Takaaki Yamada

オピニオン・提言系

文在寅(ムン・ジェイン)政権誕生で韓国は亡国まっしぐらか

みなさん、こんにちわ。 韓国最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏が次期大統領に当選しました。5月10日、空席だった大統領ポストに即時就任しました。 ムン氏については約2カ月前にも記事にしました(太字は今の筆者)。 (前略)私は...
テロ・紛争・戦争・崩壊

アメリカは「対北版ハルノート」を突きつけているのか?

5月8日と9日、ノルウェーのオスロで、米朝非公式協議が行われました。 報道によると、北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長と、アメリカの民間有識者(元政府高官)による会談ということです。 アメリカが突きつけた条件が明らかになる 同じ頃...
役に立つ情報

マクドナルドの「グラン」シリーズがめっちゃウマイので同社の業績は必ず回復するだろう【週末予言】

みなさん、こんにちわ。 4月にマクドナルドから「グラン・シリーズ」が発売されましたが、もうお食べになったでしょうか。 これね、マクドナルドにしておくのがもったいないくらい、マジでうまいハンバーガーですよ。中の人は「そんな褒め方があるかい」と...
経済・ビジネス

祝・月間40万PV達成!

みなさん、こんにちは。 早いもので、当サイトを立ち上げてから9ヶ月が過ぎました。 おかげさまで、4月は「月間40万PV」に達しました。 厳密に言うと40万の大台にほんの少し届きませんが、まあ細かいことはいいかと(笑)。とりあえず、日に1万強...
政治・社会

影の政府とスイスの謎

前回、こんなことを記しました。 今現在、「全世界を支配し、統一しようとする意志」と「それに抵抗する意志」とが激しくぶつかりあっています。それが一番大きなフレームですね。 その「世界を支配しようとしている意志」のことを私は「影の政府」とか「見...
テロ・紛争・戦争・崩壊

第二次朝鮮戦争が起きる構造――「影の政府」という真の策源地

さて、前回は、第二次朝鮮戦争を必然的に引き起こす「構造」について、私なりの見解を述べました。今回はその続きです。 あえて記事を二つに別けたのには理由があります。 実は、前回の内容は「国際問題の専門家なら分かること」です。まあ、私は専門家では...
テロ・紛争・戦争・崩壊

第二次朝鮮戦争が起きる構造――トランプ政権と軍産複合体の利害の一致

空母「カール・ビンソン」がどこをどう動いたとか、北朝鮮がどこへ向けてどんなミサイルを発射したとか、そういった表面の情報を追うこともいいですが、やはり「戦争はなぜ起きるのか」という「構造」を見極めることが一番重要だと思います。 「対話」や「平...
テロ・紛争・戦争・崩壊

韓国に裏切りの代償を支払わせ、同時に北朝鮮を暴発させる計画

さて、前回、私は次のように記しました。 意外と、わざと文在寅(ムン・ジェイン)当選後に開戦にもっていくのではないかと、睨んでいます。その理由は、彼があのノ・ムヒョン氏の後継者だからです。 これだけでは何のことか分かりませんね。なんで彼がノ・...
テロ・紛争・戦争・崩壊

【第二次朝鮮戦争】アメリカが戦うのは自分自身のためである

さて、朝鮮半島情勢に関して、どうも「ろくでもないシナリオ」というか「陰険な策略」が見えてきたので、数回に分けて全体像を描写したいと思います。 最近、やたらと1994年の第一次核危機と比較して、「戦争になれば今回も同じように韓国や米軍に大量の...
テロ・紛争・戦争・崩壊

5月に対北攻撃の政治的条件と軍事的条件がピタリと揃う訳

私は4月16日の以下の記事で、次のように記しました。 こうして、ロシアは直接戦闘に介入しないが、影で米空母艦隊の情報を提供することで北朝鮮に攻撃させる、というわけです。(略)朝鮮人民軍は、通常ミサイルか、弾道ミサイルか、魚雷か、機雷か、それ...
宗教・精神世界・スピリチュアル

