「 外交・安全保障 」一覧

中国は戦争さえしなければ十年以内に世界一の国になれるのだが

中国は戦争さえしなければ十年以内に世界一の国になれるのだが

みなさん、こんにちわ。 そして、明けまして、おめでとうございます。 しかし、今年は本当に「おめでとう」なのか。 中台戦争近し、とも思える今だからこそ、書き残しておきたい。 「中国は戦争さえしなければ十年以内に世界一の...

ロシア人にとって、なぜ今のプーチンは「怪獣にボコボコにされながらも未だにスペシウム光線を出そうとしないウルトラマン」なのか?

ロシア人にとって、なぜ今のプーチンは「怪獣にボコボコにされながらも未だにスペシウム光線を出そうとしないウルトラマン」なのか?

みなさん、こんにち。 ロシア VS ウクライナ戦争ですが、今現在、ロシアがヘルソン州のドニエプル川西岸地区から徹底し、ウクライナ軍がそこを再占領している段階です。 大河は天然の障壁のため、ロシア軍としても東岸地区なら守りを固めや...

英の駐米大使の「極秘公電漏洩事件」は情報操作目的のヤラセ

英の駐米大使の「極秘公電漏洩事件」は情報操作目的のヤラセ

みなさん、こんにちは。 最近の7月7日、英大衆紙の「メール・オン・サンデー」が、駐米英国大使の「極秘公電」の中身を暴露する出来事がありました。 それによると、キム・ダロック(Kim Darroch)大使が、トランプ大統領を指して...

トランプの「金正恩ヨイショ」の謎を解く鍵は中東情勢にあり!?

トランプの「金正恩ヨイショ」の謎を解く鍵は中東情勢にあり!?

みなさん、こんにちわ。 6月30日、史上初、トランプ大統領と金正恩が板門店で会いました。 突然会って、軍事境界線まで越えてみせる・・トランプはこういう「サプライズ・パフォーマンス」で世界を驚かせ、注目を浴びることが根っから好きみ...

延命中に「最強の後ろ盾」を得た北朝鮮の悪運の強さ

延命中に「最強の後ろ盾」を得た北朝鮮の悪運の強さ

さて、前回。 日本帝国は「ハルノート」を突きつけられた瞬間に暴発したが、北朝鮮は「完全非核化」という「対北版ハルノート」を突きつけられても「空約束」という形でいったん飲むフリをしたので、曲がりなりにも「交渉」を継続する形になっている、...

“シオニスト”トランプの暴走で地獄に引きずりこまれる日本

“シオニスト”トランプの暴走で地獄に引きずりこまれる日本

先日、イスラエル議会の選挙があり、ネタニヤフ率いる「リクード」が僅差で勝利した。この少し前には、トランプがゴラン高原におけるイスラエルの主権を認めた。 ゴラン高原は、1967年の第三次中東戦争で、イスラエルがシリアから奪った土地だ。当...

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・前半】

史上初、習近平と金正恩が反米で結束する!【新中朝反米同盟・前半】

私の知る限り、まだ学者・専門家系の人は誰も言及していないが、現在の習近平体制と金正恩体制が発足して以来、「初めて」といえる「ある状況」が生じつつある。 それは「史上初めて習近平と金正恩が反米でがっちりと手を組む」ということ(まだ「組ん...

北の非核化リミットと南の米軍駐留期限がなぜ近似しているのか?

北の非核化リミットと南の米軍駐留期限がなぜ近似しているのか?

さて、2度目の米朝首脳会談からやや日が経ち、後日談的エピソードが漏れてきています。また、北朝鮮の反動的動きなども始まっています。 韓国政府筋によると、「(朝鮮戦争の)終戦宣言は事実上合意に達していた」そうな。 つまり、韓国が仲介...

アセアン+日中印の「4頭体制」と「独自通貨」の創設構想

アセアン+日中印の「4頭体制」と「独自通貨」の創設構想

ドルが基軸通貨であるがゆえにアメリカが覇権国なのか。 アメリカが覇権国であるがゆえにドルが基軸通貨なのか。 どちらが正しいのか分かりませんが、両者が密接に関係していることはご存知の通り。たぶん、ドルの覇権が終わればアメリカの双子...

