「 経済・ビジネス 」一覧

テレビが駆逐される時代はまだ先で、ネットとの「二強時代」が続くワケ

テレビが駆逐される時代はまだ先で、ネットとの「二強時代」が続くワケ

菅新総理の記者会見の質疑応答において、「ニコニコ動画です」という記者の自己紹介があった。違和感を覚えたが(笑)、比較的若い世代はまだしも意味が分かるが、じいさん・ばあさん世代は、「ニコニコ動画」なるものが何なのか分からない人が多かったはず。...

なぜソフトバンクの「アジアスーパーグリッド構想」は100%失敗するのか

なぜソフトバンクの「アジアスーパーグリッド構想」は100%失敗するのか

みなさん、こんにちわ。 つい昨日、例の人気番組「ポツンと一軒家」を見たが、 おそらく視聴者の誰も気にしていなかったであろうことが私には気になった。 それが、あのトンでもない山奥の孤立した一軒家にまで「電柱」があって、しっか...

なぜ電力会社は恐竜と同じ運命を辿るのか? ついに到来した電力自立の時代!

なぜ電力会社は恐竜と同じ運命を辿るのか? ついに到来した電力自立の時代!

みなさん、こんにちは。 私は3・11直後に「今イノベーションが盛んなのは自家発電の分野である」として「電力の個産個消時代」および消費者の「電力自立の時代」が来ると書きました。 普及の目安は「それが系統電力より経済的か否か」です。...

輸出規制にどんどん対抗してくる韓国! 日本側の分が悪いかも?(後編)

輸出規制にどんどん対抗してくる韓国! 日本側の分が悪いかも?(後編)

前回の続き。 前も言ったように、フッ化水素禁輸の話は去年から出ていたので、死活問題となるサムソンやSKハイニックスなどは、その時から対策を検討していたはず。 つまり、今回の「3品目輸出規制」は、相手にあまりに時間的猶予を...

輸出規制にどんどん対抗してくる韓国! 日本側の分が悪いかも?(前編)

輸出規制にどんどん対抗してくる韓国! 日本側の分が悪いかも?(前編)

この前、ある人から「あれっ? 山田さんって韓国製のスマホを使っているんですね」と言われた。 はい(笑)。ただ「あれっ?」って、どういう意味ですかと。 しかし、何国製であろうと、消費者だから、値段と性能のバランスを考えて選択するの...

国債なんかバンバン発行すればいいという山本太郎の無謀

国債なんかバンバン発行すればいいという山本太郎の無謀

みなさん、こんにちわ。 先日、私は山本太郎の掲げる政策はまったくの空論だとして批判しました。 これに対して反論が寄せられました。どういう人が山本太郎の政策を支持しているのかがよく理解できるため、異例ですが、本文に再掲した...

アセアン+日中印の「4頭体制」と「独自通貨」の創設構想

アセアン+日中印の「4頭体制」と「独自通貨」の創設構想

ドルが基軸通貨であるがゆえにアメリカが覇権国なのか。 アメリカが覇権国であるがゆえにドルが基軸通貨なのか。 どちらが正しいのか分かりませんが、両者が密接に関係していることはご存知の通り。たぶん、ドルの覇権が終わればアメリカの双子...

欧米支配層の狙いは「共産中国解体→再植民地化」か?

欧米支配層の狙いは「共産中国解体→再植民地化」か?

昨年、トランプ政権は中国に対して2500億ドル規模の関税をかけ、10月にはペンス副大統領が「対中宣戦布告」とも取れる激烈な中国批判演説を行った。 要は、中国は、知的財産の窃盗やスパイや為替操作やら、ありとあらゆる汚い手を使って...