顔ニモマケズ――私たちはみんな神様

朝日新聞にたいへん素晴らしい記事が掲載されたので、紹介させていただきたいと思います。 「見た目問題」ネット上で反響、本人の思いは…「そういう反応は覚悟」「驚き減ってくれればいい」 withnews 4/20(木) 7:00配信 顔の変形、あ...
オピニオン・提言系

この時期に私が金の現物に注目する理由

みなさん、こんにちわ。 つい最近、4月20日の真昼間、福岡市中央区天神という繁華街の駐車場で、「3億8400万円強奪事件」がありました。 (以下、yahoo!ニュースより) (前略)会社員男性(29)が現金約3億8400万円の入ったスーツケ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮は米空母を核攻撃する!――背後にはロシアの影

諸外国の意や批判を一切斟酌することなく軍事面の即断即決ができるドナルド・トランプは、どうやら性格的には非常に戦時の大統領に向いているようです。 米軍は2017年4月6日のトマホークによるシリア奇襲空爆に続いて、13日にはアフガニスタンのカブ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

【第二次朝鮮戦争】なぜアメリカの対北先制攻撃は合法なのか?

相変わらず「日本や韓国に被害が出ることを恐れてアメリカは戦争しない」という見方が強い。仮に今回、開戦が一時先延ばしになったとしても、朝鮮戦争の再開自体は避けられないし、だいたい彼らが日韓の被害などさして気にするとは思えない。 傍証として19...
外交・安全保障

北朝鮮の独裁体制を延命させた張本人(後半)

さて、2001年の「9・11」から2009年までの流れを一挙に見てきた。 当初、米国は明らかに北朝鮮にトドメを刺すつもりであった。だが、どうやら2005年の末頃から2006年にかけて、対北戦略を180度ひっくり返した。 まさに、その割を食っ...
外交・安全保障

北朝鮮の独裁体制を延命させた張本人(中半)

前半のつづき。 こうして、2002年9月17日、小泉総理の「電撃訪朝」により日朝首脳会談が実現した。金正日は日本人を拉致した事実を認め、「日朝平壌宣言」なるものが採択された。 今にして思えば、噴飯物の首脳宣言だった。明文化されているのは北朝...
外交・安全保障

北朝鮮の独裁体制を延命させた張本人(前半)

先日、レックス・ティラーソン米国務長官は「北朝鮮を非核化しようとする20年間の努力は失敗に終わった」と述べ、対北朝鮮政策の大転換を示唆した。 しかし、日本にも同じように対北政策における「15年間の失敗」がある。 アメリカの対北朝鮮攻撃に「待...
オピニオン・提言系

水に落ちた韓国は棒で叩くべきか?

さて、前回、「高高度防衛ミサイル(THAAD)」を配備した韓国に対して、中国がありとあらゆる嫌がらせをしているという話をした。 この流れからして、当然“日韓の連携”を訴える結論に行き着くはず、と想像する人も多いに違いない。 たしかに、「人間...
テロ・紛争・戦争・崩壊

日中関係を改善したければ中国は早く謝罪しろ

在韓米軍に「高高度防衛ミサイル(THAAD)」が配備されたことに伴い、韓国が中国から凄まじい“お仕置き”を受けている。 報道に拠ると、韓国への観光禁止、中国国内での韓国製品排除、はては韓流制限令にまで及んでいるという。とりわけTHAADの設...
文化全般

【思い出】昭和の「テレビの音」を拾ってみた【ノスタルジア】

みなさん、こんにちは。 今回のエントリーは事実上、昭和のおっさん・おばさんのためのものです。 「今のテレビはつまらない」とか、よく言われますよね。 物心ついた時には平成だった、という若い人たちには信じられないだろうが、昭和の時代はテレビがめ...
小説

短編小説『幸せな暴走 夏の奴隷』

みなさん、こんにちは。 突然ですが、短編小説第三弾をお送りします。 というか、本来はこういう雑多な話題をお届けするために開設したサイトなのに、最近、すっかり趣旨が変わってしまいました(笑)。 ちなみに、栄えある第一弾は、 短編『電脳の楽園』...
テロ・紛争・戦争・崩壊