2018年は「欧米 VS 中ロ」の大戦陣容が固まった年

2018年は「欧米 VS 中ロ」の大戦陣容が固まった年

みなさん、こんにちわ。 つい先日、大手スマホメーカー「華為技術」(ファーウェイ・テクノロジーズ)の孟晩舟(モンワンチョウ)副会長がカナダで逮捕されました(以下近影)。 報道によると、米司法省の要請に基づくそうです。容疑は...

なぜプーチンから見れば日本は「戦前のフィリピン」と同じなのか?

なぜプーチンから見れば日本は「戦前のフィリピン」と同じなのか?

2016年末、プーチンは国民に対して、「ここ数年の間に世界は異常な状況に陥り、その中にあってロシアは生き延びなければならない」という意味の、なにやら覚悟めいた発言をした。そして年が明けると、西側諸国を影から動かしてきたロスチャイルド資本とそ...

日本は「ロシア挟撃体制」の一員で本当によいのか?

日本は「ロシア挟撃体制」の一員で本当によいのか?

狙ったわけではありませんが、今ちょうどロシアとウクライナの間で危機が再燃しています。なんでも、クリミア半島周辺のロシアの勝手領海内にウクライナ海軍艇3隻が侵入したため、ロシア側が発砲して拿捕したとか。ポロシェンコ大統領はロシアを非難し、戒厳...

世界がまた一歩、核戦争へと近づいたわけだが【おそロシア】

世界がまた一歩、核戦争へと近づいたわけだが【おそロシア】

みなさん、こんにちわ。 私は以前から、2020年代前半には第三次世界大戦になる可能性がある、しかも、その際に日本に核ミサイルを撃つのはプーチンその人だと、サイトで書いてきました。 2017年の年末にはこんな記事を書きました。 ...

ペンス副大統領演説で米中は「開戦前」に突入した

ペンス副大統領演説で米中は「開戦前」に突入した

さる10月4日、ペンス副大統領が中国に対して極めて敵対的な演説をしたことで話題になりました。場所はワシントンにあるハドソン研究所。あの日高義樹氏が上級研究員をしているところでもあります。創設者は戦後日本の躍進をもっとも早くから予言したあの未...

北朝鮮が不満を爆発させ「非核化をやめる」と叫ぶ日

北朝鮮が不満を爆発させ「非核化をやめる」と叫ぶ日

トランプは米朝関係が順調であるかのように吹聴していますが、米大統領がどういう意図でそういう態度を取っているにせよ、北朝鮮のほうは不満たらたらというのが実際のところです。その不満をはっきり口にしたのが7月7日の「ポンペオ・金英哲(キム・ヨンチ...

米朝協議失敗→議員「平和的解決法は?」 ポンペオ「ない」

米朝協議失敗→議員「平和的解決法は?」 ポンペオ「ない」

みなさん、こんにちわ。 北朝鮮情勢記事ですが、注目すべき内容に思われます。というのも、トランプ政権の本音が瞬間的にポロッと漏れた気がするからです。 それがこれ(↓)。*赤字は筆者 米国務長官、“米朝”失敗なら平和的手段は・・・...

アメリカは中国を新たな朝鮮戦争に引きずり込みたいのではないか

アメリカは中国を新たな朝鮮戦争に引きずり込みたいのではないか

おそらく、朝鮮半島問題の専門家のみならず、国内の識者はみなこう思っている。 「アメリカは、仮に朝鮮半島での軍事行動に踏み切る場合、かつてのように中国が介入して北朝鮮を支える事態をもっとも恐れている。泥沼と化した朝鮮戦争の二の舞だけは避けた...

なぜ「非核化の約束を破った」が米の軍事行動正当化の理由になるのか?

なぜ「非核化の約束を破った」が米の軍事行動正当化の理由になるのか?

「トランプがまんまと金正恩に騙された」論 「トランプは非核化の確約もなく北朝鮮に譲歩した」論 「トランプと金正恩が本気で朝鮮半島の平和を実現しようしている」論 メディアや世論でのそれらの跋扈をみると、どれだけの多くの人々がトラ...

米朝“不平等”首脳会談! 金正恩は在韓米軍撤退に活路を見出す!

米朝“不平等”首脳会談! 金正恩は在韓米軍撤退に活路を見出す!