「フッ化水素輸出禁止」だけじゃない「サムソン潰し」の秘策

「フッ化水素輸出禁止」だけじゃない「サムソン潰し」の秘策

世界で唯一、韓国人だけが「日本絶対悪」という信仰・世界観を持つ。これは自生的というより、国家権力によって作られた「国家反日教」であることは先述した。 これが今、異常なほど暴走しているようだ。私は、戦時中の日本の好戦的空気のようなものが...

メガソーラーが駄目な理由、そして真に有望な自然エネルギー

メガソーラーが駄目な理由、そして真に有望な自然エネルギー

玉蔵さんのサイトで知りましたが、 あの「霧が峰」でメガソーラーが作られる計画が進行しているそうです。 かなり前ですが、霧が峰に行った時、まるでアルプスの高原のような光景に感嘆したものです。その中に、なんとポツンと一軒家が...

新宗教の「信者獲得法」を教える【注意:悪用者にはたぶん罰が当たります】

新宗教の「信者獲得法」を教える【注意:悪用者にはたぶん罰が当たります】

オウム真理教は仏教やヒンドゥ教の教義を巧みに利用しただけでなく、明らかにニューエイジ思想やスピリチュアリズム、オカルティズムの影響を受けていました。 前回はその源流としての19世紀後半の「神智学」について触れました。その頃に欧米で仏教...

YouTubeの「音読・文字起こし動画」を作成してくれる人を募集

YouTubeの「音読・文字起こし動画」を作成してくれる人を募集

みなさん、こんにちは。 厳密に言うと、私の記事を使って勝手に動画を作成している人たちがすでにたくさんいるので、その中で正式契約する人はいませんか、という提案です。 正式契約する人には「独占配信権」を与えようと思います。 利...

自動車が太陽で走る時代――やっぱりEVの勝ちでしょ

自動車が太陽で走る時代――やっぱりEVの勝ちでしょ

近年のモーターショーはEV・PHV一色と評しても過言ではありません。 思えば、十年前(だったかな?)に、幕張のモーターショーに行った時に、三菱のEVの試作車が展示されていました。 車が空中に浮いた展示で、インホイールモーターなど...

イーロン・マスク「水素社会など来ない」発言はなぜ正しいのか

イーロン・マスク「水素社会など来ない」発言はなぜ正しいのか

世界がEVシフトに向けて動き始めた今、量産型EV「モデル3」が大ヒット中のテスラCEOのイーロン・マスク氏といえば、今や飛ぶ鳥を落とす勢いです。 彼の直線的な発言はしばしば物議をかもしています。 私から見ると、彼は「正しい事」と...

マクドナルドの「グラン」シリーズがめっちゃウマイので同社の業績は必ず回復するだろう【週末予言】

マクドナルドの「グラン」シリーズがめっちゃウマイので同社の業績は必ず回復するだろう【週末予言】

みなさん、こんにちわ。 4月にマクドナルドから「グラン・シリーズ」が発売されましたが、もうお食べになったでしょうか。 これね、マクドナルドにしておくのがもったいないくらい、マジでうまいハンバーガーですよ。中の人は「そんな褒め方が...

すでに始まったトランプの米国 VS 中国の激突

すでに始まったトランプの米国 VS 中国の激突

2006年以降の「流れ」を説明したのが前の二記事だった。 いわば「縦軸」の視点である。対して、この記事では、主として「横軸」の視点から、中国を取り巻く現状、そして同国の「これから」を予想してみたい。 米中は根本的な面で衝突し始めた ...

なぜ近い将来にドル基軸通貨体制は崩壊していくのか

なぜ近い将来にドル基軸通貨体制は崩壊していくのか

私は今後、史上初の「グローバル通貨」となるであろう「世界統一電子マネー」について語りたいと思っている。その前に書いておきたいことがある。 昨年、パナマ文書騒動が持ち上がった時、以下の記事で次のように記した。 アメリカがドルの...