「ネオ・ネオコン」の本性を現し始めたトランプ政権

みなさん、こんにちは。 先日、トランプ大統領はシリアの空軍基地に対して59発のトマホーク巡航ミサイルをぶちかましました。不謹慎でしょうが、この出来事を分析するといろいろなことが見えてきて、おもしろいといえば、おもしろい。 これは“あの事件”...
テロ・紛争・戦争・崩壊

第二次朝鮮戦争の本質――モルモットとしての日本人と朝鮮人

みなさん、読んでくれてありがとう。 中東情勢が着々と動いていますね。 ついこの前、アメリカがシリアに海兵隊を投入したと思ったら、今度はシリア北部のハンシャイフンという街に対して、サリンらしき化学兵器が使用され、大量の死者が出た。現地の反体制...
オピニオン・提言系

【第二次朝鮮戦争】原発・石油基地・LNG基地が危ない! PAC3と歩兵配備を!

以下は「幸福の科学」がつい先日公開した動画ですが、貴重な情報が多い。 (【独占スクープ!】元北朝鮮兵器開発者が激白!「核ミサイルはもう完成している!」【ザ・ファクト】) このように、動画では、元開発者の口から、 潜水艦は二隻あり、一隻から4...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮との開戦は時間の問題!? 4月下旬から5月上旬にかけてか!?

今日は4月4日です。記事というより、至急版です。 重要な「サイン」が立て続けに入ってきましたね。 米軍単独で北朝鮮を殺るというメッセージ トランプ大統領は、中国が北朝鮮の問題の解決に向けて役割を果たさなくとも、「我々だけでもやる」と“単独行...
アニメ・マンガ・映画他

『復活の日』と角川映画

先日は『渚にて』という異色のカタストロフィ映画を紹介しましたが、日本にも同じくらい素晴らしい映画があります。 それが1980年公開の『復活の日』です。まず制作陣からして錚々たる顔ぶれ。 制作:角川春樹 監督:深作欣二 原作:小松左京 と、そ...
アニメ・マンガ・映画他

『渚にて』と核戦争、その後の文明再建構想について

みなさん、こんにちは。 いよいよ四月に突入ですね。学生や社会人として四月に新年度を迎える方は、ちょうど希望と不安が交錯する心理状態ではないかと思います。 こんな時に気分転換になるのが、小説や映画などの「物語」ですね。 今回はあるオールド・ム...
テロ・紛争・戦争・崩壊

朝鮮半島に平行して中東・ウクライナ情勢も着々と悪化中

みなさん、こんにちは。 北朝鮮情勢が緊迫していますね。 報道によると、ほんの数日前から、山口県岩国の在日米軍基地に配備されたばかりの最新鋭ステルス戦闘機F-35Bが、北朝鮮と隣接する韓国北東部・江原道の演習場で、初の「精密爆撃訓練」を実施し...
オピニオン・提言系

日本は「朝鮮民族間の内戦」に関わるべきでない!

「対北朝鮮」において、まるで日韓が仲間であり、同盟国であるような主張や空気が一部にある。朝日新聞や毎日新聞までが「だから日韓の連携が大事だ」と言う。 私は以前からこの事が疑問で仕方がなかった。 たしかに「韓国主導で統一されたほうがいい」のは...
テロ・紛争・戦争・崩壊

刻一刻と近づく「北朝鮮に核兵器を使わせるための戦争」

さて、ちょっと情報を整理してみましょう。 2017年3月6日、北朝鮮は「4発同時発射」の弾道ミサイル実験を行いました。その直後に朝鮮中央通信は次のような内容を声明しています。 訓練は「有事の際に在日米軍基地を攻撃する任務を持つ火星砲兵部隊」...
テロ・紛争・戦争・崩壊

共産中国の運命は決した――開戦滅亡か、内乱分裂か、二つに一つだ!