さて、本日は6月12日。 米朝首脳会談の直前に一発、記事をお見舞いしたが(前回記事)、その続編として、会談が始まったのを確認して、朝10時台にもう一つお見舞いしておきたい。 「リビア方式の核査察」と「段階的非核化」を融合させた解決策...

トランプがなりたい「独裁国家と戦って勝利した歴史的な英雄」

トランプがなりたい「独裁国家と戦って勝利した歴史的な英雄」

状況は生きものであると述べてきましたが、アメリカ時間で5月24日、トランプ大統領が「米朝首脳会談中止」を表明しました。 ま、私は首脳会談の開催が決まって以降も「アメリカの本音は戦争である」と一貫して主張してきたので、その立場から見ると...

アメリカが北朝鮮に突きつける核査察という名の「無血開城」

アメリカが北朝鮮に突きつける核査察という名の「無血開城」

今にして思えば、北朝鮮問題を論じてきた識者の半分くらいは、「アメリカはインドやパキスタンの核保有も認めたのだから、結局は北朝鮮の核保有も認める」と言っていた。 「攻撃ない派」はほとんどこの意見だった。要するに、アメリカが本心では朝鮮半...

北朝鮮がこれから強いられる地獄の三択と安倍総理の辞任

北朝鮮がこれから強いられる地獄の三択と安倍総理の辞任

金正恩は、米朝首脳会談前に、慌てて訪中して習近平主席に恭順の意を示し、いわば中国に泣きついた。そして、溺れる者(北朝鮮)は藁(韓国)をも掴むというふうに南を取り込んだ。こうして、少しでも自分たちの味方を増やそうとした。 こうして開催し...

今度のアメリカの戦争のやり方は怖いくらいに上手すぎる パート2

今度のアメリカの戦争のやり方は怖いくらいに上手すぎる パート2

前回は「金正恩の役者ぶり」を称え(?)ましたが、しかし役者度でいえばトランプのほうが一枚上手だと思います。 なぜなら、彼はアメリカの真の方針を完璧に隠している。 前回の記事の締めくくりで、アメリカの本音は北朝鮮との開戦であると述...

河野洋平は米代1200億円を弁償せよ

河野洋平は米代1200億円を弁償せよ

2月8日、平昌五輪の開会式を前日にひかえ、北朝鮮が軍事パレードを行った。また、訪韓した安倍総理に対して、韓国の与党議員・大物議員から「引っ込んでいろ」「出しゃばるな」といった、非礼を超えた悪罵が続出しているという。 どうやら朝鮮半島に...

西側のロシア悪魔化宣伝とその反作用としてのロシア民族主義の暴発が日本を有史以来最悪の危機に陥れるだろう・・しかもそれは数年後だ!

西側のロシア悪魔化宣伝とその反作用としてのロシア民族主義の暴発が日本を有史以来最悪の危機に陥れるだろう・・しかもそれは数年後だ!

世界支配層は次なる世界大戦を想定していますが、むろん相手は、今なお服従しない中ロをはじめとする反西洋諸国です。 これまで何度も言っていますが、とくに本丸はロシアです。 その前に北朝鮮とイランを各個撃破する戦略でしょう。 中...

何度でも言う、北朝鮮との戦争はすでに始まっている

何度でも言う、北朝鮮との戦争はすでに始まっている

私が北朝鮮絡みで何かを書くと、しばらくしてそれが現実化したり、世間でクローズアップされたりするので、たいへん予言的で驚かされるという声が私のところに幾つか届いている。実際のところ、なぜ的中するのかは私にも分からない。 私は特殊なソース...

アメリカが北朝鮮の核保有を認めるという主張ほど、アメリカを理解していないものはない

アメリカが北朝鮮の核保有を認めるという主張ほど、アメリカを理解していないものはない

9月22日、トランプ大統領は次のようなツイートをした。 北朝鮮の金正恩は明らかな狂人だ、国民を飢えさせたり殺したりすることをなんとも思わない、かつてなかったほど試されることになろう。 もちろん、金正恩を“テスト”するのが米軍であ...

