「 韓国・北朝鮮 」一覧

トランプの「金正恩ヨイショ」の謎を解く鍵は中東情勢にあり!?

トランプの「金正恩ヨイショ」の謎を解く鍵は中東情勢にあり!?

みなさん、こんにちわ。 6月30日、史上初、トランプ大統領と金正恩が板門店で会いました。 突然会って、軍事境界線まで越えてみせる・・トランプはこういう「サプライズ・パフォーマンス」で世界を驚かせ、注目を浴びることが根っから好きみ...

イランから北朝鮮へ、中東での戦争は極東に飛び火する

イランから北朝鮮へ、中東での戦争は極東に飛び火する

1950年代の朝鮮戦争の直前のように、北朝鮮と中国がアメリカを「共通の敵」とする関係になった時、金正恩はどのように振舞うだろうか。 ヒントとなるのが、就任当初からの朴クネの強気な反日全力外交だ。あれはバックに中国がいるからこそできたも...

延命中に「最強の後ろ盾」を得た北朝鮮の悪運の強さ

延命中に「最強の後ろ盾」を得た北朝鮮の悪運の強さ

さて、前回。 日本帝国は「ハルノート」を突きつけられた瞬間に暴発したが、北朝鮮は「完全非核化」という「対北版ハルノート」を突きつけられても「空約束」という形でいったん飲むフリをしたので、曲がりなりにも「交渉」を継続する形になっている、...

どうやら北朝鮮よりも先に対イラン戦になりそうだ

どうやら北朝鮮よりも先に対イラン戦になりそうだ

実に白々しいことに、トランプ大統領やボルトン補佐官は「イランとの戦争は決して望んでいない」などと声明している。 米の御用メディアや学者も「イランと交渉するのが狙い」とか何とか。 このような場合は逆に考えたほうがいい。 つま...

遊びの天才だった金正日

遊びの天才だった金正日

「金正日の料理人」藤本健二氏は、一介の専属料理人から、金正日の側近の一人に取り立てられ、様々な「遊び」に付き合わされた人物です。 というと強制みたいですが、ただ非常に楽しかったのは事実のようです。 また、それは一方で、将軍サマの...

金正日は「寅さん」、息子はキアヌ・リーブスの大ファン

金正日は「寅さん」、息子はキアヌ・リーブスの大ファン

故・金正日の映画好きはよく知られていました。 しかし、毎日のように私設映画館に入り浸るほどの映画狂だったとは知りませんでした。それを教えてくれたのが、将軍サマと一緒に映画を鑑賞していた藤本健二氏です。 その影響は「王子たち」にも...

金正日が好む意外な日本の庶民の味

金正日が好む意外な日本の庶民の味

さて、故・金正日の稀代の美食家ぶりのエピソードですが、やたら高級なものやブランドものばかり食べているのかというと、そうでもない。 そういう「世間の評価」にこだわるのは、むしろ成金に多く、彼のようにいつでもそれが手に入るクラスとなると、...

北朝鮮の秘密軍需工場と人間魚雷

北朝鮮の秘密軍需工場と人間魚雷

前回は招待所一般について触れましたが、その中に日本海に面した「七ニ号(咸興 ハムフン)招待所」というのがあります。藤本氏はこう描写しています。 砂浜が美しく、金正日はここでジェットスキーを楽しむ。海辺まで山が迫っていて、周囲は坂だらけの印...

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・後半】

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・後半】

さて後半。(前半はこちら) 2018年3月の“電撃”中朝首脳会談は、やはり北朝鮮が望んだから実現したという単純な話ではない。それ以上に、習近平が彼を招待したということだろう。 しかも、3月20日に習政権二期目が発足したばかり。 ...

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・前半】

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・前半】

私の知る限り、まだ学者・専門家系の人は誰も言及していないが、現在の習近平体制と金正恩体制が発足して以来、「初めて」といえる「ある状況」が生じつつある。 それは「史上初めて習近平と金正恩が反米でがっちりと手を組む」ということ(まだ「組ん...

北の非核化リミットと南の米軍駐留期限がなぜ近似しているのか?

北の非核化リミットと南の米軍駐留期限がなぜ近似しているのか?

さて、2度目の米朝首脳会談からやや日が経ち、後日談的エピソードが漏れてきています。また、北朝鮮の反動的動きなども始まっています。 韓国政府筋によると、「(朝鮮戦争の)終戦宣言は事実上合意に達していた」そうな。 つまり、韓国が仲介...

