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「Dデイ」記念日に中ロが「対米共闘」を確認した意味

みなさん、こんにちは。

いやはや、鈍い。あまりに鈍い。

「この動き」に誰も言及しないとは・・。

今、トランプ大統領が3日間の日程で訪英中。メイ首相と会ったりしている。

この時期なのは「Dデー」75周年への出席があるからだ。

つまり、第二次世界大戦の転機となったノルマンディー上陸作戦の日である。

それが1944年6月6日。これでフランスはナチスドイツから解放された。

ところが、誰しも「自力で勝ちたかった」と思うもの。そういう歴史を誇りたい。アメリカのおかげで祖国を取り戻したフランス人は、以後、根性が曲がってしまった(笑)。

ところで、当時はソ連も連合国。むしろナチス打倒の立役者といっていい。

プーチン大統領は5年前の「Dデー」の「70周年記念式典」には駆けつけていた。

しかし、今年はどうか。「欠席」である。

いや、それどころじゃない。なんと習近平主席をもてなしている

6月5日から7日にかけて、習近平は国賓としてロシアに招かれている。

中ロも一応は「連合国」だった。当時はむろん「国民党」の中華民国だが、戦後すぐに共産党のほうが大陸の主になり、しかも「United Nations」のメンバー入りしたため、当時の中国を代表しているのは今の中国と見なされている(だから常任理事国)。

その中ロが「Dデー」記念日にわざわざ二カ国だけで会って、しかも「対米で共闘確認しあった」のである。表向きは「G20大阪サミット」を控えた共闘との説明だが。

「Dデー」記念式典に欠席して、わざわざ同じ日に中国の指導者を国賓として向かえたプーチンのメッセージは明らかだろう。

前々から述べているが、「NATO VS 中ロ」の構造がいっそう明確になってきた。

中ロの中心的な議題の一つは、イランと北朝鮮の情勢だ。はっきり言えば、「戦争になったら中ロがどう協調してどう介入するか?」という話し合いだったと思う。

対する、米英間でも、イランについて話し合われている。

習近平的には、天安門事件30周年で欧米メディアからボロクソに叩かれ、またしてもペンス副大統領などから非難されている時期に、プーチンが国賓招待してくれた格好。

このように、あからさまな「欧米VS 中ロ」の対立になりつつあるが、日本のメディアが鈍いのはどこか他人事と思っているからではないか。

しかし、日本はどんどんNATO軍に取り込まれ、中ロ挟撃の一方の極にされつつある。

日本のイージス・アショア導入をロシアがどう受けとめているか、以前にも書いた。

日本は「ロシア挟撃体制」の一員で本当によいのか?
狙ったわけではありませんが、今ちょうどロシアとウクライナの間で危機が再燃しています。なんでも、クリミア半島周辺のロシアの勝手領海内にウクライナ海軍艇3隻が侵入したため、ロシア側が発砲して拿捕したとか。ポロシェンコ大統領はロシアを非難し、戒厳...

アメリカは対中ロ戦争の前線基地として日独を使い捨てるつもりだろう。結局「日本とドイツは同盟国になった」と口では言っても、敗戦国の扱いなんてこんなもの。

中ロのほうは、すでに大戦を想定した大規模合同演習を繰り返している。

まあ、私の予想ではその前に中国で分裂の波乱がある。北半分は共産党支配がしばらく続くから、極東では、この北中国・北朝鮮・ロシアとの戦いになると思う。

日本が大戦を避けるには、核武装して、米軍基地を無くすしかないわけだが、現実には政治的に不可能だ。日米同盟や米軍基地に反対している左派が「核武装自立派」ならば実現に向かうが、「近隣諸国と話し合おう」などと非現実的なことしか言わない。

だから、日米安保の堅持のみが唯一の現実的な安全保障政策になってしまう。

日米軍事同盟と米軍基地を固定化させている責任は、保守派以上に、非現実的な安全保障を吹聴し、核武装案に思考停止する左派のほうに大きいのである。

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