さて、前回からの続きだが、ある意味、ここから本題である。 中国はリーマン・ショック以降、空前の財政出動によって景気を下支えしてきた。これは日本のバブル崩壊後の対策に倣ったものらしい。この中国の思いきった景気対策は、当時の日本と世界の景気回復...
テロ・紛争・戦争・崩壊

すでに始まったトランプの米国 VS 中国の激突

2006年以降の「流れ」を説明したのが前の二記事だった。 いわば「縦軸」の視点である。対して、この記事では、主として「横軸」の視点から、中国を取り巻く現状、そして同国の「これから」を予想してみたい。 米中は根本的な面で衝突し始めた これは「...
中国・アジア

なぜ共産中国は”打倒”されるのか? その知られざる根源的理由

「アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった」のつづき。 2000年に大統領に就任したプーチン&旧KGB軍団による猛烈な反撃があり、そこへさらに胡錦濤の中国が「反欧米」で合流したため、世界は冷戦バージョン2へと移行しました。しかも、...
テロ・紛争・戦争・崩壊

アメリカの「打倒中国路線」は2006年から始まった

みなさん、こんにちは。 もしかして、昨今のニュースや識者解説の影響を受けて、 「どうやらトランプ政権になってから、アメリカは急に方向転換して、中国を倒すことに決めたらしい」などと納得している人はいませんか? その考えは、全然、間違いだと思い...
オピニオン・提言系

北朝鮮による日本人拉致問題を解決する「山田案」・後半

6・中国が対日急接近を始めた背景 7・ドアから顔をのぞかせた中国に対して見返りをケチるな 8・日中新時代をもたらす戦略的互恵外交・その1 9・日中新時代をもたらす戦略的互恵外交・その2 10・戦略的互恵外交は戦後レジームを終わらせる 6・中...
オピニオン・提言系

北朝鮮による日本人拉致問題を解決する「山田案」・前半

はじめに 1・拉致問題の解決策である「山田案」とは何か? 2・山田案は「国家百年の計」からスピンオフした解決策である 3・山田案には道理と戦略的利益がある 4・なぜ中国ならば拉致問題を解決することができるのか? 5・中国側と「悪魔の取引」を...
オピニオン・提言系

拉致問題は十年前に「山田案」で解決していたと思っている

みなさん、こんにちは。 この解決策の文書は、私が2007年10月に作成し、当時、北朝鮮による拉致問題を担当する関係各機関や各要人に配布したものです。 全体は新書一冊分にも相当する文章量です。日本向け1部・2部と、中国向け1部・2部があります...
オピニオン・提言系

やはり「影の政府」のコントロール下にあるトランプ政権

米社会のエスタブリッシュメント(=伝統的エリート層)に対して、トランプ大統領と政権の理論的・思想的支柱のスティーブ・バノン首席戦略官が「アンチ」であること自体は間違いないと思います。しかし、トランプ政権が“反グローバリズム”と断定するのは早...
テロ・紛争・戦争・崩壊

文在寅政権誕生→国内闘争激化→外部勢力を引き込み→第二次朝鮮戦争へ!?

みなさん、こんにちは。 2017年3月10日、韓国憲法裁判所は朴クネ大統領の罷免を決定しました。弾劾によって失職した大統領は朴氏が始めてですが、その他の大統領もいずれも悲惨な末路を辿っているので、まあ、いつものことかなと。大事なのは60日以...
テロ・紛争・戦争・崩壊

日本は北朝鮮のミサイル攻撃を防ぎ切れるのか? 発射動画多め

みなさん、こんにちは。 一言で「北朝鮮のミサイル」と言いますが、具体的に、何がどう脅威なのでしょうか。今回はその辺りに焦点を当ててみたいと思います。 まず北朝鮮の弾道ミサイルの現状について、しっかりとおさらいをしておくと、射程1300キロの...
テロ・紛争・戦争・崩壊

標的は在日米軍基地! 北朝鮮が最優先で狙うのは神奈川か!?