米国の世界支配の要・ドル基軸通貨体制を読み解く四つのキーワード

米国の世界支配の要・ドル基軸通貨体制を読み解く四つのキーワード

このドル基軸通貨体制こそ、アメリカが第二次大戦の戦勝によって獲得した最大の利権に他ならない。 本来、ドル紙幣とはアメリカのFRBが発行する自国紙幣にすぎない。だが、アメリカの国璽が印刷された紙がそのまま事実上の「世界通貨」としても通用...

米株式市場はバブルか? あと宮寺氏の「戦略で負けた日本の電機メーカー」他

米株式市場はバブルか? あと宮寺氏の「戦略で負けた日本の電機メーカー」他

最近、「アゴラ」で「うむむ」と唸った記事が幾つかあったので、紹介したいと思います。まずは久保田博幸氏の「バブルの様相強めつつある米国株式市場」。 今現在、ダウ・ナスダックなどの株価指数が過去最高値を更新していることはご存知の通りです。...

【Gatebox】リアル“ミラーガール”登場か? ついにホログラムキャラと会話できる時代へ!

【Gatebox】リアル“ミラーガール”登場か? ついにホログラムキャラと会話できる時代へ!

みなさん、こんにちわ。 いやはや、どえりゃーもんが発売されましたな。 それが「ホログラムのキャラと次元を超えた共同生活が現実になる!」という「Gatebox」。発売元は株式会社ウィンクル(*以下画像・動画は同社から)。 ...

サウジが崩壊しても電力は止まらないが自動車は大打撃

サウジが崩壊しても電力は止まらないが自動車は大打撃

先日、外交評論家の加瀬英明さんが、サウジアラビアの体制崩壊が近いというコラムを書いていました(*傍線は筆者)。 【日本を守る】サウジ崩壊危機の影響は 日本は電力が止まって“蛍の光、窓の雪”の生活  2016.12.15 日本の国力は...

大増税時代、そして公務員給与と社会保障費に大ナタ

大増税時代、そして公務員給与と社会保障費に大ナタ

さて、せっかく当サイトで楽しいアニメの話ができたと思ったら、また嫌な話をしなければならない。当記事は、以下の記事の続編みたいなものである。 十数年前に破綻したアルゼンチンの場合、バンクホリデーが強行された。その際、政府は国民の...

モンゴル帝国の二の舞になるアメリカ、そしてグローバル通貨の登場

モンゴル帝国の二の舞になるアメリカ、そしてグローバル通貨の登場

ペルシア系のソグド人。彼らは東西間の物資の流通を担っていた商人であった。なぜ彼らはモンゴル帝国の征服事業に力を貸したのであろうか? シルクロードにはたくさんの小さな国があった。貿易商はそこを通過するたびに関税をとられる。こうして、一方...

3%税で大繁栄した漢帝国と税金地獄の悪政日本

3%税で大繁栄した漢帝国と税金地獄の悪政日本

BC221年、天下を統一した秦の始皇帝は、巨大な宮殿や陵墓、万里の長城などを次々と建設し始めた。今でいう公共事業である。そのために秦は、民に過酷な税と労役を課した。人々は苦しみに喘ぎ、不満を募らせた。政治の乱れが重なったこともあり、始皇帝の...

震度7の地震でも絶対倒れない建物があった!

震度7の地震でも絶対倒れない建物があった!

みなさん、こんにちわ。 最初にタネを明かすと、実は数ヶ月前の「農業新聞」の紙面で知ったことですが、なんとあの熊本地震の震度7の揺れでもビクともしなかった建物がありました。 それが「阿蘇ファームランド」にあるドームハウスです。 ...

再び「預金封鎖」と「財産税」が近づいている

再び「預金封鎖」と「財産税」が近づいている

「アベノミクス」というカンフル剤の効果はやはり一時的と考えられる。昨年、中国株が暴落し始めたと思ったら、今年に入って世界的に株式市場が不安定化している。日銀は「マイナス金利」なるものを導入し、他方で国の借金は1千兆円をゆうに超えて記録更新中...