年ウクライナ紛争が再燃! それは対イラン戦と関係する!

みなさん、こんにちは。どうやら風雲急を告げてきたようです。私は昨年、こういう記事を書きました(*傍線太字は今の筆者による)。イスラエル目線で改めて状況を整理すると、こうなると思う。 イラン打倒を確実にするためには、ロシアの対イラン支援を阻止...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2017年に始まる中東危機 再び石油危機がやって来る

さて、次期トランプ政権ですが、国防長官のジェームズ・マティスと、安全保障担当補佐官のマイケル・フリンは、共にイランとイスラム教に対する強硬派です。つまり、大統領・国防長官・安保担当補佐官の米軍3トップが対イラン強硬派。これは対イラン戦の布陣...
テロ・紛争・戦争・崩壊

エジプトのモルシ政権転覆は誰得なのか?

最大の受益者はイスラエルではないだろうか。そもそも「中東戦争」とは、常にイスラエルとエジプトとの戦争でもあった。両者は聖書の時代から戦っていた間柄だ。だが、73年の第四次中東戦争以降、イスラエルは大きな戦争を経験せずに済んできた。その最大の...