みなさん、こんにちわ。 北朝鮮は3月6日に発射したミサイルについて、はっきりと在日米軍基地を標的にしていると明言しました(以下、傍線太字筆者)。 北朝鮮、「在日米軍を攻撃目標」と軍明言=弾道ミサイル発射 時事通信 3/9(木) 23:55配...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮に核兵器を使わせることは十年前に決められていた

さて、前回、1950年代の朝鮮戦争は、「影の政府」が「アチソンライン」を使ってわざと引き起こしたものだった、しかも将来の戦争の火種として取っておくために、トルーマン政権は勝てる戦いにわざと勝たなかった・・という話をした。 だから「開戦前の3...
テロ・紛争・戦争・崩壊

第二次朝鮮戦争の火種としてわざと引き分けた朝鮮戦争

さて、今回が私の「超常分野」研究家としての本領発揮である。 私がこれから述べることは、オリジナルの情報と思索に基づくものであり、国内や世界のどこにもない見方だと自負している。 私は一貫して「北朝鮮は最後に核兵器を使用する」と断言してきた。 ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮の原爆使用という最悪の結末を迎える金正恩斬首作戦!

3月1日、半島有事に備えた史上最大規模の米韓合同軍事演習「フォールイーグル」が始まった。明らかに朝鮮半島は「開戦前夜」の様相を呈している。一部では、何らかの挑発や偶発的衝突を好機として、このまま北朝鮮との実戦へとなだれ込む狙いではないか、と...
テロ・紛争・戦争・崩壊

北朝鮮への空爆と金正恩「斬首作戦」がまもなく開始か!? 【第二次朝鮮戦争】

今回の記事は、実際の軍事運用面に焦点を当てたものです。 史上最大規模の米韓合同軍事演習が始まりました(*傍線筆者)。 米韓両軍は1日、韓国と周辺海域で朝鮮半島有事に備えた合同野外機動訓練「フォールイーグル」を開始した。米原子力空母カール・ビ...
生活・雑学

有機ELが開くSFの未来

先日、「次世代テレビは韓国の勝ちだ」という記事を書きましたが、有機EL関係でもう一丁、書いておきたいと思います。 LG 55V型 有機ELテレビ 曲面型 外付けHDD録画対応(裏録対応) OLED 55EG9100 日本の家電メーカーにとっ...
政治・社会

なぜ近い将来にドル基軸通貨体制は崩壊していくのか

私は今後、史上初の「グローバル通貨」となるであろう「世界統一電子マネー」について語りたいと思っている。その前に書いておきたいことがある。 昨年、パナマ文書騒動が持ち上がった時、以下の記事で次のように記した。 アメリカがドルの防衛に躍起になっ...
欧米・ロシア・その他

米国の世界支配の要・ドル基軸通貨体制を読み解く四つのキーワード

このドル基軸通貨体制こそ、アメリカが第二次大戦の戦勝によって獲得した最大の利権に他ならない。 本来、ドル紙幣とはアメリカのFRBが発行する自国紙幣にすぎない。だが、アメリカの国璽が印刷された紙がそのまま事実上の「世界通貨」としても通用する。...
オピニオン・提言系

米株式市場はバブルか? あと宮寺氏の「戦略で負けた日本の電機メーカー」他

最近、「アゴラ」で「うむむ」と唸った記事が幾つかあったので、紹介したいと思います。まずは久保田博幸氏の「バブルの様相強めつつある米国株式市場」。 今現在、ダウ・ナスダックなどの株価指数が過去最高値を更新していることはご存知の通りです。ダウは...
テロ・紛争・戦争・崩壊

中東大戦→新中東秩序、そしてレヴァントの覇者「大イスラエル」が誕生する

いよいよ、これまでの記事の結論部分に入ります。くどいようですが、過去のシリーズを改めて列挙します。以下を踏まえた上で、「これから起きるであろう出来事」について、私なりの推測を述べるのが当記事の趣旨です。 衝撃の仮説――シリア内戦の真の目的は...
テロ・紛争・戦争・崩壊

なぜ欧米・ユダヤとイランは激突不可避なのか? その構造を明らかにする!

