テロ・紛争・戦争・崩壊

テロ・紛争・戦争・崩壊

「やらせはせんぞ!」という一年前のトランプの言葉を覚えているか?

まずは速報から先に。 2017年11月29日未明、北朝鮮が過去最大級の弾道ミサイルを発射しました。 なんでも新型ICBM「火星15」とか。 ミサイルは高度4475キロに達し、約53分にわたり、950キロ飛行したそうです。 朝鮮中央テレビは、...
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トランプは朝鮮半島を中国に売ったのではないか【前半・北朝鮮編】

2017年11月8日から10日にかけてトランプ大統領が訪中しました。 習近平政権の二期目――しかも新指導部は習派がメイン――発足の直後に米大統領がやって来るという形式は、中国史に詳しい人なら隠れた意味が分かると思います。 中国の歴代王朝は、...
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何度でも言う、北朝鮮との戦争はすでに始まっている

私が北朝鮮絡みで何かを書くと、しばらくしてそれが現実化したり、世間でクローズアップされたりするので、たいへん予言的で驚かされるという声が私のところに幾つか届いている。実際のところ、なぜ的中するのかは私にも分からない。 私は特殊なソースから情...
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2019年、アメリカはイスラエルと共にイランと戦う

みなさん、こんにちわ。 昨日、NHKの夜ニュースで、9月の国連総会でのトランプ演説を改めて取り上げていました。ただし、北朝鮮関連ではなく、米大統領がいかに口を極めてイランを非難していたかという内容でした。 はっきり言って遅いんですね。私は演...
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北朝鮮が先制EMP攻撃なら日本終了

私は2017年3月の記事で、チラリと次のようなことを記していた。 日本のイージス艦や潜水艦はEMP攻撃に弱いといわれる。 だから、そういう核戦術をやられると、あとは一方的にミサイル攻撃される展開になる可能性もある。 EMP攻撃というのは電磁...
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朝鮮人民軍は大量破壊兵器を持って地下トンネルから現れる

第二次朝鮮戦争は、歴史上類のない、特異な戦争となると、私は予測する。 それは主に二つの特徴があると私は述べた。 前々回と、前回は、その「一つ目」だった。 今回は「二つ目」。ここからが、この戦争のいっそう異様な展開だ。 言ったように、開戦すれ...
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究極のエアシーバトルが朝鮮人民軍を封じ込める

米軍が北朝鮮に対して予定している今回の軍事作戦は、人類がこれまで見たことがない「究極のエアシーバトル」になるのではないか、と私は予想する。 朝鮮人民軍は、コンピュータを備えた機械に殺戮されていくだろう。 米軍は史上空前の戦力の集中・一挙投入...
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米軍の超ハイテク戦こそバノンの言う「方程式の解」だ

私は素人だが、なんとなく第二次朝鮮戦争は前代未聞の戦いになるのではないか、という気がしている。文字通り、歴史上類のない、特異な戦争である。 それは主に二つの特徴がある。 まずは一つ目から。 北朝鮮との戦争では、前々から一つの懸念があった。先...
オピニオン・提言系

日本は北朝鮮との戦争の「機」を間違えていないか

9月26日、トランプ大統領は、ホワイトハウスでの記者会見で、北朝鮮に対する軍事オプションについて、準備は完全に整っているとし、「選びたくないが、必要であれば躊躇しない」と発言した。 アメリカが北朝鮮の核保有を認めるか否かといった悠長な議論の...
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アメリカが北朝鮮の核保有を認めるという主張ほど、アメリカを理解していないものはない

9月22日、トランプ大統領は次のようなツイートをした。 北朝鮮の金正恩は明らかな狂人だ、国民を飢えさせたり殺したりすることをなんとも思わない、かつてなかったほど試されることになろう。 もちろん、金正恩を“テスト”するのが米軍であることは言う...
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【第二次朝鮮戦争】2017年12月開戦説

安易に「開戦はこの頃だ」と口にすることは慎むべきだろう。 ただ、一つの見方を提示したくなったので、この記事を記すことにした。 9月11日の制裁決議により、北朝鮮は輸出収入の9割を断たれる見込みになった。これは「兵糧攻め」だ。広義の戦争はこの...
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なぜ安倍総理のNYT寄稿と国連発言は重要なサインなのか

北朝鮮との戦争はいつ始まるのだろうか。 もう始まっている。私見では、開始の日付は9月11日。つまり、広義の意味での戦争は始まった。問題はいつ頃に「実戦」になるか、ということ。 トランプ以外にも、それを探る上で重要なサインが発せられている。 ...
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トランプ国連演説は「悪の枢軸」の“残り2カ国”の打倒宣言だ

