なぜ日韓離間が日本を救うのか? 肝に銘じたい有事の二大リスク!

外交・安全保障
出典 Asia Green Tourism




私は以前からこのままだと第二次朝鮮戦争が起きる可能性が高いと訴えてきました。北朝鮮に対する昨年の米韓軍の挑発ぶりは、ちょっと尋常ではありませんでした。その背後には「そろそろ異民族国家を舞台にして盛大な戦争をやりたい」という巨大な勢力の思惑があります。オバマは「東アジアの安定のため」などと言っていましたが・・。

「同じ民族同士で殺し合いをさせられないようにするためにはどうしたらよいか?」ということは、韓国人・朝鮮人が自ら考えればいい。それこそ、朝鮮民族の英知を結集して策謀に乗せられないようにしてほしい。ただ、あんな反日で盲目になっているようでは過大な期待は禁物でしょう。私たちは己のリスクにだけ責任を持てばいい。



二つの重大リスク

現在のところ、半島有事の際、日本は官民挙げて韓国側を支援することになっています。ただし、安倍総理が「朝鮮半島の領域内で日本が集団的自衛権を行使することは憲法上もない」と答弁したとおり、日本は公海上の米艦船の護衛任務などを除いて、直接戦闘には加わりません。あくまで後方支援に徹する形です。そして、何度か言いましたが、実はこれが問題の根源なんです。なぜなら、後方支援は事実上の軍事支援です。つまり、第二次朝鮮戦争が始まると、日韓は事実上の準軍事同盟関係になってしまいます。北朝鮮からすれば日本も「敵」になるわけです。それゆえ二つの重大なリスクが生じます。

第一に、北朝鮮から攻撃を受けるリスクです。

これはもう北朝鮮自身が明言しています。今まで何十という声明を出していますが、たとえば「原発を破壊すれば広島型原爆の320倍の被害が生じて日本を地球から消し去れる」とまで言っています。これは単なる「脅し」なのでしょうか。

「半ば脅し・半ば本気」というのが事実です。というのも、有事の際の「対日テロ部隊・後方かく乱部隊」は実在するからです。数百名くらのコマンドはすでに潜伏済みです。自分たちが生きるか死ぬかという段になったら、彼らは何でもやるでしょう。

テロだけでなく、何度も言っているように、弾道ミサイル攻撃や核ミサイル攻撃すら十分ありえます。在日米軍基地の中心施設のある神奈川や沖縄などは、報復の核攻撃の対象になってもおかしくありません。「そんなことがあるわけがない」と一笑する者は、福一原発事故前にも「日本で原発重大事故なんかあるわけがない」と笑っていた者と同類です。「絶対無いということは絶対無い」が、国際情勢で唯一絶対の真理です。

第二に、日本国内が「戦時」へと移行するリスクです。

この表現だとピンとこないかもしれませんが、「国内で殺し合いをする」と言い換えれば分かり易いと思います。日朝が交戦状態に入ると同時に国内は戦時下に突入します。前にも言いましたが、有事中に北朝鮮の工作員がテロをやった瞬間、とりわけそれによって日本人の死者が出た瞬間、在日朝鮮人が兵士身分へ移行するという北朝鮮の憲法規定が実体化します。すると「実質的に誰が在日朝鮮人か」という問題が再浮上しますが、戦時では実質性が問題なので、韓国籍者であろうが、朝鮮総連の有籍者はすべて在日朝鮮人兵士軍属と見なされて処分の対象になります。彼ら自身も自国の憲法に抗議していない以上、戦時の際は兵士となって戦うことを納得しているものと見なされます。

ちなみに、北朝鮮の日本人協力者は、すべて外患誘致・外患援助罪で裁かれる。日本がミサイル攻撃を受ける事態になれば、彼らは極刑を免れないでしょう。

少しでもリスクがある以上はその芽を摘む対策が必要

前も言いましたが、私は殺されるのも、殺すのも嫌です。

だいたい、なんで私たちが朝鮮人と殺しあわねばならないのか。どこにそんな理由があるのか。たしかに、私も拉致問題は許せない。私も発覚当時は、さすがに北朝鮮をぶっ殺したくなった。しかし今では、それは敵にする理由にはなりますが、戦争までする理由としては弱いと思っています。拉致問題の解決策については、私も独自に考えた。それは非常に独創的なアイデアで、ある官邸の補佐官(実名はいえない)の計らいで、時の小泉総理のところまで持ち上がりました。しかし、小泉氏には大局観がなかった。

いずれにしても、日本が半島有事の際、対韓支援側にまわり、結果的に交戦国となってしまうことで、以上の二つのリスクが生じるわけです。

Asia Green Tourismより

むろん、こういうことは、起こらないかもしれない。しかし、「絶対に起こらない」とは誰にも断言できないはずです。つまり、確実に「リスク」がある以上、それが現実に起こることを想定して、早いうちから芽を摘むべく行動に移すのが正しいのです。