この記事は、前3記事の続編です。3記事は、表向きの見方や解説からは想像しにくい「真実の構造」に対する、私なりのアプローチであり仮説です。 衝撃の仮説――シリア内戦の真の目的は何か? 残酷なシリア焦土化の背景――ISを操る米・サウジと宗派内戦...
テロ・紛争・戦争・崩壊

石油の支配権をめぐる戦いと欧米エリートが中東に攻撃的な本当の理由

現在、カスピ海周辺から中東・北アフリカ一帯にかけて戦火が絶えませんが、それらの本質を理解するためには、少なくとも三つの要因を分析する必要があります。 第一に、宗教の対立です。と言っても、今現在ではキリスト教とイスラム教よりも、むしろサウジア...
テロ・紛争・戦争・崩壊

残酷なシリア焦土化の背景――ISを操る米・サウジと宗派内戦を煽るシオニスト

シリアは2000年以降、前大統領の息子のバッシャール・アサド大統領によるバアス党の一党独裁体制が続いていた。ここに襲い掛かったのが2011年以降の「アラブの春」である。ウクライナの暴力革命に関する以下の記事で、反体制派の背後にいるのが米国務...
テロ・紛争・戦争・崩壊

衝撃の仮説――シリア内戦の真の目的は何か?

私の知る限り、誰も指摘していないことを指摘しておきたい。 ついこの前、大量のシリア難民が溢れ返っている以下の光景が繰り返しメディアで放映されていた。彼らの大半はトルコなどを経由して、最終的に欧州諸国へと向かった。とりわけ受け入れに積極的だっ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

世界の秩序が常に変化するという宿命、大戦後秩序もまた例外ではありえない

どうやら人間の集団には「72年周期」というものがあるらしい、という話を以下の記事でした。元ネタになっているのはゾロアスターの秘法。 この周期からすると、第二次世界大戦後に作られた秩序は2017年でおしまい、ということになる。ただし、日米欧な...
テロ・紛争・戦争・崩壊

朝鮮民族史上、稀代の英雄にして暴君、そして半島に破滅をもたらした男として歴史に記憶されることになる若き独裁者、それが金正恩

金正男氏の暗殺については、現在諸説あって、「米軍暗殺説」とか、「中朝再接近を目論む中国が実は真犯人説」とか、いろいろと出ていますが、次のニュースを見ると、やはり普通に「金正恩が邪魔者を消した」と結論してもよさそうですね。 北朝鮮の金正恩委員...
テロ・紛争・戦争・崩壊

とうとう自分の死刑執行書にサインした金正恩――執行人はむろんトランプ大統領

みなさん、こんにちわ。 2017年2月12日、日本時間の朝8時ちょっと前、北朝鮮が新型弾道ミサイルの発射実験を行いました。トランプ政権後としては初の試みです。 このニュースに関して多くの解説が行われていますが、私的には突っ込み不足に思えて不...
アニメ・マンガ・映画他

これを読まずに共産中国を語るな――『マンガで読む嘘つき中国共産党』

中国にもついにこういう人が出てきたか、と思うと大変感慨深い。『マンガで読む嘘つき中国共産党』を読んで、時代の大きな変化の波を感じました。 著者は中国亡命漫画家の辣椒(ラー・ジャオ:以下カタカナで表記)さん。 共産党によって逮捕され、亡命を余...
科学技術

次世代テレビは韓国の勝利か

先日、家電量販店でLG社製の「55型4K有機ELテレビ」を試聴したが、同型の液晶製品が並んでいる中では異彩を放っていた。 おそらく、これまで市販されたすべての家庭用テレビの中で、史上最高と評してもいいほどの画質だと思われる。 しかも、単に高...
テロ・紛争・戦争・崩壊

米で大型テロ(しかも核テロの可能性も)が迫っている! そして中東での宗教戦争を始めるトランプ!

「最近の『週刊朝日』は小学生に記事を書かせるようになったのか・・」 と、唖然としていたら、“作家”の室井佑月氏の筆によるものだった・・・ということがあって、このごろ同誌に失望を禁じえなかったのですが、なんのなんの、つい先日、貴重な情報が満載...
テロ・紛争・戦争・崩壊

クリミア問題はコソボ独立のケースと違わない! 西側の対ロ姿勢はダブルスタンダードだ!