トランプ大統領が現地時間9月19日、NYの国連本部の総会で演説しました。トップニュースで詳しく報じられているので、私などが繰り返す必要はないです。 しかし、日本人の関心は北朝鮮問題に偏っていて、その色眼鏡で演説を見てしまうと、本質を逃してし...
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今度のアメリカの戦争のやり方は怖いくらいに上手すぎる

9月3日の北朝鮮の6回目の核実験(水爆級)を受けて、マティス国防長官らと国家安全保障会議(NSC)を開いて対応を協議したトランプ大統領は、会議終了直後、記者団から「大統領、北朝鮮を攻撃しますか?」と尋ねられると、次のように答えた。 We'l...
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2017年9月11日、北朝鮮との戦争が始まった

奇しくもNY同時多発テロから16年目を迎えた先の9月11日、北朝鮮に対する国連安保理の追加制裁決議が可決した。 北朝鮮が9月3日に強行した水爆実験に対するものだから、異例のスピードだ。その3日後には当初案を各国に提示しているから、米国はかな...
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北朝鮮は日本を徹底利用して大量破壊兵器を開発した

北朝鮮が日本に向けて(核)ミサイルを発射すれば、一般の日本人が犠牲になる。 同じ犠牲者でも、市民と軍人では政治的意味が違ってきます。 また、北朝鮮の工作員が何百人か、何千人か分かりませんが、日本に潜伏済みです。有事の後方かく乱などのテロ攻撃...
オピニオン・提言系

山口二郎教授の主張 VS 公衆便所 どっちが役に立つでショー

さて、前回(上)に引き続いて、今回も山口二郎法政大教授の「正しい危機感とは何か」という記事に突っ込みたい。教授の記事の後半はさらに酷くなる。 山口氏の記事を続けよう(*傍線筆者)。 [寄稿]正しい危機感とは何か (出典:) (略)万一日本を...
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ついに水爆を持った北朝鮮 その核開発を支えた日本製品の密輸

北朝鮮の核・ミサイル開発が凄まじい勢いで加速しています。 ついこの前、米本土に届くICBMを発射したと思ったら、先日は水爆の実験です。160キロトンと訂正されましたので、広島型の10倍の威力です。 それらの開発には、実は日本の存在が欠かせま...
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水爆実験でついに時間の問題になった第二次朝鮮戦争

今、多くの知識人や専門家の人たちが私のサイトを見に来るようになっています。 私は「自分は知識人・言論人ではなく、専門家ではない」と繰り返し断っていますから、皮肉なものです。プロ筋までが「山田がまた何かネタを出すのではないか」と期待して当サイ...
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マスコミが報じないバノン首席戦略官追放の超真相

先ごろ、スティーブ・バノン首席戦略官が役目を解任されましたが、この件に対して、メディアは「強硬派のバノン氏」と「クシュナー氏などの穏健派」との対立が背景にあったと、判で押したように報道しています。 たしかに移民政策や対メキシコ姿勢では、バノ...
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アメリカのいう“北朝鮮との対話”は最初から成立しない

当記事は、前回の「アメリカは最初から“外交的解決”なんかする気はない」と密接に関係しています。 多くの人が公式声明とか公式発表の類いに騙されている。 左派・リベラル派などは、日本政府のそれは疑ってかかるくせに、米政府が北朝鮮に「対話」を呼び...
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アメリカは最初から“外交的解決”なんかする気はない

アメリカが北朝鮮への石油禁輸に躍起になっている理由は、旧日本軍を暴発させた成功体験を再現しようと目論んでいるからではないか。 今回、圧力を受けた中国が、いわばそれ以外の制裁措置をすべてオーケーすることで、なんとかその措置だけは回避する格好に...
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なぜ中国が送油管のバルブを閉めると第二次朝鮮戦争になるのか?