正直言うと、この二つのリスクについて、なんでもっと世間が騒がないのか、不思議です。こういうのはメディアが率先して公共の議題のトップに祭り上げるべきです。

しかし、社会に対してそうせよと要求する前に、まず自分からやるべきです。だから私は拙い恥を忍んで、自分で独自に考え、訴えていくつもりです。

「対北で日韓が連携しなければならない」という強迫観念

政治家さんたちは「北朝鮮の脅威に対処するためには日韓の連携が必要だ」と吹聴してはばかりません。この“常識”から見直していかないと駄目だと思います。

北朝鮮は核兵器と弾道ミサイルの開発に国家の総力を挙げている。しかし、別にこっちに飛んでこなければ、どうということはない。むしろ、韓国の味方をするから、かえって狙われる。百歩譲って、まだ日本向けの核ミサイルが完成する以前は、その脅威を未然に防ぐという理由で、北朝鮮を処断する意味はあった。しかし、完成した以上、すでに予防的措置をとる機は逸した。他方で、米国はまさに米本土向けの核ミサイルが完成する以前に北朝鮮を処断しようとしている。つまり、米国にとっては今が予防的措置を断行する「機」です。ついでに盛大な空爆をやれば軍産複合体へのボーナスになる。

一口に「北朝鮮の脅威」と言うが、すでに日米の間には以上のような立場の違いが生じている。繰り返すが、日本向けの核ミサイルは完成している(か又はその直前)。この日米の、対北朝鮮での立場の相違について明確に論じている人がいないようです。

私たちにとっては、もはや有事の際の対韓支援は「百害あって一利なし」なのです。北朝鮮からの原発テロやミサイル攻撃を受け、最悪の場合は核ミサイル攻撃を受けて、そして国内で朝鮮人と殺し合いをさせられるリスクだけがあるのです。

はっきりしているのは、離韓すればするほど、このリスクが低減していくということです。つまり、自分の身を守るためにも、できるだけ韓国と縁を切ることが大事です。

Asia Green Tourismより

もちろん、それに対して「北朝鮮の思う壺じゃないか」という批判はあるでしょう。たしかに、日韓離間の受益者は北朝鮮です。彼らにしてみれば、祖国統一という大目的を達成するためには、日韓の間を出来るだけ離間する必要がある。「その工作に乗せられるな」とういうのが今までの常識。ある意味そのせいで、韓国のやりたい放題の反日にも我慢を強いられてきたわけです。しかし、ここらでその常識から疑うべきでしょう。

あえて北朝鮮の思惑に乗せられてやるのも手だ

果たして、北朝鮮の思惑に乗ることと、現状維持路線(→その結果としての二大リスクの励起)の、どちらが日本の安全保障や国益にとってベターなのだろうか、と。

少し考えると、あえて北の思惑に乗るのも手だと分かります。別に韓国は同盟国でもなんでもない。中国も拝金主義ですから、もう「共産化」の脅威はないわけです。

「有事の際に韓国を助けないことによって生じる最大のリスク」といえば、北朝鮮主導で半島が統一されることです。当然、彼らは一定の反日スタンスをとる。しかし、それは韓国主導で統一しても同じことです。いや、今ですら、これ以上ないほど酷い反日姿勢をとっている。反日度でいえば、まだ北朝鮮のほうがマシなくらいです。

では、北朝鮮による統一国家ができると、中国と反日同盟を結ぶという悪夢が実現するのでしょうか。その可能性はあります。しかし、それはやはり韓国でも同様です。むしろ、精神面でいえば、北朝鮮のほうが対中姿勢で自立しているくらいです。金恩正も個人的に中国とは反りが合わない。私は逆に中国と統一朝鮮は構造的に関係が悪化するのではないかと考えています。というのも、次は吉林省の延辺朝鮮族自治区の扱いが焦点になるからです。つまり、対日で一定の緊張関係に陥るが、それは対中でも同じだ。

では、肝心の核ミサイルは? これも、どうせ韓国主導で統一したところで、彼らが引き継ぐでしょう。せっかくのブツと技術を放棄することなどありえない。韓国人も「なんでパキスタンがよくて韓国が駄目なのか」と抵抗するでしょう。

以上のように考えると、北と南のどっちが主導して統一しても、日本にとってはさして違いがないことが分かります。むしろ、自由と民主主義は、韓国人を反日で野放しにするシステムといえるかもしれない。それは韓国人自身が証明している。ならば「野放し」にしない分だけ、もしかすると北朝鮮主導のほうがマシなのかもしれない。

つまり、北朝鮮が対日用の核ミサイルを完成させてしまった以上、又韓国主導で統一が実現しても韓国がそれを引き継ぐ以上、これまでの「北朝鮮の脅威に対して日韓が連携しなければならない」という常識そのものがもはや破綻しているのではないか。

裏を返せば、別に北朝鮮主導で統一したところで同じじゃないか、という話です。

である以上、私たちにとって、もはや有事の際に韓国を助ける意味はない。それどころか、本来背負わなくてもいいリスクを背負い込む分、有害・損害になるだけ。

まさに「有事の際に韓国を助ける」は「百害あって一利なし」なのです。どうせ助けたところで、戦後に、恩を仇で返されるだけでしょう。

だから、私たちの身の安全・安心のためも、有事の対韓支援から手を引かねばなりません。そう考えると、実は昨今の日韓関係悪化は私たちにとって大きなチャンスという見方もできます。繰り返しますが、朝鮮半島での戦争を防ぐ方法は、もう韓国人・朝鮮人が自分で考えればいい。私は、日本が第二次朝鮮戦争に巻き込まれないように訴えることが、自分のミッションだと思っています。そのための最善の方法が日韓離間です。

だから、北朝鮮の手先などと言われようが何だろうが、私はこれから当サイトで、どんどん日韓離間を訴えていきます。「韓国を助けろ」は日本の自殺行為です。

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