本当にロシアが悪いのか? 改めてウクライナ・クリミア問題を振り返る さて、前回の「ウクライナ政変の“アブノーマルさ”」に引き続き、今回は第二弾。その直後の、ロシアによるクリミア併合の是非についてである。 周知の通り、2014年の暴力革命以降...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2014年の「ウクライナ革命」のルーツは1640年代のイギリスにあった

本当にロシアが悪いのか? 改めてウクライナ・クリミア問題を振り返る 私は基本的に「ロシア VS 欧米・ユダヤ」間の出来事は「帝国主義間闘争」だと見なしているので、過度にロシア側に肩入れするつもりはない。しかし、仮に本質がそうだとしても、西側...
テロ・紛争・戦争・崩壊

カスピ海の石油資源争奪戦とロスチャイルド&ロックフェラー

1989年12月のマルタ会談の際、アメリカはソ連に対して「これ以上NATOを拡大させない」と約束した。ゴルバチョフはそれを信じて冷戦を終わらせた。 しかし、その後のソ連末期からプーチン・ロシアが誕生するまでの間に、アメリカ・EUは約束なんか...
テロ・紛争・戦争・崩壊

2017年ウクライナ紛争が再燃! それは対イラン戦と関係する!

みなさん、こんにちは。 どうやら風雲急を告げてきたようです。私は昨年、こういう記事を書きました(*傍線太字は今の筆者による)。 イスラエル目線で改めて状況を整理すると、こうなると思う。 イラン打倒を確実にするためには、ロシアの対イラン支援を...
歴史

なぜ韓国は歴史を書き換えたのか――その動機と背景を考える

なぜ韓国人は優越感を滲まながら「戦犯国」などと日本を嘲弄しているのだろうか。いったい彼らの頭の中はどうなっているのか。 答えは「史実をほとんど逆さまに認識しているから」だと思われる。 たとえば、「日帝が韓国を強制併合して収奪と民族抹殺を始め...
オピニオン・提言系

2017年最新グーグルアドセンス審査突破法【Google Adsense】

みなさん、こんにちわ。 いきなりですが、当記事は「アドセンス難民」の方々のためのものです。 いつもの記事とは違い、サイトを自力運営されている方に向けて専用に書き下ろしたものですので、普段の読者の皆さんはどうぞスルーして下さい。 もっとも、こ...
テロ・紛争・戦争・崩壊

なぜアメリカの中東難民受け入れ拒否は“凄まじい身勝手”なのか

トランプ大統領が難民受け入れを一定期間、全面凍結する大統領令に署名したことが波紋を広げている。しかも、米国にとって有害となりうる国の国民に対しては、ビザ発給を90日間停止するという。その入国禁止措置の対象となるのはシリア、イエメン、スーダン...
中国・アジア

【超真相】なぜ田中角栄はロックフェラーに潰されたのか?【異説】

一連のキッシンジャー記事のついでです。 大統領就任演説を見ても分かるように、トランプは国内問題ばかり語っています。彼の頭の中は「国内の見捨てられてきた人たち」に対する同情の念で溢れています。対して、外交政策では、典型的なアメリカ人らしく、善...
中国・アジア

影の政府の内部事情とキッシンジャー・リターンズ、そしてレーガンの再来トランプ Henry Kissinger Returns

軍事タカ派とユダヤ金融と国内優先派の連合体であるトランプ政権は、こと対外政策においては、対ロを除いて極めて強硬です。この点で「ネオコンの再来」なら、対ユーラシア外交ではキッシンジャー本人の再登場という点が、まことに興味深い。 影の政府内部で...
中国・アジア

トランプ政権の対中ロ外交はキッシンジャー戦略の修正再起用だ

さて、トランプ新政権を指して私は勝手に「ネオ・ネオコン政権」とあだ名しました。トランプでもヒラリーでも大きな違いはないというのが私の考えです。 両者の極端な対ロシア姿勢の違いについては、主として「影の政府」内の路線対立が反映されたものであり...