まず前回の記事で肝心なことを書き忘れていました。 仮に今の日本がアメリカの後方支援という形で北朝鮮と交戦状態に突入し、また憲法改正に踏み切ったら、これほど明確な「戦後日本の終わり」はないだろう。 さて本題。 さる8月5日、国連安保理は北朝鮮...
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反原水爆の市民団体がミサイル避難訓練を妨害する異様

近頃こんな面妖な話は聞いたことがない(以下太字傍線筆者)。 ミサイル着弾想定の避難訓練に反対する人々 どんな人たち? 「訓練を行うことは戦争に人々を動員すること」「北朝鮮を刺激する」 () 茨城県龍ケ崎市でミサイルの着弾を想定した訓練で、(...
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ロックフェラーがついに第二次朝鮮戦争のサインを発したか

ダンフォード統合参謀本部議長、ハリス太平洋軍司令官、ミリー参謀総長らの最近の発言を引用して、私は彼らの本音を、前回の北朝鮮関係記事で以下のようにまとめました。 暗に「われわれは朝鮮半島がどうなろうが、米本土の安全保障を優先する」と、語ってい...
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中国の政治利用を終えたアメリカは対北“核戦争”へと突き進む

みなさん、こんにちわ。 7月28日夜、北朝鮮がICBM)「火星14」の発射実験に成功しました。 朝鮮中央通信によると、高度は3724.9キロに達し、47分12秒の間に998キロ飛行した」という。北は自身のミサイルに関する非常に細かいデータも...
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なぜ北朝鮮は「核戦争ガー」と喚き散らしているのか?

先日、北朝鮮がわざわざ米独立記念日を狙って、アラスカまで届くICBMの発射実験を行うと、アメリカはさっそくグアムの基地からB1B爆撃機2機を飛ばし、公然と大型爆弾を使った「ミサイル発射装置の破壊訓練」を実施しました。 ヘイリー国連大使は、国...
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7月4日、北朝鮮は米独立記念日を意識してICBMを発射した【速報】

今回の記事はいそぎ。 2017年7月4日の午前9時40分ごろ、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射しました。高度は2300キロから2500キロ以上と推定。 その後、朝鮮中央放送は「午後3時(日本時間同3時半)から特別重大報道を行う」と予...
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なぜ7月後半から北朝鮮との戦争前夜に入るのか? 開戦の兆候を読む

北朝鮮問題に関しては、私は一貫して「核戦争になる」と主張しており、その真因として、世界支配層や米・イスラエル、あるいは軍産複合体などの「内部理由」を挙げてきました。そういった「構造」から戦争が引き起こされると思っています。 第一次や第二次の...
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ついに「米世論」を完全に敵に回した北朝鮮

6月19日、北朝鮮から植物人間状態で釈放された大学生のオットー・ワームビアさんが死亡しました。トランプ大統領は同国を非難し、「無実の人がこのような悲劇に遭わないようにする決意を新たにした」という、意味深な発言をしました。 ワームビア氏解放の...
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勇気ある内部告発者とは一色正春氏のことだ

前川元事務次官を「勇気ある内部告発者」として持ち上げるメディアや人々がいる。関口宏の『サンデーモーニング』は酷かった。それで言わずにはおれなくなった。 私はこの問題に関しては門外漢だが、これまでの情報を総合すると、前川氏は私怨と省益に基づい...
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やはり中ロは仮想敵国だと断言したマティス

さて、前回、マティス国防長官が「アメリカは戦争を望んでいない」と世界に深く印象付ける工作をしているという話をしました。 実は、私がもう一つ、気になったことがある。 それがマティス発言の次の箇所です。 第二次大戦後に構築された国際秩序は「再起...
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マティス国防長官の発言の裏を読む【第二次朝鮮戦争】

つい先日、ジェームズ・マティス氏がこんな発言をしました(傍線太字等筆者)。 北朝鮮は「最も喫緊で危険な脅威」 “狂犬”マティス氏が予言「力の均衡、列強競争の時代に」2017.6.13 (前略)世界の安全保障環境に関して証言した。 マティス氏...
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見えてきた共産中国の終わりとラストエンペラー習近平

みなさん、こんにちは。 いきなりですが、下の経済産業省作成のグラフをご覧ください。 中国の生産年齢人口(15歳~64歳)が今ちょうどピークを過ぎて、これからどんどん下降していくことが分かります。 このデータの意味するところは、ある意味、恐ろ...
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アメリカはB-1B爆撃機で北朝鮮を核攻撃する!

一か月ほど前ですが、私はこっそりとこんなことを記しておきました。 私の極秘“妄想”と断っておきますが、グアムのアンダーソン基地にはすでに小型の核兵器が持ち込まれているのではないでしょうか。 そして、いつでも爆撃機に搭載できるようにスタンバイ...
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北朝鮮への攻撃は7月後半以降

みなさん、こんにちは。 私は当初、トランプ政権が中国に与えた「チャンスの期間」ですが、 おそらく、1か月前後の「ショート」か、それとも半年以上1年未満の「ロング」か、どちらかだと考えられる。(略)その間の「ミドル」は、可能性として一番低いで...
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イラン大統領選挙、ライシ氏当選で対米戦争へ突入か!?