「フッ化水素輸出禁止」だけじゃない「サムソン潰し」の秘策

「フッ化水素輸出禁止」だけじゃない「サムソン潰し」の秘策

世界で唯一、韓国人だけが「日本絶対悪」という信仰・世界観を持つ。これは自生的というより、国家権力によって作られた「国家反日教」であることは先述した。 これが今、異常なほど暴走しているようだ。私は、戦時中の日本の好戦的空気のようなものが...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 11」(最終回)――サリン開発の責任者だった「科学技術省長官」刺殺事件の全真相 後編

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 11」(最終回)――サリン開発の責任者だった「科学技術省長官」刺殺事件の全真相 後編

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第11弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、そ...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 10」――サリン開発の責任者だった「科学技術省長官」刺殺事件の全真相 中編

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 10」――サリン開発の責任者だった「科学技術省長官」刺殺事件の全真相 中編

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第10弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、そ...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 9」――サリン開発の責任者だった「科学技術省長官」刺殺事件の全真相 前編

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 9」――サリン開発の責任者だった「科学技術省長官」刺殺事件の全真相 前編

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第9弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 8」――麻原彰晃の右腕・早川紀代秀と北朝鮮の「闇の関係」

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 8」――麻原彰晃の右腕・早川紀代秀と北朝鮮の「闇の関係」

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第8弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 7」――国松長官狙撃事件と「よど号」犯・田中義三

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 7」――国松長官狙撃事件と「よど号」犯・田中義三

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第7弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 6」――もう一人の「潜入工作員」は林郁夫の右腕だった

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 6」――もう一人の「潜入工作員」は林郁夫の右腕だった

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第6弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 5」――「潜入工作員」Aが全ての疑惑に答えた

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 5」――「潜入工作員」Aが全ての疑惑に答えた

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第5弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 4」――故金日成主席の「毒ガス兵器」研究と麻原彰晃のテロ実行

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 4」――故金日成主席の「毒ガス兵器」研究と麻原彰晃のテロ実行

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第4弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 3」――金正日総書記直筆の「日本破壊工作」指令書の全貌

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 3」――金正日総書記直筆の「日本破壊工作」指令書の全貌

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第3弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 2」――潜入工作員と「よど号犯」はスペイン・マドリッドで繋がった

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 2」――潜入工作員と「よど号犯」はスペイン・マドリッドで繋がった

ジャーナリスト高沢皓司氏の「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」第2弾です。 第一、これは大事な情報なので、もっと世間に広まるべき。 第二、様々なサイトに転載されてから、すでに15年以上も放置されている。 以上のことから、その...

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 1」――麻原彰晃被告の側近は「北朝鮮潜入工作員」だった!

高沢皓司「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた 1」――麻原彰晃被告の側近は「北朝鮮潜入工作員」だった!

みなさん、こんにちわ。 私がオウム関係の陰謀論というか裏情報で「これはすごい」と感心したのが、かつて高沢皓司(たかざわこうじ)氏が「週刊現代」誌上で連載した「『オウムと北朝鮮』の闇を解いた」シリーズです。改めて調べたら、1999年8月...

北朝鮮が不満を爆発させ「非核化をやめる」と叫ぶ日

北朝鮮が不満を爆発させ「非核化をやめる」と叫ぶ日

トランプは米朝関係が順調であるかのように吹聴していますが、米大統領がどういう意図でそういう態度を取っているにせよ、北朝鮮のほうは不満たらたらというのが実際のところです。その不満をはっきり口にしたのが7月7日の「ポンペオ・金英哲(キム・ヨンチ...

米朝協議失敗→議員「平和的解決法は?」 ポンペオ「ない」

米朝協議失敗→議員「平和的解決法は?」 ポンペオ「ない」

みなさん、こんにちわ。 北朝鮮情勢記事ですが、注目すべき内容に思われます。というのも、トランプ政権の本音が瞬間的にポロッと漏れた気がするからです。 それがこれ(↓)。*赤字は筆者 米国務長官、“米朝”失敗なら平和的手段は・・・...

アメリカは中国を新たな朝鮮戦争に引きずり込みたいのではないか

アメリカは中国を新たな朝鮮戦争に引きずり込みたいのではないか

おそらく、朝鮮半島問題の専門家のみならず、国内の識者はみなこう思っている。 「アメリカは、仮に朝鮮半島での軍事行動に踏み切る場合、かつてのように中国が介入して北朝鮮を支える事態をもっとも恐れている。泥沼と化した朝鮮戦争の二の舞だけは避けた...

