最近、小泉元総理が「反原発」を掲げて小沢一郎とも組み、安倍倒閣へ向けて明確に舵を切りました。関口宏の「サンデー・プロジェクト」でも取り上げていた。
なんでこの時期なのか?
むろん、自民党の総裁選が近いからです。
軌を一にして、小泉進次郎も明確に安倍内閣に反旗を翻した。ごく最近、彼のこんな発言が伝えられています。
私や石破さんが言うと、『後ろから鉄砲を撃つ』と言われるが、私は真っ正面から撃っている。自民党を愛しているからこそ、このままではいけないと思っている。誰が嘘をついているかは明らかだ。
つまり、親子で「反安倍」を鮮明にして、政治攻撃し始めたというわけです。
安倍氏辞任もありえる中、石破茂か、小泉進次郎か?
私は「安倍総理の年内辞任はありえる」と以前に記しましたが、まだまだ総裁選不出馬のサプライズもありえると思う。
「安倍―トランプ」ラインはそれくらい「影の政府」から睨まれ、叩かれています。マスコミ権力による安倍氏への攻撃は常軌を逸している。
彼らは「市民の味方」を装いながら、実際には、世界で一番悪い、搾取の元凶的存在のために働いている。こんなものに踊らされる者は己を恥じたほうがいい。
曲りなりにも、安倍氏を擁護しているのは、業界7位の産経新聞だけです。一度、経営難から民族資本が入ったのが幸いしたのかもしれない(真相は私にも不明)。
私はまた石破茂と小泉進次郎のバックには「影の政府」がいると主張している。以前にも書きましたが、石破が「中曽根ロックフェラー政権」の後継者で、進次郎が「小泉ロックフェラー政権」の後継者です。石破茂は事実上の中曽根二世なんですね。
今回は、落ちると分かっていても、進次郎の出馬表明があるかもしれない。
ただし、予定どおり安倍氏が三選を目指して出馬する場合、石破茂と小泉進次郎の二人が対立候補として立つと、アンチ票を食い合って共倒れするので、石破茂一人に絞られるはずです。しかし、彼は支持率が低く、敗北するでしょう。
対して、仮に安倍氏がサプライズ辞退した場合は、「影の政府」的には、どちらに転んでもいいように、小泉進次郎も立ててくる可能性があります。
益々狂気化する反安倍キャンペーンと候補が進次郎に絞られた感
さて、昨年の冬の頃です。
私は「メディアの進次郎ヨイショに気をつけろ」と題して次のように記しました。
どうやら、将来の「本命傀儡」として小泉進次郎に絞られた気がします。
しかも、どうやら、「中曽根二世(=石破茂)政権」を一挙に飛び越すのではないかと。というのも、ご承知の通り、石破茂は獣医学部新設問題で安倍総理の背中を刺していたことがバレて、党内人望を完全に失いました。もはや総理の芽はありません。
実は最近気になり始めたことがあります。それがメディアの「進次郎ヨイショ」。
11月9日のTBSの朝の「ビビット」と、その後の「ひるおび!」は、気持ち悪いくらいの「進次郎ヨイショ」プログラムを連続して放映しました。
ちょっと前まで(あるいは今も)、安倍総理に対しては、言いがかり的批判、陰湿な揚げ足取り、皮肉・揶揄と、なんでもありだったワイドショー番組です。
石破茂はあまりにも政治的な動きをやりすぎて、かえって「策士、策に溺れる」状態になってしまったんですね。
以下、お借りしたものです。よくまとまっています。出典は分かりません。
こんなふうに、彼は人を裏切ってばかりで、政界では人望がなくなった。
よって、「影の政府」的には、次期総理として、石破茂を飛び越して、一挙に小泉進次郎のほうを推してくるのではないか。
ちょうど、パパ小泉が登壇してきた時もこんな雰囲気でした。
小泉純一郎という男は、「腐敗しきった自民党における改革派の旗手」として、「自民党をぶっ潰す」と叫んで、総理になった。結局、壊さなかったけど。
その二番煎じを狙っているのでしょうが、あいにく安倍氏の支持率は比較的高い。
だから、「彼ら」の焦りすら見えてくるこの頃です。
朝日新聞は最近、「アエラ」で作家の室井ナントカという女に「安倍が悪魔の顔をしている」とか、ほとんど気が狂ってるとしか思えないコラムを書かせていた。
文藝春秋の動きも異様。私はかつてこう記しました。
花田紀凱氏が、2016年12月、市ヶ谷の私学会館で開かれた出版記念会にて挨拶した文藝春秋の松井清人社長の言葉を、驚きをもって紹介している。
〈「極右の塊である現政権をこれ以上、暴走させてはならない」。現政権、つまり安倍政権を「極右の塊」と批判したのだ。「暴走」と難じたのだ。〉
お断りしておくが、朝日新聞の社長ではない。文藝春秋の現社長がこう言ったわけです。極右の塊だから一刻も早くつぶさなくては、と。
このように、何か異常なことが起こっているということは分かると思います。
安倍政権は「影の政府」から政治的に暗殺されかかっているのではないか、という私の推測に対して半信半疑な方も、何かアブノーマルであることは感づくと思います。
どうも、安倍を降ろせない失態から、松井清人は社長を降ろされるようだ(笑)。さる5月には、常務の中部嘉人を社長に昇格する人事を内定・発表した。
ま、しょせん首輪付きのサラリーマン社長ですが。
文藝春秋は「次期小泉二世総理」に向かって動いている
この文藝春秋の2018年8月号を見てやってください。
総裁選前にこれですよ。
文藝春秋が次期総理として「小泉進次郎」を推していることが一目瞭然です。まあ、現実には次の次くらいを狙っているのかもしれない。
もうね、昨年あたりから、こうやって(↓)仕込んできたんですね。
この異常な「進次郎ヨイショ」は、当然、「安倍下げ」とシーソーの関係にあります。
文藝春秋は「極右の塊」などと評して、次のように、昨年から、えんえんとネガティブ・キャンペーンをやって来た。
皆さんはこれでもマスコミにバイアスがかかっていないと思いますか?
マスコミが「ほら、市民は反安倍で踊れ」と報道すると、踊りますか?
最近、マスコミは「ネットはフェイクニュースの塊だ」と盛んに言い、対して「大手メディアのニュースは事実に正確であり信用できる」と人々に印象付けています。
たとえ報じていることが「事実」であっても、諸事実の中から特定の事実だけを摘むとすれば、それはフェイクと同じではないでしょうか。
そういう政治的意図がない、今までもなかった、と言えるのか?
ま、朝日新聞の場合は、記事自体がすでにフェイクの場合も多いのですが。
マスコミ権力は、われわれは国民が監視しなければならない。
なぜなら、第四の権力を監視することは、世界で一番悪いやつら(=世界支配層)を監視することにも繋がるからです。
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