5月下旬、トランプ氏が大統領就任後、初の外遊を行います。 行き先は、サウジアラビア、イスラエル、パレスチナ自治区、バチカンなど。 実は、大統領になって初の外交相手(電話したり、会談したり)も、これらの国々の首脳だったんですね。 彼はこのとこ...
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北朝鮮の持つ猶予期間、そして「妥協と破滅」の二つの相反する選択

さて、今回は、前回の記事の続きのようなものです。 トランプ政権は、4月の段階で、中国を通して北朝鮮に対して、「核・ミサイル開発を放棄せよ」という要求を突きつけました。 これは「飲むのか、飲まないのか」という“最後通牒”に等しい。 ただし、こ...
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北朝鮮の立場が真珠湾攻撃前の日本と類似

みなさん、こんにちは。 遅きに失した感があるが、ようやく北朝鮮問題の焦点が明白になりました。 まずは前回も紹介したこのロイター電(太字傍線筆者)。 核放棄なら米朝首脳会談も  2017年 05月 9日 02:01 JST 【北京、東京共同】...
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アメリカは「対北版ハルノート」を突きつけているのか?

5月8日と9日、ノルウェーのオスロで、米朝非公式協議が行われました。 報道によると、北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長と、アメリカの民間有識者(元政府高官)による会談ということです。 アメリカが突きつけた条件が明らかになる 同じ頃...
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第二次朝鮮戦争が起きる構造――「影の政府」という真の策源地

さて、前回は、第二次朝鮮戦争を必然的に引き起こす「構造」について、私なりの見解を述べました。今回はその続きです。 あえて記事を二つに別けたのには理由があります。 実は、前回の内容は「国際問題の専門家なら分かること」です。まあ、私は専門家では...
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第二次朝鮮戦争が起きる構造――トランプ政権と軍産複合体の利害の一致

空母「カール・ビンソン」がどこをどう動いたとか、北朝鮮がどこへ向けてどんなミサイルを発射したとか、そういった表面の情報を追うこともいいですが、やはり「戦争はなぜ起きるのか」という「構造」を見極めることが一番重要だと思います。 「対話」や「平...
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韓国に裏切りの代償を支払わせ、同時に北朝鮮を暴発させる計画

さて、前回、私は次のように記しました。 意外と、わざと文在寅(ムン・ジェイン)当選後に開戦にもっていくのではないかと、睨んでいます。その理由は、彼があのノ・ムヒョン氏の後継者だからです。 これだけでは何のことか分かりませんね。なんで彼がノ・...
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【第二次朝鮮戦争】アメリカが戦うのは自分自身のためである

さて、朝鮮半島情勢に関して、どうも「ろくでもないシナリオ」というか「陰険な策略」が見えてきたので、数回に分けて全体像を描写したいと思います。 最近、やたらと1994年の第一次核危機と比較して、「戦争になれば今回も同じように韓国や米軍に大量の...
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5月に対北攻撃の政治的条件と軍事的条件がピタリと揃う訳

私は4月16日の以下の記事で、次のように記しました。 こうして、ロシアは直接戦闘に介入しないが、影で米空母艦隊の情報を提供することで北朝鮮に攻撃させる、というわけです。(略)朝鮮人民軍は、通常ミサイルか、弾道ミサイルか、魚雷か、機雷か、それ...
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北朝鮮は米空母を核攻撃する!――背後にはロシアの影

諸外国の意や批判を一切斟酌することなく軍事面の即断即決ができるドナルド・トランプは、どうやら性格的には非常に戦時の大統領に向いているようです。 米軍は2017年4月6日のトマホークによるシリア奇襲空爆に続いて、13日にはアフガニスタンのカブ...
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【第二次朝鮮戦争】なぜアメリカの対北先制攻撃は合法なのか?