なぜ「非核化の約束を破った」が米の軍事行動正当化の理由になるのか?

なぜ「非核化の約束を破った」が米の軍事行動正当化の理由になるのか?

「トランプがまんまと金正恩に騙された」論 「トランプは非核化の確約もなく北朝鮮に譲歩した」論 「トランプと金正恩が本気で朝鮮半島の平和を実現しようしている」論 メディアや世論でのそれらの跋扈をみると、どれだけの多くの人々がトラ...

米朝“不平等”首脳会談! 金正恩は在韓米軍撤退に活路を見出す!

米朝“不平等”首脳会談! 金正恩は在韓米軍撤退に活路を見出す!

さて、本日は6月12日。 米朝首脳会談の直前に一発、記事をお見舞いしたが(前回記事)、その続編として、会談が始まったのを確認して、朝10時台にもう一つお見舞いしておきたい。 「リビア方式の核査察」と「段階的非核化」を融合させた解決策...

トランプがなりたい「独裁国家と戦って勝利した歴史的な英雄」

トランプがなりたい「独裁国家と戦って勝利した歴史的な英雄」

状況は生きものであると述べてきましたが、アメリカ時間で5月24日、トランプ大統領が「米朝首脳会談中止」を表明しました。 ま、私は首脳会談の開催が決まって以降も「アメリカの本音は戦争である」と一貫して主張してきたので、その立場から見ると...

豊渓里(プンゲリ)核実験場の「廃棄式典」とかいうアフォーマンス

豊渓里(プンゲリ)核実験場の「廃棄式典」とかいうアフォーマンス

みなさん、こんにちわ。 先日の「キム&ムン」の首脳漫才を見て、「これで平和が到来した、日本は蚊帳の外だ!」などと狂喜乱舞した者たちが、掃いて捨てるほど現れた。 対して、私は、これは追い詰められた北朝鮮が道化師を演じているだけで、...

アメリカが北朝鮮に突きつける核査察という名の「無血開城」

アメリカが北朝鮮に突きつける核査察という名の「無血開城」

今にして思えば、北朝鮮問題を論じてきた識者の半分くらいは、「アメリカはインドやパキスタンの核保有も認めたのだから、結局は北朝鮮の核保有も認める」と言っていた。 「攻撃ない派」はほとんどこの意見だった。要するに、アメリカが本心では朝鮮半...

そもそも完全非核化したら金正恩体制は持たない

そもそも完全非核化したら金正恩体制は持たない

さて、私は前回「北朝鮮は最初から完全非核化する気はない」と書いたが、これまで一貫して説明してきたように、そもそも莫大な見返りもなしに「できない」のだ。 この辺のところをきっちり解説している識者を見たことがないが、これは北朝鮮の現体制に...

北朝鮮がこれから強いられる地獄の三択と安倍総理の辞任

北朝鮮がこれから強いられる地獄の三択と安倍総理の辞任

金正恩は、米朝首脳会談前に、慌てて訪中して習近平主席に恭順の意を示し、いわば中国に泣きついた。そして、溺れる者(北朝鮮)は藁(韓国)をも掴むというふうに南を取り込んだ。こうして、少しでも自分たちの味方を増やそうとした。 こうして開催し...

今度のアメリカの戦争のやり方は怖いくらいに上手すぎる パート2

今度のアメリカの戦争のやり方は怖いくらいに上手すぎる パート2

前回は「金正恩の役者ぶり」を称え(?)ましたが、しかし役者度でいえばトランプのほうが一枚上手だと思います。 なぜなら、彼はアメリカの真の方針を完璧に隠している。 前回の記事の締めくくりで、アメリカの本音は北朝鮮との開戦であると述...

三浦瑠麗氏のスリーパーセル発言が真実だった件

三浦瑠麗氏のスリーパーセル発言が真実だった件

みなさん、こんにちわ。 本当は「どうやら真実だったらしい件」というタイトルにしたいのですが、短いほうが検索上有利らしいので、上のように断言調にしてあります。 2月、国際政治学者の三浦瑠麗(みうらるり)氏がテレビ番組で「北朝鮮のス...

「日本はドイツの過去の清算に学べ」という欺瞞とカウンター・プロパガンダ

「日本はドイツの過去の清算に学べ」という欺瞞とカウンター・プロパガンダ

当記事は前回の補足。 前回、全国公開されたばかりの『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(原題「DARKEST HOUR」)という映画を取り上げた。 チャーチルは大政治家であり、ナチスドイツと勇敢に戦っ...