なぜ安倍総理のNYT寄稿と国連発言は重要なサインなのか

なぜ安倍総理のNYT寄稿と国連発言は重要なサインなのか

北朝鮮との戦争はいつ始まるのだろうか。 もう始まっている。私見では、開始の日付は9月11日。つまり、広義の意味での戦争は始まった。問題はいつ頃に「実戦」になるか、ということ。 トランプ以外にも、それを探る上で重要なサインが発せら...

トランプ国連演説は「悪の枢軸」の“残り2カ国”の打倒宣言だ

トランプ国連演説は「悪の枢軸」の“残り2カ国”の打倒宣言だ

トランプ大統領が現地時間9月19日、NYの国連本部の総会で演説しました。トップニュースで詳しく報じられているので、私などが繰り返す必要はないです。 しかし、日本人の関心は北朝鮮問題に偏っていて、その色眼鏡で演説を見てしまうと、本質を逃...

北朝鮮は日本を徹底利用して大量破壊兵器を開発した

北朝鮮は日本を徹底利用して大量破壊兵器を開発した

北朝鮮が日本に向けて(核)ミサイルを発射すれば、一般の日本人が犠牲になる。 同じ犠牲者でも、市民と軍人では政治的意味が違ってきます。 また、北朝鮮の工作員が何百人か、何千人か分かりませんが、日本に潜伏済みです。有事の後方かく乱な...

マスコミが報じないバノン首席戦略官追放の超真相

マスコミが報じないバノン首席戦略官追放の超真相

先ごろ、スティーブ・バノン首席戦略官が役目を解任されましたが、この件に対して、メディアは「強硬派のバノン氏」と「クシュナー氏などの穏健派」との対立が背景にあったと、判で押したように報道しています。 たしかに移民政策や対メキシコ姿勢では...

アメリカのいう“北朝鮮との対話”は最初から成立しない

アメリカのいう“北朝鮮との対話”は最初から成立しない

当記事は、前回の「アメリカは最初から“外交的解決”なんかする気はない」と密接に関係しています。 多くの人が公式声明とか公式発表の類いに騙されている。 左派・リベラル派などは、日本政府のそれは疑ってかかるくせに、米政府が北朝鮮に「...

アメリカは最初から“外交的解決”なんかする気はない

アメリカは最初から“外交的解決”なんかする気はない

アメリカが北朝鮮への石油禁輸に躍起になっている理由は、旧日本軍を暴発させた成功体験を再現しようと目論んでいるからではないか。 今回、圧力を受けた中国が、いわばそれ以外の制裁措置をすべてオーケーすることで、なんとかその措置だけは回避する...

なぜ中国が送油管のバルブを閉めると第二次朝鮮戦争になるのか?

なぜ中国が送油管のバルブを閉めると第二次朝鮮戦争になるのか?

まず前回の記事で肝心なことを書き忘れていました。 仮に今の日本がアメリカの後方支援という形で北朝鮮と交戦状態に突入し、また憲法改正に踏み切ったら、これほど明確な「戦後日本の終わり」はないだろう。 さて本題。 さる8月5日、...

ロックフェラーがついに第二次朝鮮戦争のサインを発したか

ロックフェラーがついに第二次朝鮮戦争のサインを発したか

ダンフォード統合参謀本部議長、ハリス太平洋軍司令官、ミリー参謀総長らの最近の発言を引用して、私は彼らの本音を、前回の北朝鮮関係記事で以下のようにまとめました。 暗に「われわれは朝鮮半島がどうなろうが、米本土の安全保障を優先する」と、語って...

なぜ7月後半から北朝鮮との戦争前夜に入るのか? 開戦の兆候を読む

なぜ7月後半から北朝鮮との戦争前夜に入るのか? 開戦の兆候を読む

北朝鮮問題に関しては、私は一貫して「核戦争になる」と主張しており、その真因として、世界支配層や米・イスラエル、あるいは軍産複合体などの「内部理由」を挙げてきました。そういった「構造」から戦争が引き起こされると思っています。 第一次や第...

勇気ある内部告発者とは一色正春氏のことだ

勇気ある内部告発者とは一色正春氏のことだ

前川元事務次官を「勇気ある内部告発者」として持ち上げるメディアや人々がいる。関口宏の『サンデーモーニング』は酷かった。それで言わずにはおれなくなった。 私はこの問題に関しては門外漢だが、これまでの情報を総合すると、前川氏は私怨と省益に...