相変わらず「日本や韓国に被害が出ることを恐れてアメリカは戦争しない」という見方が強い。仮に今回、開戦が一時先延ばしになったとしても、朝鮮戦争の再開自体は避けられないし、だいたい彼らが日韓の被害などさして気にするとは思えない。 傍証として19...
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日中関係を改善したければ中国は早く謝罪しろ

在韓米軍に「高高度防衛ミサイル(THAAD)」が配備されたことに伴い、韓国が中国から凄まじい“お仕置き”を受けている。 報道に拠ると、韓国への観光禁止、中国国内での韓国製品排除、はては韓流制限令にまで及んでいるという。とりわけTHAADの設...
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「ネオ・ネオコン」の本性を現し始めたトランプ政権

みなさん、こんにちは。 先日、トランプ大統領はシリアの空軍基地に対して59発のトマホーク巡航ミサイルをぶちかましました。不謹慎でしょうが、この出来事を分析するといろいろなことが見えてきて、おもしろいといえば、おもしろい。 これは“あの事件”...
テロ・紛争・戦争・崩壊

第二次朝鮮戦争の本質――モルモットとしての日本人と朝鮮人

みなさん、読んでくれてありがとう。 中東情勢が着々と動いていますね。 ついこの前、アメリカがシリアに海兵隊を投入したと思ったら、今度はシリア北部のハンシャイフンという街に対して、サリンらしき化学兵器が使用され、大量の死者が出た。現地の反体制...
オピニオン・提言系

【第二次朝鮮戦争】原発・石油基地・LNG基地が危ない! PAC3と歩兵配備を!

以下は「幸福の科学」がつい先日公開した動画ですが、貴重な情報が多い。 (【独占スクープ!】元北朝鮮兵器開発者が激白!「核ミサイルはもう完成している!」【ザ・ファクト】) このように、動画では、元開発者の口から、 潜水艦は二隻あり、一隻から4...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮との開戦は時間の問題!? 4月下旬から5月上旬にかけてか!?

今日は4月4日です。記事というより、至急版です。 重要な「サイン」が立て続けに入ってきましたね。 米軍単独で北朝鮮を殺るというメッセージ トランプ大統領は、中国が北朝鮮の問題の解決に向けて役割を果たさなくとも、「我々だけでもやる」と“単独行...
アニメ・マンガ・映画他

『渚にて』と核戦争、その後の文明再建構想について

みなさん、こんにちは。 いよいよ四月に突入ですね。学生や社会人として四月に新年度を迎える方は、ちょうど希望と不安が交錯する心理状態ではないかと思います。 こんな時に気分転換になるのが、小説や映画などの「物語」ですね。 今回はあるオールド・ム...
テロ・紛争・戦争・崩壊

朝鮮半島に平行して中東・ウクライナ情勢も着々と悪化中

みなさん、こんにちは。 北朝鮮情勢が緊迫していますね。 報道によると、ほんの数日前から、山口県岩国の在日米軍基地に配備されたばかりの最新鋭ステルス戦闘機F-35Bが、北朝鮮と隣接する韓国北東部・江原道の演習場で、初の「精密爆撃訓練」を実施し...
オピニオン・提言系

日本は「朝鮮民族間の内戦」に関わるべきでない!

「対北朝鮮」において、まるで日韓が仲間であり、同盟国であるような主張や空気が一部にある。朝日新聞や毎日新聞までが「だから日韓の連携が大事だ」と言う。 私は以前からこの事が疑問で仕方がなかった。 たしかに「韓国主導で統一されたほうがいい」のは...
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刻一刻と近づく「北朝鮮に核兵器を使わせるための戦争」

さて、ちょっと情報を整理してみましょう。 2017年3月6日、北朝鮮は「4発同時発射」の弾道ミサイル実験を行いました。その直後に朝鮮中央通信は次のような内容を声明しています。 訓練は「有事の際に在日米軍基地を攻撃する任務を持つ火星砲兵部隊」...
テロ・紛争・戦争・崩壊

共産中国の運命は決した――開戦滅亡か、内乱分裂か、二つに一つだ!

さて、前回からの続きだが、ある意味、ここから本題である。 中国はリーマン・ショック以降、空前の財政出動によって景気を下支えしてきた。これは日本のバブル崩壊後の対策に倣ったものらしい。この中国の思いきった景気対策は、当時の日本と世界の景気回復...
テロ・紛争・戦争・崩壊

すでに始まったトランプの米国 VS 中国の激突

2006年以降の「流れ」を説明したのが前の二記事だった。 いわば「縦軸」の視点である。対して、この記事では、主として「横軸」の視点から、中国を取り巻く現状、そして同国の「これから」を予想してみたい。 米中は根本的な面で衝突し始めた これは「...
テロ・紛争・戦争・崩壊

アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった

みなさん、こんにちは。 もしかして、昨今のニュースや識者解説の影響を受けて、 「どうやらトランプ政権になってから、アメリカは急に方向転換して、中国を倒すことに決めたらしい」などと納得している人はいませんか? その考えは、全然、間違いだと思い...
テロ・紛争・戦争・崩壊

文在寅政権誕生→国内闘争激化→外部勢力を引き込み→第二次朝鮮戦争へ!?

