
藤本健二氏の描く「ザ・金正日ファミリー」
「金正日の料理人」藤本健二氏シリーズのラストです。 改めて確認しておきますが、「兄王子」が長男の金正哲(ジョンチョル)で、「弟王子」のほうが金正恩です。そして、後継者に選ばれたのはジョンウン王子のほうです。 金正恩は全米プロバス...
「金正日の料理人」藤本健二氏シリーズのラストです。 改めて確認しておきますが、「兄王子」が長男の金正哲(ジョンチョル)で、「弟王子」のほうが金正恩です。そして、後継者に選ばれたのはジョンウン王子のほうです。 金正恩は全米プロバス...
「金正日の料理人」藤本健二氏は、一介の専属料理人から、金正日の側近の一人に取り立てられ、様々な「遊び」に付き合わされた人物です。 というと強制みたいですが、ただ非常に楽しかったのは事実のようです。 また、それは一方で、将軍サマの...
前回は、金正日以下、幹部全員がローラーブレードを履き、転びながら乾杯をする“ドタバタ宴会”を紹介しましたが、藤本健二氏によるとこれは一度きり。 通常の将軍様の「御前宴会」は、下で藤本氏も描写していますが、「高い酒、美味しい料理を振る舞...
みなさん、こんにちわ。 例の「自由朝鮮」ですが、どうもCIAがバックにいるらしい。 第二回の米朝首脳会談が2月末に行われ、その決裂直後に「自由朝鮮」の体制打倒宣言があったタイミングから、ポンペオ・CIAラインの本音は明らかだと思...
故・金正日の映画好きはよく知られていました。 しかし、毎日のように私設映画館に入り浸るほどの映画狂だったとは知りませんでした。それを教えてくれたのが、将軍サマと一緒に映画を鑑賞していた藤本健二氏です。 その影響は「王子たち」にも...
さて、故・金正日の稀代の美食家ぶりのエピソードですが、やたら高級なものやブランドものばかり食べているのかというと、そうでもない。 そういう「世間の評価」にこだわるのは、むしろ成金に多く、彼のようにいつでもそれが手に入るクラスとなると、...
「金正日の料理人」藤本健二氏の目を通して描かれているのは、故・金正日の凄まじいまでの美食家ぶりです。味覚の鋭さには藤本氏も幾度となく脱帽している。 昔のような絶対王権がほぼ消滅した現代にあって、子供の頃からこれほどうまいものを自由気ま...
前回は招待所一般について触れましたが、その中に日本海に面した「七ニ号(咸興 ハムフン)招待所」というのがあります。藤本氏はこう描写しています。 砂浜が美しく、金正日はここでジェットスキーを楽しむ。海辺まで山が迫っていて、周囲は坂だらけの印...
みなさん、こんにちわ。 北朝鮮情勢が再び動き始めていますね。 この国の秘密のベールを剥いだ人物として、「金正日の料理人」だった藤本健二氏のことは過去に何度か記事にしてきました。藤本氏は現在、平壌で日本料理店を営んでいるそうです。...
さて、「自由朝鮮」を名乗る臨時政府ができたことについて前回触れた。 いろいろな意味で興味深い点がある。 たとえば、自由と民主主義と人道主義を掲げて北の独裁政権の打倒を掲げているが、他方で「金ハンソル」を擁しており、王朝の...
ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第11弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、そ...
ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第8弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...
ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第5弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...
ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第4弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...
ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第3弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...
金正日の専属料理人だった藤本健二氏は、2004年刊行の『金正日の私生活』(扶桑社)の巻頭、次のようなイラストを掲げている。 文字の部分を起こしてみる(*人名のカタカナ表記は筆者による)。 金正日の家族については世界的に秘密の...
北朝鮮の核・ミサイル開発が凄まじい勢いで加速しています。 ついこの前、米本土に届くICBMを発射したと思ったら、先日は水爆の実験です。160キロトンと訂正されましたので、広島型の10倍の威力です。 それらの開発には、実は日本の存...
まずは最新ネタから。 報道によると、空母「ニミッツ」が西太平洋に派遣されることになったそうですね。6月1日に米ワシントン州(*西海岸側、シアトルがある)の海軍基地を出港するそうですが、太平洋を横断するだけなので、すぐに日本近海に到達で...
「金正日の料理人」ネタの続きです。 1994年7月、“建国の祖”金日成が死去しました。すぐに金正日が後を継ぎました。藤本健二氏はそんな人物と82年10月から顔見知りだったわけです。 しかも、金正日が最高指導者に就任した時には、専...
またまた「金正日の料理人」傑作選です。 金正日は四人の女性と子供を作っていますが、事実上の正妻が高英姫(コ・ヨンヒ)さんでした。かの吉永小百合に似ているとか。で、映画マニアの金正日は、吉永小百合を指して「日本で一番きれいな女優」と言っ...
藤本健二氏の『金正日の料理人』の話の続きです。 では、さっそくエピソードを幾つか紹介させていただきたいと思う。 北朝鮮には「招待所」と呼ばれる金ファミリーの豪華な別邸があります。そこでは様々な娯楽施設や宴会場などがあり、幹部たち...
さて、今回は、前回の記事の続きのようなものです。 トランプ政権は、4月の段階で、中国を通して北朝鮮に対して、「核・ミサイル開発を放棄せよ」という要求を突きつけました。 これは「飲むのか、飲まないのか」という“最後通牒”に等しい。...
先日、レックス・ティラーソン米国務長官は「北朝鮮を非核化しようとする20年間の努力は失敗に終わった」と述べ、対北朝鮮政策の大転換を示唆した。 しかし、日本にも同じように対北政策における「15年間の失敗」がある。 アメリカの対北朝鮮攻...
はじめに 1・拉致問題の解決策である「山田案」とは何か? 2・山田案は「国家百年の計」からスピンオフした解決策である 3・山田案には道理と戦略的利益がある 4・なぜ中国ならば拉致問題を解決することができるのか? ...
みなさん、こんにちは。 この解決策の文書は、私が2007年10月に作成し、当時、北朝鮮による拉致問題を担当する関係各機関や各要人に配布したものです。 全体は新書一冊分にも相当する文章量です。日本向け1部・2部と、中国向け1部・2...
金正男氏の暗殺については、現在諸説あって、「米軍暗殺説」とか、「中朝再接近を目論む中国が実は真犯人説」とか、いろいろと出ていますが、次のニュースを見ると、やはり普通に「金正恩が邪魔者を消した」と結論してもよさそうですね。 北朝鮮の金正恩委...