みなさん、こんにちは。 2017年3月10日、韓国憲法裁判所は朴クネ大統領の罷免を決定しました。弾劾によって失職した大統領は朴氏が始めてですが、その他の大統領もいずれも悲惨な末路を辿っているので、まあ、いつものことかなと。大事なのは60日以...
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日本は北朝鮮のミサイル攻撃を防ぎ切れるのか? 発射動画多め

みなさん、こんにちは。 一言で「北朝鮮のミサイル」と言いますが、具体的に、何がどう脅威なのでしょうか。今回はその辺りに焦点を当ててみたいと思います。 まず北朝鮮の弾道ミサイルの現状について、しっかりとおさらいをしておくと、射程1300キロの...
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標的は在日米軍基地! 北朝鮮が最優先で狙うのは神奈川か!?

みなさん、こんにちわ。 北朝鮮は3月6日に発射したミサイルについて、はっきりと在日米軍基地を標的にしていると明言しました(以下、傍線太字筆者)。 北朝鮮、「在日米軍を攻撃目標」と軍明言=弾道ミサイル発射 時事通信 3/9(木) 23:55配...
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北朝鮮に核兵器を使わせることは十年前に決められていた

さて、前回、1950年代の朝鮮戦争は、「影の政府」が「アチソンライン」を使ってわざと引き起こしたものだった、しかも将来の戦争の火種として取っておくために、トルーマン政権は勝てる戦いにわざと勝たなかった・・という話をした。 だから「開戦前の3...
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第二次朝鮮戦争の火種としてわざと引き分けた朝鮮戦争

さて、今回が私の「超常分野」研究家としての本領発揮である。 私がこれから述べることは、オリジナルの情報と思索に基づくものであり、国内や世界のどこにもない見方だと自負している。 私は一貫して「北朝鮮は最後に核兵器を使用する」と断言してきた。 ...
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北朝鮮の原爆使用という最悪の結末を迎える金正恩斬首作戦!

3月1日、半島有事に備えた史上最大規模の米韓合同軍事演習「フォールイーグル」が始まった。明らかに朝鮮半島は「開戦前夜」の様相を呈している。一部では、何らかの挑発や偶発的衝突を好機として、このまま北朝鮮との実戦へとなだれ込む狙いではないか、と...
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北朝鮮への空爆と金正恩「斬首作戦」がまもなく開始か!? 【第二次朝鮮戦争】

今回の記事は、実際の軍事運用面に焦点を当てたものです。 史上最大規模の米韓合同軍事演習が始まりました(*傍線筆者)。 米韓両軍は1日、韓国と周辺海域で朝鮮半島有事に備えた合同野外機動訓練「フォールイーグル」を開始した。米原子力空母カール・ビ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

中東大戦→新中東秩序、そしてレヴァントの覇者「大イスラエル」が誕生する

いよいよ、これまでの記事の結論部分に入ります。くどいようですが、過去のシリーズを改めて列挙します。以下を踏まえた上で、「これから起きるであろう出来事」について、私なりの推測を述べるのが当記事の趣旨です。 衝撃の仮説――シリア内戦の真の目的は...
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なぜ欧米・ユダヤとイランは激突不可避なのか? その構造を明らかにする!

この記事は、前3記事の続編です。3記事は、表向きの見方や解説からは想像しにくい「真実の構造」に対する、私なりのアプローチであり仮説です。 衝撃の仮説――シリア内戦の真の目的は何か? 残酷なシリア焦土化の背景――ISを操る米・サウジと宗派内戦...
テロ・紛争・戦争・崩壊

石油の支配権をめぐる戦いと欧米エリートが中東に攻撃的な本当の理由

現在、カスピ海周辺から中東・北アフリカ一帯にかけて戦火が絶えませんが、それらの本質を理解するためには、少なくとも三つの要因を分析する必要があります。 第一に、宗教の対立です。と言っても、今現在ではキリスト教とイスラム教よりも、むしろサウジア...
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残酷なシリア焦土化の背景――ISを操る米・サウジと宗派内戦を煽るシオニスト

シリアは2000年以降、前大統領の息子のバッシャール・アサド大統領によるバアス党の一党独裁体制が続いていた。ここに襲い掛かったのが2011年以降の「アラブの春」である。ウクライナの暴力革命に関する以下の記事で、反体制派の背後にいるのが米国務...